謎会話ログ≪1≫
【それは彼女には分からない、彼だけが感じる価値の話】(※【KitS 3】後日談ネタ10)
※藤咲 満のヤンデレ化に注意※
※【それは金銭の掛からない、しかし金銭よりも特別に貴重で互いに何処までも貪欲に欲しくなるモノ】の続きから始まっています※
満「それじゃあ、10日の夜は早めにメールを入れるから待っててね!!」
未彩「ハイ、ありがとうございます。……ところで、あの……」
満「ん?何かな?」
未彩「……藤咲先生は、いつが誕生日なんですか?」
満「えっ、僕の誕生日?」
未彩「はい、その……金銭的ではないとはいえ貰い物をする訳ですから、えっと……そちらの誕生日には俺の側から何か、お返しとでも言える様なものが贈れたら、と思いまして……。」
満「……(あーもう、本当に真面目だなぁっ!!だからこそ僕と君は気が合うと思えるし、僕は君が大好きなんだけどさ!!それに……そんな君ならこの『事実』に困ってくれるって想像できるから……フフ、それじゃあ教えてあげようかな……)僕の誕生日は、7月4日だよ。」
未彩「え?……あの、藤咲先生……?今……7月4日、って言いました、か?」
満「うん、言ったよ?(※笑顔)」
未彩「な……何故もっと早く言わなかったんですか!?今日は既に7月6日ですよ!?少し前に過ぎたばかりじゃないですか!!」
満「え、だって、僕の誕生日なんて別にどうでもいい事だったし……(まぁ、どうでも良いだけじゃなくて『念の為に言わなかった』って部分も十分あるんだけど……それは、君には内緒!)」
未彩「どうでもいいって、そんな……あのですね、普通であれば他人である俺なんかの誕生日を気にする前にご自身の誕生日を気にするべきである筈ですし、どうせならもっと早くに言ってくれませんかね!?これじゃあ、此方から貴方へ平等のお礼をするタイミングが……」
満「(あぁ、気にしてくれている……自分が僕に与えられるばっかりになってるって、自分も僕に何かしたいのにって、凄く気にしてくれてるよ!!やっぱりこの話は今日にして良かった!!……でも、1つだけ訂正しなきゃ……)あはは、なんだかゴメンね?だけど、僕にとっては自分の誕生日よりも『唯一無二の大切なパートナーである』未彩ちゃんの誕生日の方が大事だったから……僕には自分や他人なんかより君の方がずっと大事で優先度が高いって証拠だから、許してくれないかなぁ?……ね?(※少し甘える様な笑顔)」
未彩「(……今、自然でさりげない流れを装って『藤咲先生から見た俺は他人ではない』と訂正を入れる様な表現をされたような気が……いや、それはともかく……)まぁ、その……俺なんかを大切に思って頂けるのは……藤咲先生が良いと思うなら俺がどうこう言う事でもないとは思うので異論は唱えずにおきます。」
満「(フフ、こういう『一見逆らいたがっている様に振る舞っているけど実は全然そんな事は無い』ってところも僕の側から攻め入り易くて助かるから悪くないんだよねー。……まぁ、仮に異論を唱えられたとしてもしっかりと説き伏せるだけだから、問題なんか端から何も無いどね?)」
未彩「……ただ、1年先までお返しに適切なタイミングが無いのは、正直……(この前のモバイルバッテリーの件にすら相応の価値を少しも返せていないというのに、またも)俺だけが貴方から色々と受け取るのは、少々気が進まないのですが……(※もどかしそうな困り顔)」
満「(もう……表面上は気が進まなくても本心では僕からの関心やその証明を欲しがってるって事、僕は分かってるんだから安心してくれて良いのになぁ……まぁ、そうやってずっと僕の事ばかり考えてくれるなら、それもそれでとても嬉しいから僕は幸せだし良いんだけどね。でも、あんまりプレッシャーを掛けすぎて『当日の話は無しで良いです』なんて言われるのは嫌だし、赦せないし……そろそろ、ある程度の逃げ道……の様に見えなくもない別の道に導いてあげるべきかな。)……あ!そういえば、今年の7月10日って日曜日だよね?」
未彩「……へ?え、あー……確かそうだと思いますが……?」
満「未彩ちゃん、10日の昼間って何か予定はあるの?」
未彩「え?いえ、特には何も……」
満「そっか!じゃあ……未彩ちゃんのその時間、僕にくれるかな?」
未彩「……はい?」
満「10日の昼間は僕の話し相手になって、って事だよ。実はその日って僕も完全オフだから、割と余裕があって暇だったりするんだよね。(まぁ、念の為に確実に休みにできる様に調整しておいた、って話もあるけど、それは秘密で。)……だから、未彩ちゃんが話し相手になってくれたらとっても嬉しいんだけどなぁ、って……どう?」
未彩「えっと……ただでさえ夜には俺に時間を使う事になっているというのにそれは……貴方にとって意味のある事、なんですか……?(※純粋に疑問という顔)」
満「勿論!だって、昼は僕が貰う側だからね。……ねぇ、不平等なのは、嫌なんでしょ?だったら、君も僕の為に君の時間を頂戴?日付の所為でピンと来ないかもしれないけど、君から僕への誕生日プレゼントだと思ってさ(※笑顔)」
未彩「……(絶妙に腑に落ちない部分も多々あるがこれでも譲歩されているのだろうし、下手に拒否してこれ以上複雑な事になるのも……仕方ない、)分かりました。昼間は俺が貴方の話し相手になります。」
満「ありがとう!じゃあ、夜は僕が君の話し相手になるからね!(嗚呼……昼も夜も未彩ちゃんを長時間独占していられるなんて、最高の結果だよ!!)」
未彩「(ハァ……気を遣わせて申し訳ないとだけ思うべきだというのに、求められて嬉しいとも思ってしまう自分が何とも情けない……。)」
登場人物:
藤咲 満 (罪悪感は行方不明になった様です。……ていうか、コイツは元から無いな)
清上院 未彩 (喜悦と罪悪感の狭間で揺れ続ける、そんな今日この頃)
※藤咲 満のヤンデレ化に注意※
※【それは金銭の掛からない、しかし金銭よりも特別に貴重で互いに何処までも貪欲に欲しくなるモノ】の続きから始まっています※
満「それじゃあ、10日の夜は早めにメールを入れるから待っててね!!」
未彩「ハイ、ありがとうございます。……ところで、あの……」
満「ん?何かな?」
未彩「……藤咲先生は、いつが誕生日なんですか?」
満「えっ、僕の誕生日?」
未彩「はい、その……金銭的ではないとはいえ貰い物をする訳ですから、えっと……そちらの誕生日には俺の側から何か、お返しとでも言える様なものが贈れたら、と思いまして……。」
満「……(あーもう、本当に真面目だなぁっ!!だからこそ僕と君は気が合うと思えるし、僕は君が大好きなんだけどさ!!それに……そんな君ならこの『事実』に困ってくれるって想像できるから……フフ、それじゃあ教えてあげようかな……)僕の誕生日は、7月4日だよ。」
未彩「え?……あの、藤咲先生……?今……7月4日、って言いました、か?」
満「うん、言ったよ?(※笑顔)」
未彩「な……何故もっと早く言わなかったんですか!?今日は既に7月6日ですよ!?少し前に過ぎたばかりじゃないですか!!」
満「え、だって、僕の誕生日なんて別にどうでもいい事だったし……(まぁ、どうでも良いだけじゃなくて『念の為に言わなかった』って部分も十分あるんだけど……それは、君には内緒!)」
未彩「どうでもいいって、そんな……あのですね、普通であれば他人である俺なんかの誕生日を気にする前にご自身の誕生日を気にするべきである筈ですし、どうせならもっと早くに言ってくれませんかね!?これじゃあ、此方から貴方へ平等のお礼をするタイミングが……」
満「(あぁ、気にしてくれている……自分が僕に与えられるばっかりになってるって、自分も僕に何かしたいのにって、凄く気にしてくれてるよ!!やっぱりこの話は今日にして良かった!!……でも、1つだけ訂正しなきゃ……)あはは、なんだかゴメンね?だけど、僕にとっては自分の誕生日よりも『唯一無二の大切なパートナーである』未彩ちゃんの誕生日の方が大事だったから……僕には自分や他人なんかより君の方がずっと大事で優先度が高いって証拠だから、許してくれないかなぁ?……ね?(※少し甘える様な笑顔)」
未彩「(……今、自然でさりげない流れを装って『藤咲先生から見た俺は他人ではない』と訂正を入れる様な表現をされたような気が……いや、それはともかく……)まぁ、その……俺なんかを大切に思って頂けるのは……藤咲先生が良いと思うなら俺がどうこう言う事でもないとは思うので異論は唱えずにおきます。」
満「(フフ、こういう『一見逆らいたがっている様に振る舞っているけど実は全然そんな事は無い』ってところも僕の側から攻め入り易くて助かるから悪くないんだよねー。……まぁ、仮に異論を唱えられたとしてもしっかりと説き伏せるだけだから、問題なんか端から何も無いどね?)」
未彩「……ただ、1年先までお返しに適切なタイミングが無いのは、正直……(この前のモバイルバッテリーの件にすら相応の価値を少しも返せていないというのに、またも)俺だけが貴方から色々と受け取るのは、少々気が進まないのですが……(※もどかしそうな困り顔)」
満「(もう……表面上は気が進まなくても本心では僕からの関心やその証明を欲しがってるって事、僕は分かってるんだから安心してくれて良いのになぁ……まぁ、そうやってずっと僕の事ばかり考えてくれるなら、それもそれでとても嬉しいから僕は幸せだし良いんだけどね。でも、あんまりプレッシャーを掛けすぎて『当日の話は無しで良いです』なんて言われるのは嫌だし、赦せないし……そろそろ、ある程度の逃げ道……の様に見えなくもない別の道に導いてあげるべきかな。)……あ!そういえば、今年の7月10日って日曜日だよね?」
未彩「……へ?え、あー……確かそうだと思いますが……?」
満「未彩ちゃん、10日の昼間って何か予定はあるの?」
未彩「え?いえ、特には何も……」
満「そっか!じゃあ……未彩ちゃんのその時間、僕にくれるかな?」
未彩「……はい?」
満「10日の昼間は僕の話し相手になって、って事だよ。実はその日って僕も完全オフだから、割と余裕があって暇だったりするんだよね。(まぁ、念の為に確実に休みにできる様に調整しておいた、って話もあるけど、それは秘密で。)……だから、未彩ちゃんが話し相手になってくれたらとっても嬉しいんだけどなぁ、って……どう?」
未彩「えっと……ただでさえ夜には俺に時間を使う事になっているというのにそれは……貴方にとって意味のある事、なんですか……?(※純粋に疑問という顔)」
満「勿論!だって、昼は僕が貰う側だからね。……ねぇ、不平等なのは、嫌なんでしょ?だったら、君も僕の為に君の時間を頂戴?日付の所為でピンと来ないかもしれないけど、君から僕への誕生日プレゼントだと思ってさ(※笑顔)」
未彩「……(絶妙に腑に落ちない部分も多々あるがこれでも譲歩されているのだろうし、下手に拒否してこれ以上複雑な事になるのも……仕方ない、)分かりました。昼間は俺が貴方の話し相手になります。」
満「ありがとう!じゃあ、夜は僕が君の話し相手になるからね!(嗚呼……昼も夜も未彩ちゃんを長時間独占していられるなんて、最高の結果だよ!!)」
未彩「(ハァ……気を遣わせて申し訳ないとだけ思うべきだというのに、求められて嬉しいとも思ってしまう自分が何とも情けない……。)」
登場人物:
藤咲 満 (罪悪感は行方不明になった様です。……ていうか、コイツは元から無いな)
清上院 未彩 (喜悦と罪悪感の狭間で揺れ続ける、そんな今日この頃)