進捗とか

02ボツ案

2021/01/25 23:31
メモに書き溜めていていたボツ案、ほぼ台詞のみ。
主人公の経歴をがっつり犯罪者にするか、しないかで悩んでいた直のもの。
本編が数少ないし味気ないので、日記にぐらい遊び心を入れたって怒られやしないだろう。
ということで、メモの整理がてら、不要となったメモが出てきたらたまに載せます。
あくまでボツメモなので、本編と関係があるような、ないような、そんなやつ。
暇つぶしにもなりやしない。



「それはどうだろうな」
ズボンに付着した土埃を手で軽く払いながら、リヴァイは話を続ける。
「この区には駐屯兵がうようよいるからな。一度でも騒ぎを起こせば厄介なことになるのは、誰にだって分かるはずだ。なにより、この区には民間人が密集している。目撃者が常に付きまとうところに」
「なるほど。では、ここは一つ、お前の意見を聞かせてもらおうか」
「下手な三文芝居を打つのはやめろ。そういうのは、豚野郎相手で十分だ」
リヴァイは続ける。
「見た感じ、さっきの奴は俺の時と違い丸腰だった。下手に動いて通報されりゃ、駐屯兵に立体起動装置で追いかけられて即、ブタ箱行きだ」
「つまり、巣は別の場所にある。陽はまだ高い。暗くなるまえにそこへ戻れば、何ら問題はねぇからな」
「なるほど」

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