謎会話ログ≪1≫

【使える物は何でも使う主義】(※【KitS 3】後日談ネタ11)

※藤咲 満のヤンデレ化に注意※
※【それは彼女には分からない、彼だけが感じる価値の話】の続きから始まっています※


未彩「……そういえば、少し気になる事があるんですが……」
満「何かな?僕に分かる事なら何でも答えるよ!」
未彩「えーと……俺の誕生日が7月10日である事なんて、どうやって知ったんですか?俺から教えた事や既に教え合っていたという事実は無い筈ですよね?」
満「あぁ、それはねー……僕の社会的立場なら意外と簡単だって事かな!(※無駄に良い笑顔)」
未彩「……あの、それは……職権乱用、というヤツでは……?(※少し苦い顔)」
満「否定はしないでおくよww」
未彩「ハァ……(※呆れた様に見える大きめの溜息)」
満「……未彩ちゃん、僕に自分の事を知られるのは……嫌?(※表面的には寂しそうに見えるが目の奥が鋭い表情)」
未彩「えっ?いえ、そういう訳では……!」
満「じゃあ、そんなに大きな溜息を吐かなくても良いよね?呆れたって思う意味や理由、必要なんて無いよね?だって、嫌じゃないんだもんね?」
未彩「えっと、その……あれはそういう意味では無く……!」
満「それならどういう」
未彩「先程の溜息は『対象者が他の生徒であればバレた際の面倒事は避けられないだろう』という事を危惧した事によるものです!俺以外であれば他教員や上層部へのクレーム必至だという意味であって、その……俺であれば、貴方がする分には問題ありませんッ!!(※割と必死)」
満「……あぁ、成程……フフ、それなら良いや。変に責めちゃってゴメンね?(※嬉しそう)」
未彩「いえ、大丈夫です……藤咲先生はそれだけ俺の事を気にしてくれている、と思って良いんですよね?」
満「勿論だよ!だから、これからも色々教えてね?」
未彩「(大体の事は俺が自ら進んで伝える前に先手を打って調べられている様な気もするんだが……)まぁ、それは構いませんよ、何かあればお気軽にどうぞ。」
満「うん、ありがとう!(……コレって実質『本人公認』って事だよね?まぁ、何処までどうやって調べているかは知らないんだろうけど……だとしても、調べられても良いって言質は取れたようなものだよね!?)」
未彩「(……気の所為かもしれないが、何かが噛み合っていない様な違和感があるような……しっかりと「質問をどうぞ」と明確な単語を使って詳細に言うべきだったか……?一応、藤咲先生に調べられて困る様な事など俺には無い、という話もあるにはあるが……まぁ、それで喜んでもらえるなら安いものではあるし、好意的な意味であればこうして気に掛けられるのも嫌ではないから……な。)」


登場人物:
清上院 未彩 (満が自分に異様な程の関心を寄せてくる事はなんやかんやで喜んでいるという割れ鍋に綴じ蓋で残念な奴)
藤咲 満 (完全にヤンデレ&ストーカーなのだが未彩も大概なヤンヘラで拒否してこない為に事なきを得ているヤバい奴)
50/100ページ