王子と牛丼
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「今日はお昼何食べよっか~?」
「春歌、ここは?」
「あ、ここは牛丼屋。知らない?」
「初めて見るな…牛丼専門店なのか」
真斗が初めて見る牛丼屋に目をきらきらと輝かせている
「今日はここにしよっか」
「い、いいのか?」
「うん。私も久しぶりに食べたいし、入ろ!」
「いらっしゃいませー」
真斗が券売機に気付かず、すっと座席の方へと向かう
「店員、席はどこに座れば…?」
「空いてるお好きな席どうぞー」
「あっ真斗!ここではこうやって先に券を買ってこれを店員さんに渡すの。何がいい?」
「そ、そうか。すまない。ほぅ…牛丼にもこんなに種類があるのか…迷うな」
「この並っていうのが普通の大きさで一番皆食べるサイズだと思うよ」
「そうか、では俺も並を頂くとしよう」
真斗が券を購入するといそいそと座席に座り、店員に券を渡す
「店員、頼む」
「あ、私つゆだくで!」
「はい、並つゆだくで」
「つゆだく…?」
「あっお店のサービスでね、つゆだくって言えばつゆを多めにねぎだくって言えばねぎを多めに入れてくれるんだよ」
「サービスで…客のニーズのために赤字をも厭わないということか、素晴らしいな」
「う、うーん…そうだね」
「では店員、俺は肉だくで頼む」
「えっ」
「いやっ…ちょ、真斗それは無理だから」
「そうなのか?では…俺も春歌と同じで頼む」
「はい、並つゆだく2つ入りまーす」
「それにしても、随分皆急いで食べて出て行くな…」
「うん、時間があまりない人がぱっと食べてまた仕事に行くってのが多いかもね」
「そうか。店員も客もスピード勝負とは…この店はまるで戦場のようだな」
「う、うん。まぁファーストフードも似たような感じだしね~最近は忙しい人多いからこういうお店のが人気あるかもね」
「そうか」
「お待たせしましたー並つゆだく2つでーす」
「わ~きた!頂きます!」
「頂きます」
「わ~懐かしい味~!真斗はどう?初めて食べた感想は…」
「こ、この味でたったの250円…!!利益はあるのか…!?」
「お店続いてるってことはあるんじゃない?」
「そうか、より多くの客に食べて貰う為に少ない利益でも良いものを提供し続ける…
この牛丼屋の精神、俺も見習わねばならんな」
「牛丼屋の精神…」
「春歌、ありがとう」
「えっ何が?」
「俺はまだまだ知らないことが沢山あるようだ。今日ここに入らなければ、俺は牛丼屋の素晴らしさを知ることなく過ごし続けたであろう」
「いや私はそんな凄いことしてないけど…」
「いや、お前にはいつも感謝している。良ければこれからも俺のまだ知らない世界を教えて欲しい」
「うん!私で良ければ喜んで♪」
「いや、お前でなければダメなんだ」
「えへへっ…うん、ありがとう」
「春歌、ここは?」
「あ、ここは牛丼屋。知らない?」
「初めて見るな…牛丼専門店なのか」
真斗が初めて見る牛丼屋に目をきらきらと輝かせている
「今日はここにしよっか」
「い、いいのか?」
「うん。私も久しぶりに食べたいし、入ろ!」
「いらっしゃいませー」
真斗が券売機に気付かず、すっと座席の方へと向かう
「店員、席はどこに座れば…?」
「空いてるお好きな席どうぞー」
「あっ真斗!ここではこうやって先に券を買ってこれを店員さんに渡すの。何がいい?」
「そ、そうか。すまない。ほぅ…牛丼にもこんなに種類があるのか…迷うな」
「この並っていうのが普通の大きさで一番皆食べるサイズだと思うよ」
「そうか、では俺も並を頂くとしよう」
真斗が券を購入するといそいそと座席に座り、店員に券を渡す
「店員、頼む」
「あ、私つゆだくで!」
「はい、並つゆだくで」
「つゆだく…?」
「あっお店のサービスでね、つゆだくって言えばつゆを多めにねぎだくって言えばねぎを多めに入れてくれるんだよ」
「サービスで…客のニーズのために赤字をも厭わないということか、素晴らしいな」
「う、うーん…そうだね」
「では店員、俺は肉だくで頼む」
「えっ」
「いやっ…ちょ、真斗それは無理だから」
「そうなのか?では…俺も春歌と同じで頼む」
「はい、並つゆだく2つ入りまーす」
「それにしても、随分皆急いで食べて出て行くな…」
「うん、時間があまりない人がぱっと食べてまた仕事に行くってのが多いかもね」
「そうか。店員も客もスピード勝負とは…この店はまるで戦場のようだな」
「う、うん。まぁファーストフードも似たような感じだしね~最近は忙しい人多いからこういうお店のが人気あるかもね」
「そうか」
「お待たせしましたー並つゆだく2つでーす」
「わ~きた!頂きます!」
「頂きます」
「わ~懐かしい味~!真斗はどう?初めて食べた感想は…」
「こ、この味でたったの250円…!!利益はあるのか…!?」
「お店続いてるってことはあるんじゃない?」
「そうか、より多くの客に食べて貰う為に少ない利益でも良いものを提供し続ける…
この牛丼屋の精神、俺も見習わねばならんな」
「牛丼屋の精神…」
「春歌、ありがとう」
「えっ何が?」
「俺はまだまだ知らないことが沢山あるようだ。今日ここに入らなければ、俺は牛丼屋の素晴らしさを知ることなく過ごし続けたであろう」
「いや私はそんな凄いことしてないけど…」
「いや、お前にはいつも感謝している。良ければこれからも俺のまだ知らない世界を教えて欲しい」
「うん!私で良ければ喜んで♪」
「いや、お前でなければダメなんだ」
「えへへっ…うん、ありがとう」
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