謎会話ログ≪1≫

【まぁ、病み要素のあるリバ属性は支配型と組み合わさると従属型に成る余地があるけど、それが居ないと自分自身が支配型のヤバい奴でしかなくて、その事を自覚すると割とガチで苦痛感じるもんな……(By 作者)】 

※メタ会話に注意※


満「未彩ちゃん……最近本ッ当にゴメン!!冷夜が妙な趣味を拗らせたのが悪いとはいえ、僕も凄く迷惑掛けてるよね!?」
未彩「えっと……まぁ、アレ等は飽く迄も【KitS 3】関係限定の内容ですし、別に謝らなくても……。」
満「でも、未彩ちゃんだってあんなの本当は嫌だろうし……だから、此処では謝っておくべきだよね、って……。」
未彩「……いえ、謝らないでください。だって、俺は……寧ろ助かっていますので。」
満「えっ?助かって、って……?」
未彩「……お忘れですか?藤咲先生。飽く迄も【KitS 3】限定でヤンデレ要素が付与される貴方と違って、俺は……シリーズ全体を通してヤンデレ属性持ち扱いなんですよ?(※威圧)」
満「……えっ、と……」
未彩「なんなら【KitS】だけでなく【RES】でも俺の扱いはそんなものですし、しかも分類は女性型ではなく男性型として扱われ、そもそも相手(マサナ)と思いが通じ合う事は無い事が大前提である俺の気持ち……飽く迄も【KitS 3】限定であり俺という相手を得る事が出来る貴方には分かりませんよねぇ……?(※目が笑っていない笑顔)」
満「……。」
未彩「だから、俺は貴方に感謝しているんですよ?限られた条件の中でとは言え、俺を加害者ではなく被害者にしてくれて、俺以上の病みっぷりを見せて、一時的にでも俺の病んでいるという印象を緩和してくれた貴方に……だから、謝らないでください、ね?(※笑顔だが目のハイライトが行方不明で視線が絶対零度)」
満「……う、うん。」

未彩「そもそも【KitS 3】の本編の結末付近でも、藤咲先生と俺じゃ殺す相手への感情が違い過ぎますからね。だって、貴方は川岸に弄ばれた事が許せないから尻軽屑女への制裁として殺すという『嫌悪感』がメインじゃないですか。でも、俺は……旗見に本音を隠され、その上で川岸を明確に拒絶してもらえなかった事が赦せないから……自分を信用してもらえなかった事への絶望と、何のケジメも付けずに裏切る事の重大さと、それだけ俺はアイツを『好き』で『愛して』いたんだという事を分からせる為と殺すんですよ?この時点で読者にとってどちらがより『異様な病人』に見えるかは明らかですよね?(※表面上は笑顔)」
満「(なんだろう、僕の余計な言葉で物凄く暗い深淵を覗く結果になってしまった気がする……。)」
未彩「ですから、限定的な範囲の事とはいえ、そんな俺に被害者という真逆の立場を与える事で印象をマイルドにしてくれた藤咲先生には感謝しているんです。分かりましたか?(※陰のある笑顔)」
満「……えっと、うん……どう、いたしまして……(これがシリーズを通して恋愛的病み属性をデフォルト装備で持つ者の風格……いやこれ普通に人間ホラー案件だよ!?精神科が来て!?)」


登場人物:
藤咲 満 (謝らない方が良かったかもしれないという稀有なパターンに遭遇する羽目に)
清上院 未彩 (まぁ、我が家の元祖ヤンデレキャラみたいなヤツですし……あ、性別は女性です)
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