謎会話ログ≪1≫

【尚、身長的にはそんなに子供らしくない2人なのでそこを考慮すると別にそうでは無いかもしれないというオチはある】


Crown「うーん……藤咲先生、ちょっと質問しても良いですか?」
満「ん?どうしたの?」
Crown「あの、さっきの休み時間に廊下を歩いていた時、そこに居た女子生徒達から『Crown先生と藤咲先生ってゴウホウショタノバラで作った百合の造花ですよね!!』って言われたんですけど……」
満「……え?」
Crown「百合の造花は普通に作り物の百合の花の事だと思うんですけど、ゴウホウショタノバラっていうのが何なのか分からなくて……藤咲先生は知ってますか?」
満「……Crownくん、その話……どう返答したの?」
Crown「えっ?僕には言葉の意味がよく分からなかったんで『それってどういう意味かな?』って訊いたんですけど、教えてもらえなかったので『それじゃあ分からないなぁ』と答えるに留めましたけど……?」
満「そう……それならまぁ、良かったけど……。」
Crown「……あの、もしかして僕、日本人にしか分からない悪口や差別用語を言われたとかそういう……」
満「いや、悪口や差別用語ではない、けど……」
Crown「じゃあ、どういう意味なんですか!?」
満「あー……えっと、その……『合法ショタの薔薇で作った百合の造花』って言うのは『合法ショタ』って言葉と『薔薇で作った百合の造花』って言葉の合わせ技で……」
Crown「ふむふむ?」
満「……合法ショタ、って言うのは……まぁ、成人済みだけど見た目が子供の様に幼い男性で……」
Crown「えっ?」
満「薔薇で作った百合の造花、っていうのは……実際の性別としては男同士だけど見た目だけなら女同士に見えるホモカップルの事で……」
Crown「あの……それっ、て……」

満「……僕達はその子達から『成人済みには見えない成人男性のレズカップルにも見えるホモカップル』だと認定されている……って事、だね……。」

Crown「……なっ、それ……なんか色々と酷くないですか!?僕と藤咲先生が付き合ってる訳なんて無いじゃないですかッ!!」
満「ちょっ、声が大きいって!」
風美「Crown先生?どうしたんだい、今の叫び……」
満「あっ……だ、大丈夫です!葉暗先生には関係ありませんから!」
Crown「そ、そうなんです!!別に大した事じゃなくって、その、日本には面白い事を言う生徒がいるよね、って話で、別に深い意味は……!!」
雪菜「……腐の付く女子中高生にとって20代~30代前半程度の比較的若く身綺麗な男性教員は妄想の素材に丁度良いですからね……良く分かります。」
満「えっ?冬花先生、まさか……」
Crown「まさか、冬花先生も!?」
雪菜「大丈夫ですよ、私はもっと密かに嗜む派ですから(※少しドヤ顔感のある笑顔)」
満「……そういう問題じゃあないと思うんですけど……ねぇ?」
Crown「藤咲先生に同意です……。」
風美「今日のアンタ達、冬花先生も含めてなんだかよく分かんないねぇ……。」


登場人物:
藤咲 満 (全体的なオタク知識は何故か割とある方。身長は177.8cmとそれなりの高さ。)
Crown=White (日本のオタク文化やBL概念の存在自体は知っているが詳しくはない。身長は167.1cmで日本人男性の平均付近。)
冬花 雪菜 (此処に至ってまさかの腐女子疑惑発覚。年齢的には貴腐人か?)
葉暗 風美 (オタク文化を否定はしないが興味も薄いという穏健派の一般人。)
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