同じ幼馴染
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「春歌はオレとあーそーぶーんーだっ!」
「僕とだよ!」
「なんだとぅ、お前オレより年下のくせにっ!」
「お兄ちゃんこそ年上なんだから僕に譲ってよ!」
「だーめーだぁ~!いいか、こういうのは"ねんこうじょれつ"って言って年上優先なんだぞ!」
「やだやだ!僕も春歌と遊ぶ!」
『なんで喧嘩してるのぉ、皆で遊ぼうよぉ~!』
***
「おい、聖川。お前Aクラスなんだってな?じゃあ春歌のパートナーはこのオレ、神宮寺レンに決まりだな」
「クラスは関係ないだろう。例えAクラスでも俺はお前に劣っているとは思わない。それに春歌もAクラスなんだ、パートナーになるのは俺だ」
廊下に人だかりが出来ていると思って覗いてみれば…
まーたあの2人か
『も~何やってんの、2人とも!』
「やぁ、いいところに来たねレディ。今日こそオレの愛を受け入れる覚悟はできたかな?」
「なっ…貴様、何を言って…!だ、大体アイドルは恋愛禁止だぞ!!」
「オレにはそんなもの関係ないね」
「なんだとっ!?ルールは守るためにあって…」
『あーほらほら、ここで騒がない!中庭行くよ!!』
ぐいっと2人の手を引っ張って、無理やり連れていく
私が手を引っ張っている間も2人は私を間に挟んでぎゃーぎゃーと言い争いを続けていた
『はい、着いた!全く…なんでそう昔っから仲悪いかなー』
「おや自覚がないようだね、いつだって原因は君さ、レディ」
『え、わ、私…?なんで?』
「誰よりお前が大切だからに決まっておろう」
アイドルは恋愛禁止ってさっき自分で言ったのに、真斗まで何言ってるんだ
『じゃあ2人して私を困らせることばっかしないでよ~』
「レディへの愛を囁くのをやめろと?それは無茶な願いだ」
「この溢れだしそうな心のダムを堰き止めるとことは俺にすら不可能だ」
『ち、違う違う!そーじゃなくって喧嘩しないでって言ってるの!!っていうか2人してさらっと甘い台詞吐かないでくれる?反応に困るから…』
「こいつが売ってくる喧嘩だ、俺はそれを買っているだけのこと。日本男児たるもの売られた喧嘩は買わねば男ではないからな」
「つまり春歌はコイツと仲良くしろって言うのかな?ますます無茶言うねぇ…コイツと仲良くするくらいならおチビちゃんの家来になった方がマシさ」
「俺もだ。コイツと仲良くするくらいなら眼鏡を取った四ノ宮とずっと一緒にいる」
『それ凄いね…身の危険度半端ないね』
はぁ、と一つ溜息をついてぎゃーぎゃーとまた繰り返し喧嘩を始める2人をぼーっと眺める
なんでこんな仲悪いかなぁ…
昔っからよくまぁ喧嘩ばっかりして飽きないよなー
ていうか、見た目とか声とか男らしくなって大人になったけど…中身はまるであの頃のままみたい
ふっと、昔3人で遊んでいた頃を思い出す
あの頃もよくおもちゃの取りあいとかで喧嘩したっけ
『くすっ』
「?」
「どうした」
『え?ああ。変わらないってのもいいなーって思って』
「どういう意味だい?」
『ふふっ…さぁ?ところで私、一ノ瀬くんみたいな穏便に過ごせる人が好きだから!じゃ!』
「! イッチ―を…!?」
「な、何…!?」
次の日ー
「2人から挑戦状を貰ったんですが、どうしてくれるんです?」
『あーごめん、ほんとごめん。喧嘩しない人が好きって言えば良かったね』
-----
10万打企画小説 *9位 神宮寺レン
※この小説は、茜さまのみお持ち帰り自由です。
小説完成、遅くなってしまって本当に申し訳ないです><
御曹司組と幼馴染設定でほのぼのということだったのですが、ほのぼのしてない…ですねwすみません。
今度幼馴染設定で書く時は、ほんとほのぼ~のしたもの書けるようリベンジしたいです。
企画参加どうもありがとうございました!!
2013/5/4
「僕とだよ!」
「なんだとぅ、お前オレより年下のくせにっ!」
「お兄ちゃんこそ年上なんだから僕に譲ってよ!」
「だーめーだぁ~!いいか、こういうのは"ねんこうじょれつ"って言って年上優先なんだぞ!」
「やだやだ!僕も春歌と遊ぶ!」
『なんで喧嘩してるのぉ、皆で遊ぼうよぉ~!』
***
「おい、聖川。お前Aクラスなんだってな?じゃあ春歌のパートナーはこのオレ、神宮寺レンに決まりだな」
「クラスは関係ないだろう。例えAクラスでも俺はお前に劣っているとは思わない。それに春歌もAクラスなんだ、パートナーになるのは俺だ」
廊下に人だかりが出来ていると思って覗いてみれば…
まーたあの2人か
『も~何やってんの、2人とも!』
「やぁ、いいところに来たねレディ。今日こそオレの愛を受け入れる覚悟はできたかな?」
「なっ…貴様、何を言って…!だ、大体アイドルは恋愛禁止だぞ!!」
「オレにはそんなもの関係ないね」
「なんだとっ!?ルールは守るためにあって…」
『あーほらほら、ここで騒がない!中庭行くよ!!』
ぐいっと2人の手を引っ張って、無理やり連れていく
私が手を引っ張っている間も2人は私を間に挟んでぎゃーぎゃーと言い争いを続けていた
『はい、着いた!全く…なんでそう昔っから仲悪いかなー』
「おや自覚がないようだね、いつだって原因は君さ、レディ」
『え、わ、私…?なんで?』
「誰よりお前が大切だからに決まっておろう」
アイドルは恋愛禁止ってさっき自分で言ったのに、真斗まで何言ってるんだ
『じゃあ2人して私を困らせることばっかしないでよ~』
「レディへの愛を囁くのをやめろと?それは無茶な願いだ」
「この溢れだしそうな心のダムを堰き止めるとことは俺にすら不可能だ」
『ち、違う違う!そーじゃなくって喧嘩しないでって言ってるの!!っていうか2人してさらっと甘い台詞吐かないでくれる?反応に困るから…』
「こいつが売ってくる喧嘩だ、俺はそれを買っているだけのこと。日本男児たるもの売られた喧嘩は買わねば男ではないからな」
「つまり春歌はコイツと仲良くしろって言うのかな?ますます無茶言うねぇ…コイツと仲良くするくらいならおチビちゃんの家来になった方がマシさ」
「俺もだ。コイツと仲良くするくらいなら眼鏡を取った四ノ宮とずっと一緒にいる」
『それ凄いね…身の危険度半端ないね』
はぁ、と一つ溜息をついてぎゃーぎゃーとまた繰り返し喧嘩を始める2人をぼーっと眺める
なんでこんな仲悪いかなぁ…
昔っからよくまぁ喧嘩ばっかりして飽きないよなー
ていうか、見た目とか声とか男らしくなって大人になったけど…中身はまるであの頃のままみたい
ふっと、昔3人で遊んでいた頃を思い出す
あの頃もよくおもちゃの取りあいとかで喧嘩したっけ
『くすっ』
「?」
「どうした」
『え?ああ。変わらないってのもいいなーって思って』
「どういう意味だい?」
『ふふっ…さぁ?ところで私、一ノ瀬くんみたいな穏便に過ごせる人が好きだから!じゃ!』
「! イッチ―を…!?」
「な、何…!?」
次の日ー
「2人から挑戦状を貰ったんですが、どうしてくれるんです?」
『あーごめん、ほんとごめん。喧嘩しない人が好きって言えば良かったね』
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10万打企画小説 *9位 神宮寺レン
※この小説は、茜さまのみお持ち帰り自由です。
小説完成、遅くなってしまって本当に申し訳ないです><
御曹司組と幼馴染設定でほのぼのということだったのですが、ほのぼのしてない…ですねwすみません。
今度幼馴染設定で書く時は、ほんとほのぼ~のしたもの書けるようリベンジしたいです。
企画参加どうもありがとうございました!!
2013/5/4
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