愛の突き飛ばし
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「わぁ~ほんと可愛いですねぇ」
「ちょっと那っちゃん~この格好恥ずかしいよおお~」
今日は那っちゃんがどうしても!とお願いするからお部屋にお邪魔した
待っていたのは、可愛いウサギやクマ、ヒヨコなどのぬいぐるみの山に私の為にと用意されたフリフリでふわふわのドレス
この人形の山の中に、このフリフリドレスを着た私を真ん中に入れて写真を撮りたかったらしい
「ええっどうしてですかぁ?春歌ちゃんとおおっても可愛いですよ」
「うう…でもぉ…」
「ほんっと可愛いですっああっ可愛い!」
那っちゃんは可愛いを連呼しながら、恥ずかしがる私をバシャバシャと夢中で撮影している
「もう食べちゃいたいくらい可愛いですっ」
「えっ!?」
「あれっ春歌ちゃん顔、赤くなってますよ?大丈夫ですか」
ずいっと那っちゃんの顔が近づく
「だ、大丈夫!大丈夫だから…」
ち、近い…!!
「でもますます真っ赤ですよ」
「! だ、大丈夫だからああああーーーっ!!!!」
どんっ!
あっ…
…また、やっちゃった…
「おい」
きたーーーっ…
「はい、砂っちゃん」
「お前恥ずかしがるたびに那月突き飛ばすのやめろって何度言えばわかるんだ、カス」
「ううう…だって那っちゃん素でああいうこと言うし、近いし…」
「だから慣れろって言ってんだろうが!アイツはああいう奴だって分かってんだろ」
最近、那っちゃんを意識しすぎるあまり頻繁に突き飛ばしてしまう私にとって砂っちゃんはもはや1番の相談者になっていた
「分かってるけど~~…」
「けどじゃねぇ!お前アイツの恋人だろうが!いつまでもチンタラ小学生みたいな付き合い方してんじゃねぇよ!」
「小学生って…」
「今時の小学生の方がお前らよりは進んでるって言ってんだよ!」
「確かにそうかもしれない…」
「納得してんじゃねーよ、タコ!
いいか、お前次突き飛ばしたら俺が慣れるまで指導するからな」
「えっ…えっ、指導って…」
「あ?決まってんだろ、楽しいことだよ」
にやっと砂っちゃんが悪い笑みを浮かべる
「ひぃ!つ、次こそは突き飛ばしたりしないから!!勘弁してください!」
「じゃあ今から那月連れ戻してやるから、お前からアイツにキスしろ。いいな」
「き、キスぅ!?私から!?
む、無理無理無理!!!」
「しろ…」
ギロリッと鋭い目で睨まれる
ああ、神様…
どうしたら同じ人間がこんなに怖くなれるんですか、教えてください
「……はい」
「っつ…う……」
「な、那っちゃん…あの、ごめんね?」
「春歌ちゃん…」
「………」
私と目が合うと、気まずそうに目線を逸らす
うっ…ど、どうしよう…
「そんなに僕が嫌ですか?」
「えっ!?い、嫌なんかじゃないよっ…ご、ごめんね急にまた突き飛ばして…びっくりしちゃって」
「そっちじゃないです。あんなに無理って
連呼しなくてもいいじゃないですか」
「そ、そっち!?聞こえてたの!?」
あの会話聞こえてたの!?
恥ずかしいいいいっ
「あんな大声で言われたら聞こえます」
「ごめん…あの、嫌なんじゃなくて、恥ずかしいっていうか…緊張するっていうか…」
「! なんだ…じゃあ僕と一緒ですね」
「えっ…那っちゃんも緊張してたの…?」
「当然ですよ、だって春歌ちゃんはこんなに可愛いんですから」
那っちゃんが柔らかく微笑んで、私の髪を撫でる
その優しい笑顔に胸がきゅん、とする
「な、ななな…那っちゃん!」
「はい?」
「あのっそのっ…えっと…!」
「ふふっどうしたんですか」
「めめめめめめえ!」
「羊さんですか?」
「ち、違う!目!つ、瞑って!!」
い、言えた…
顔から火が出てるんじゃないかってくらい熱い
「! ……はい」
那っちゃんがそっと瞼を閉じる
い、いくぞ!
そろそろと那っちゃんへと距離を縮めていく
こうして見ると那っちゃんてほんと綺麗な顔…
すごく整っていて…
肌も綺麗
髪の毛も柔らかくて綺麗な色…
うう…心臓痛くなってきた
でも今日こそ頑張る!
脱・小学生交際!
い、いく…ぞ…
那っちゃんとの距離があと数ミリに達したとこで那っちゃんの目がぱちっと開いた
「あの、まだで「やっぱ無理いいいいいい!!!!!!」
どーんっ!!!
その後私は砂っちゃんに1時間ほど説教をくらった
「ちょっと那っちゃん~この格好恥ずかしいよおお~」
今日は那っちゃんがどうしても!とお願いするからお部屋にお邪魔した
待っていたのは、可愛いウサギやクマ、ヒヨコなどのぬいぐるみの山に私の為にと用意されたフリフリでふわふわのドレス
この人形の山の中に、このフリフリドレスを着た私を真ん中に入れて写真を撮りたかったらしい
「ええっどうしてですかぁ?春歌ちゃんとおおっても可愛いですよ」
「うう…でもぉ…」
「ほんっと可愛いですっああっ可愛い!」
那っちゃんは可愛いを連呼しながら、恥ずかしがる私をバシャバシャと夢中で撮影している
「もう食べちゃいたいくらい可愛いですっ」
「えっ!?」
「あれっ春歌ちゃん顔、赤くなってますよ?大丈夫ですか」
ずいっと那っちゃんの顔が近づく
「だ、大丈夫!大丈夫だから…」
ち、近い…!!
「でもますます真っ赤ですよ」
「! だ、大丈夫だからああああーーーっ!!!!」
どんっ!
あっ…
…また、やっちゃった…
「おい」
きたーーーっ…
「はい、砂っちゃん」
「お前恥ずかしがるたびに那月突き飛ばすのやめろって何度言えばわかるんだ、カス」
「ううう…だって那っちゃん素でああいうこと言うし、近いし…」
「だから慣れろって言ってんだろうが!アイツはああいう奴だって分かってんだろ」
最近、那っちゃんを意識しすぎるあまり頻繁に突き飛ばしてしまう私にとって砂っちゃんはもはや1番の相談者になっていた
「分かってるけど~~…」
「けどじゃねぇ!お前アイツの恋人だろうが!いつまでもチンタラ小学生みたいな付き合い方してんじゃねぇよ!」
「小学生って…」
「今時の小学生の方がお前らよりは進んでるって言ってんだよ!」
「確かにそうかもしれない…」
「納得してんじゃねーよ、タコ!
いいか、お前次突き飛ばしたら俺が慣れるまで指導するからな」
「えっ…えっ、指導って…」
「あ?決まってんだろ、楽しいことだよ」
にやっと砂っちゃんが悪い笑みを浮かべる
「ひぃ!つ、次こそは突き飛ばしたりしないから!!勘弁してください!」
「じゃあ今から那月連れ戻してやるから、お前からアイツにキスしろ。いいな」
「き、キスぅ!?私から!?
む、無理無理無理!!!」
「しろ…」
ギロリッと鋭い目で睨まれる
ああ、神様…
どうしたら同じ人間がこんなに怖くなれるんですか、教えてください
「……はい」
「っつ…う……」
「な、那っちゃん…あの、ごめんね?」
「春歌ちゃん…」
「………」
私と目が合うと、気まずそうに目線を逸らす
うっ…ど、どうしよう…
「そんなに僕が嫌ですか?」
「えっ!?い、嫌なんかじゃないよっ…ご、ごめんね急にまた突き飛ばして…びっくりしちゃって」
「そっちじゃないです。あんなに無理って
連呼しなくてもいいじゃないですか」
「そ、そっち!?聞こえてたの!?」
あの会話聞こえてたの!?
恥ずかしいいいいっ
「あんな大声で言われたら聞こえます」
「ごめん…あの、嫌なんじゃなくて、恥ずかしいっていうか…緊張するっていうか…」
「! なんだ…じゃあ僕と一緒ですね」
「えっ…那っちゃんも緊張してたの…?」
「当然ですよ、だって春歌ちゃんはこんなに可愛いんですから」
那っちゃんが柔らかく微笑んで、私の髪を撫でる
その優しい笑顔に胸がきゅん、とする
「な、ななな…那っちゃん!」
「はい?」
「あのっそのっ…えっと…!」
「ふふっどうしたんですか」
「めめめめめめえ!」
「羊さんですか?」
「ち、違う!目!つ、瞑って!!」
い、言えた…
顔から火が出てるんじゃないかってくらい熱い
「! ……はい」
那っちゃんがそっと瞼を閉じる
い、いくぞ!
そろそろと那っちゃんへと距離を縮めていく
こうして見ると那っちゃんてほんと綺麗な顔…
すごく整っていて…
肌も綺麗
髪の毛も柔らかくて綺麗な色…
うう…心臓痛くなってきた
でも今日こそ頑張る!
脱・小学生交際!
い、いく…ぞ…
那っちゃんとの距離があと数ミリに達したとこで那っちゃんの目がぱちっと開いた
「あの、まだで「やっぱ無理いいいいいい!!!!!!」
どーんっ!!!
その後私は砂っちゃんに1時間ほど説教をくらった
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