game review
ゼノブレイド3感想 ※DLC含む
2023/05/16 00:00※かなり批判的な意見を含みます
ご了承いただける方のみお読みください
あくまで個人の感想です
感想書こうかどうか迷ってたんですが、去年の3本編から一年近くモヤモヤと考えてることが多いので少しまとめることにしました
あくまで個人の感想と考察ですのでその点をご了承の上読んでください
一部批判的なことも書きますので読みたくない方はパックしてください
◯3本編について
途中までは本当に寝る間を惜しんで楽しんでたんですが、肝心の謎や伏線をほとんど説明せずに終わってしまったのが私はとても残念でした
個人的な話ですがRPGが好きなのは推理小説を好んで読んでるのと似たような理由なので、謎が解決しないのは本当にすっきりしないのです…
推理小説で例えるなら「犯人はわかったけどトリックと動機が曖昧なまま終わった」みたいな印象でした
XB3が単発作品ならまあこういう作風もあるよね、と思えますが、過去作を巻き込んでるので余計にガッカリしてしまいました
過去作が本当に好きなので、あのEDから何年経ってるのか、過去作のキャラ達はどうなってるのか、その点は最低限でいいから本編で知りたかったです
◯新たなる未来について
前日譚のDLCとしてはとても充実した内容だったと思います
戦闘も探索も楽しかった
ストーリーには本編の謎が明かされることを期待してたのですが、わかったこともあり結局わからないままのことも多々あり…
「新たなる未来」としてのストーリーは纏まってて好きです
キャラもとても良かったです
マシューが非常に良い主人公でした
あとニコルが可愛すぎた(親目線)
過去作要素は「ファンサービス」だなと思いました
個人的にはそれ以上の感慨は持てなかったです
ただ過去作の公式男女カップル達の子孫が出てくるのは素直に嬉しかったです
◯以下超個人的な考察
「想像するしかない」ことが多い作品なので、正解だと思ってるわけではありません
すべて妄想だと思って読んでください
・アイオニオンについて
1番の謎
作中では「双世界の対消滅が不可避だったので消滅しても再生させるためのシステム『オリジン』を作った→衝突寸前あるいは融合途中でXYZが誕生し時間が止まった→『永遠の今』の世界アイオニオンが誕生した」程度の説明しかなかったと思います
ただアイオニオン=「双世界が融合途中のそのままの姿」とは思えない
イーラのダナ砂漠があるのはおかしいし、それぞれの世界のフィールドが混ざった形であちこちに点在しているのもおかしい
融合途中で止まってるなら端っこだけがくっついてるはずです
個人的にはアイオニオンはXYZがオリジンに入ってるデータから作った別世界だと思っています
仮想世界とまでは言わないけどそれに近いかもしれない
そしてケヴェス/アグヌスの兵士として再生されたのは10代の若者達だけだったのかもしれません
その方が面白いものなぁ、しか根拠ないけど
他の過去キャラがいないのはそういう理由にしておきたい
(オリジンに収納されたまま)
でないと辛すぎます…
本編のフィールドにオリジンの欠片が落ちてるので「やっぱり衝突途中そのままの世界かな」とも思ってたんですが、DLCでオリジンが空から墜落したのが明らかになったので結構信憑性あるのでは、と勝手に思っています
・リベレイターについて
何故そのままの姿でアイオニオンにいるのか?
リンカのヒトノワコンプで「オリジンと同化しなかった例外」と出てきたけど、いまいちよくわかりません
他の方の考察で「ウーシアが関係しているのでは?」とありました
確かにそうかもしれない
XYZにオリジンを掌握されてる中、オリジンの基礎になってるからかウーシアは唯一Zに対抗できていたので
EDのエイの「ルール違反だぞ」という台詞からも何となくそんな気がします
リベレイターはXYZの作った理の外なので長命なんでしょうか
でも兵士たちと同じようにブレイド出せるのは不思議
・3本編のEDについて
本編のEDは「(おそらく)OP時点の時間軸で世界が再生され、聞こえないはずの笛の音が聞こえて終わり」でした
この時点では世界は分かれたまま再生したのか?笛の音は再会を匂わせてるだけか?と思いましたが、DLCのEDで融合した状態で再生してるのがわかりましたね
やり方は正直どうなんだ…と思いましたが結末としては良かったです
ノアやミオ達もおそらく再会できるし、シティーの人々も新しい世界の未来に生まれてくるでしょう
だからシティーが希望とか未来とか散々本編で言ってたんだろうし、EDのゴンドウの台詞があったんだと思います
ただ本編の時点でこうなるのが分かってたら良かった
正直ここは匂わせで終わってほしくなかったです
「命」がテーマだったのにシティーの人々の「命」の行方が曖昧だったのが私は非常に引っかかったので
新たなる未来をクリアした今は「オリジンの設計では元々2つに分かれた状態で再生するはずだった世界が、アイオニオンでの1000年以上の人々の営み(シティー含む)のおかげで1つの星=元の地球に戻れた」んじゃないかなと思います
これを本編で見たかった…
・ゆりかごについて
アイオニオンはオリジンに入ってるデータが元になってる世界のはずなので、元となる双世界に存在しない技術は使えないはず…だと思います
インタリンクなど「融合」に関する独自の技術は生まれてますが
では融合に関係ない「ゆりかご」はどこから来たのか?
すごく個人的な妄想になりますがアルスト産なんじゃないかと私は思います
2のED後、ブレイドと人間の子どもはもしかしたらゆりかごで作られていたのでは?
それをXYZに悪用されたとか…
「瞳」はどこから来てるのか全くわかりません
◯余談
・ゼノブレイドシリーズを遊ぶまでは私はSFに全く興味がありませんでした
SF小説を読んだりするきっかけを与えてくれたのは本当に良かったと思います
あとずっと興味があったゼノギアスをプレイできたのも良かった
ポストアポカリプスもの本当に面白い
・ゼノブレの設定やストーリーがお好きな方には本当にハーヴェステラをオススメしたいです
農作業ゲー興味ないな〜と思ってた私でもストーリーの面白さにすっかりハマったので
全てがネタバレになってしまうので何も書けないのが残念ですが、ゼノブレよりもっと踏み込んだところまで行きます
「世界の真実を知った後」が長いです
めちゃくちゃ壮大な風呂敷を綺麗に畳んでくれるストーリーは圧巻です
生活シミュレーション要素があるのでどうしても人を選びますが…
農作業を頑張らなくても最悪野菜ジュースと各種オーブがあればクリアできます
ご了承いただける方のみお読みください
あくまで個人の感想です
感想書こうかどうか迷ってたんですが、去年の3本編から一年近くモヤモヤと考えてることが多いので少しまとめることにしました
あくまで個人の感想と考察ですのでその点をご了承の上読んでください
一部批判的なことも書きますので読みたくない方はパックしてください
◯3本編について
途中までは本当に寝る間を惜しんで楽しんでたんですが、肝心の謎や伏線をほとんど説明せずに終わってしまったのが私はとても残念でした
個人的な話ですがRPGが好きなのは推理小説を好んで読んでるのと似たような理由なので、謎が解決しないのは本当にすっきりしないのです…
推理小説で例えるなら「犯人はわかったけどトリックと動機が曖昧なまま終わった」みたいな印象でした
XB3が単発作品ならまあこういう作風もあるよね、と思えますが、過去作を巻き込んでるので余計にガッカリしてしまいました
過去作が本当に好きなので、あのEDから何年経ってるのか、過去作のキャラ達はどうなってるのか、その点は最低限でいいから本編で知りたかったです
◯新たなる未来について
前日譚のDLCとしてはとても充実した内容だったと思います
戦闘も探索も楽しかった
ストーリーには本編の謎が明かされることを期待してたのですが、わかったこともあり結局わからないままのことも多々あり…
「新たなる未来」としてのストーリーは纏まってて好きです
キャラもとても良かったです
マシューが非常に良い主人公でした
あとニコルが可愛すぎた(親目線)
過去作要素は「ファンサービス」だなと思いました
個人的にはそれ以上の感慨は持てなかったです
ただ過去作の公式男女カップル達の子孫が出てくるのは素直に嬉しかったです
◯以下超個人的な考察
「想像するしかない」ことが多い作品なので、正解だと思ってるわけではありません
すべて妄想だと思って読んでください
・アイオニオンについて
1番の謎
作中では「双世界の対消滅が不可避だったので消滅しても再生させるためのシステム『オリジン』を作った→衝突寸前あるいは融合途中でXYZが誕生し時間が止まった→『永遠の今』の世界アイオニオンが誕生した」程度の説明しかなかったと思います
ただアイオニオン=「双世界が融合途中のそのままの姿」とは思えない
イーラのダナ砂漠があるのはおかしいし、それぞれの世界のフィールドが混ざった形であちこちに点在しているのもおかしい
融合途中で止まってるなら端っこだけがくっついてるはずです
個人的にはアイオニオンはXYZがオリジンに入ってるデータから作った別世界だと思っています
仮想世界とまでは言わないけどそれに近いかもしれない
そしてケヴェス/アグヌスの兵士として再生されたのは10代の若者達だけだったのかもしれません
その方が面白いものなぁ、しか根拠ないけど
他の過去キャラがいないのはそういう理由にしておきたい
(オリジンに収納されたまま)
でないと辛すぎます…
本編のフィールドにオリジンの欠片が落ちてるので「やっぱり衝突途中そのままの世界かな」とも思ってたんですが、DLCでオリジンが空から墜落したのが明らかになったので結構信憑性あるのでは、と勝手に思っています
・リベレイターについて
何故そのままの姿でアイオニオンにいるのか?
リンカのヒトノワコンプで「オリジンと同化しなかった例外」と出てきたけど、いまいちよくわかりません
他の方の考察で「ウーシアが関係しているのでは?」とありました
確かにそうかもしれない
XYZにオリジンを掌握されてる中、オリジンの基礎になってるからかウーシアは唯一Zに対抗できていたので
EDのエイの「ルール違反だぞ」という台詞からも何となくそんな気がします
リベレイターはXYZの作った理の外なので長命なんでしょうか
でも兵士たちと同じようにブレイド出せるのは不思議
・3本編のEDについて
本編のEDは「(おそらく)OP時点の時間軸で世界が再生され、聞こえないはずの笛の音が聞こえて終わり」でした
この時点では世界は分かれたまま再生したのか?笛の音は再会を匂わせてるだけか?と思いましたが、DLCのEDで融合した状態で再生してるのがわかりましたね
やり方は正直どうなんだ…と思いましたが結末としては良かったです
ノアやミオ達もおそらく再会できるし、シティーの人々も新しい世界の未来に生まれてくるでしょう
だからシティーが希望とか未来とか散々本編で言ってたんだろうし、EDのゴンドウの台詞があったんだと思います
ただ本編の時点でこうなるのが分かってたら良かった
正直ここは匂わせで終わってほしくなかったです
「命」がテーマだったのにシティーの人々の「命」の行方が曖昧だったのが私は非常に引っかかったので
新たなる未来をクリアした今は「オリジンの設計では元々2つに分かれた状態で再生するはずだった世界が、アイオニオンでの1000年以上の人々の営み(シティー含む)のおかげで1つの星=元の地球に戻れた」んじゃないかなと思います
これを本編で見たかった…
・ゆりかごについて
アイオニオンはオリジンに入ってるデータが元になってる世界のはずなので、元となる双世界に存在しない技術は使えないはず…だと思います
インタリンクなど「融合」に関する独自の技術は生まれてますが
では融合に関係ない「ゆりかご」はどこから来たのか?
すごく個人的な妄想になりますがアルスト産なんじゃないかと私は思います
2のED後、ブレイドと人間の子どもはもしかしたらゆりかごで作られていたのでは?
それをXYZに悪用されたとか…
「瞳」はどこから来てるのか全くわかりません
◯余談
・ゼノブレイドシリーズを遊ぶまでは私はSFに全く興味がありませんでした
SF小説を読んだりするきっかけを与えてくれたのは本当に良かったと思います
あとずっと興味があったゼノギアスをプレイできたのも良かった
ポストアポカリプスもの本当に面白い
・ゼノブレの設定やストーリーがお好きな方には本当にハーヴェステラをオススメしたいです
農作業ゲー興味ないな〜と思ってた私でもストーリーの面白さにすっかりハマったので
全てがネタバレになってしまうので何も書けないのが残念ですが、ゼノブレよりもっと踏み込んだところまで行きます
「世界の真実を知った後」が長いです
めちゃくちゃ壮大な風呂敷を綺麗に畳んでくれるストーリーは圧巻です
生活シミュレーション要素があるのでどうしても人を選びますが…
農作業を頑張らなくても最悪野菜ジュースと各種オーブがあればクリアできます