『醜い肉塊は不細工な顔を歪めて泣く』
完成時期:2019年3月
「デブ!(笑)」
「ブス!(笑)」
「デブス!(笑)」
圧倒的多数の民意によって潰された自尊心に、回復の見込みはもう、無い。
どうせ、貴方にも私がこのように見えているのだと、私は知っている。
何故ならば、私=肥満体の不細工=醜い、という評価は、幼い頃から現代まで続く『民意』だからだ。
(幼い頃から軽率で軽薄な悪意により植え付けられ続けた「私は醜い」という意識は幼さの欠片も無い老体と化した今でも尚変わらずに私を蝕み続けている。
何故ならば、私は長年向けられ続ける罵倒の言葉への反発を諦める過程で「私は醜い、という『民意を肯定する』事を選んだ」結果、自分自身の容姿を自ら肯定的に見る事が出来なくなってしまったのだから。
しかし、私はそうして自分を醜いと認識しながらも化粧や整形による美化には何故か全く手が出せないという謎の感覚を持っている為、結果的に死ぬまでこの苦しみを抱えなければならない運命を――否、宿命を背負ってもいるのである。
そして、だからこそ私には「この図を観る貴方(貴女)がもしも嘗て私を壊した人間達の様に『他者の人格を際限無く壊したい』と思っているのなら、その時は『他者が生まれ持った性質を徹底して貶す』と極めて効果的な事だろう」という最凶の手段を此処に述べる事が出来てしまうのだ。
……勿論、貴方(貴女)がその様な事を本気で望んで本当に実践する様な最低最悪の人間であるならば、私が貴方(貴方)に最大級の軽蔑を向ける事は確定事項となる訳だが。)
「デブ!(笑)」
「ブス!(笑)」
「デブス!(笑)」
圧倒的多数の民意によって潰された自尊心に、回復の見込みはもう、無い。
どうせ、貴方にも私がこのように見えているのだと、私は知っている。
何故ならば、私=肥満体の不細工=醜い、という評価は、幼い頃から現代まで続く『民意』だからだ。
(幼い頃から軽率で軽薄な悪意により植え付けられ続けた「私は醜い」という意識は幼さの欠片も無い老体と化した今でも尚変わらずに私を蝕み続けている。
何故ならば、私は長年向けられ続ける罵倒の言葉への反発を諦める過程で「私は醜い、という『民意を肯定する』事を選んだ」結果、自分自身の容姿を自ら肯定的に見る事が出来なくなってしまったのだから。
しかし、私はそうして自分を醜いと認識しながらも化粧や整形による美化には何故か全く手が出せないという謎の感覚を持っている為、結果的に死ぬまでこの苦しみを抱えなければならない運命を――否、宿命を背負ってもいるのである。
そして、だからこそ私には「この図を観る貴方(貴女)がもしも嘗て私を壊した人間達の様に『他者の人格を際限無く壊したい』と思っているのなら、その時は『他者が生まれ持った性質を徹底して貶す』と極めて効果的な事だろう」という最凶の手段を此処に述べる事が出来てしまうのだ。
……勿論、貴方(貴女)がその様な事を本気で望んで本当に実践する様な最低最悪の人間であるならば、私が貴方(貴方)に最大級の軽蔑を向ける事は確定事項となる訳だが。)