謎会話ログ≪1≫
【結論は公共交通機関最強説】
≪場所:職員室≫
満「はー……」
風美「おっ? 藤咲先生、おはよう!」
満「え? あぁ、おはようございます……」
風美「なんだい? 朝っぱらから妙にお疲れ顔じゃないか。」
満「あー……此処最近は朝からずっと暑いんで、バス停から此処までの約十分間が結構辛くて……全く、コレだから夏場は嫌になりますよ……。」
風美「……それはアンタの格好にも問題があるんじゃないかい? 上着を脱ぐとかネクタイを外すとか、シャツを半袖にするとか、出来る事は色々あるだろう?」
満「そういう半端な格好、僕は嫌なんです。」
風美「そ、そうかい……あっ、それなら自家用車での通勤はどうだい? まぁ、もしあればの話だけどねぇ。」
満「免許も車もあるにはありますけど、日頃から運転するのは好きじゃないんですよ。だから、基本は公共交通機関で済ませているんです。特に、都内での用事なんてそれで事足りますからね。」
風美「成程ねぇ……でも、たまには運転しないと勘が鈍っちまうよ?ww」
満「僕は運転する必要自体が滅多に無い側なので大した問題じゃありません。というか……そんな事を言っている葉暗先生はその辺どうなんですか? 僕と同じく公共交通機関で通勤している様に見えますけど。」
風美「あはは、アタシは割と運転してる方なんだよ?ww ただ、アタシの車は通勤向きじゃなくてねぇ……」
満「……もしかして、ワゴン車とかだったりするんですか?」
風美「そういう事だね! あっ、今度一緒に乗るかい? ちょっと他県のキャンプ場までww」
満「僕はインドアなのでお断りします。(※即答)」
風美「……アンタ、興味や関心の無さが顔に出過ぎだよ?」
満「実際問題一切の関心がありませんからね。僕は止むを得ない事情以外で使い慣れた公共交通機関で済む範囲から出る気は無いんですよ。」
風美「本当、アンタって奴は……(※呆れ顔)」
満「……あっ、そういえば……ねぇ! Searchちゃん!」
Search「何だ。」
満「Searchちゃんって、免許とか自家用車とかある方だっけ? それとも無い方だっけ?」
風美「そういえばSearch先生のそういう話は聞いた事無いねぇ……どうなんだい?」
Search「免許はある。車両は無い。」
風美「おや? それはつまり、完全なペーパードライバーって事かい? 藤咲先生と言いSearch先生と言い、なんだか頼りないねぇ。」
満「……葉暗先生も大概ズケズケ言う方ですよね。」
風美「アンタよりはマシだと思うけどねぇ? ……ところで、そんなSearch先生は何の為に免許を取ったんだい? やっぱり身分証明書とかそんな感じかい?」
Search「上官命令に速やかに従う為だ。」
風美「……上官? 上司じゃなくてかい? いやまぁ、上司命令でもなんだかおかしい気がするけどねぇ……アンタ、前職何処なのさ?」
Search「それは機密事項だ、答える事は出来ない。」
風美「……。(※思考が追い付かず困惑)」
満「フフッ、Searchちゃんならそういう事もあるよね♪(※楽しそう)」
風美「藤咲先生、アンタ本当に……」
雪菜「おはようございます、今日も暑いですねー。」
Crown「おはようございまーす……。」
風美「おっ、冬花先生にCrown先生じゃないか、おはよう! ……って、Crown先生、大丈夫かい? 物凄くバテてるじゃないか……。」
Crown「あぁ……その……駅から、此処までの……間が、暑くて……」
満「Crownくん、もしかして××駅から歩いて来てるの? それだと僕が使っているバス停よりも時間が掛かる筈だし、余計にバテるよね……。」
風美「どうやら、自動車通勤が必要そうなのは藤咲先生よりCrown先生だったみたいだねぇww」
Crown「な、夏の間、ずっと……毎日、タクシーは……流石に、交通費が……」
風美「へっ? 毎日タクシー?」
満「あ、Crownくんって運転免許を持ってない側?」
Crown「えっ……? そ、そうですけど……?」
雪菜「あら、私と同じなんですね。」
風美「あー……そうだったのかい、こりゃ失礼したね。」
Crown「……え、あの……さっきの葉暗先生は、僕に車の運転をしろって言って……?」
満「まぁ、そういう事だね。」
Crown「……いっ、嫌ですよそんなの!! 車の運転なんて複雑な事、僕には絶対出来ません!! それに、車の運転なんていう何があるか分からなくて何かあった時の責任もとても重くて怖い事、僕はしたくありません!! だから運転免許なんて要らないんです!! そんな事をする位なら家族に交通費の仕送りを頼んででも毎日タクシーに乗る方がマシですッ!!(※謎の気迫)」
風美「わ、分かったよ! アタシが悪かった! だから、ちょっと落ち着きな! あんまり騒ぐと余計に体温が上がっちまうよ!(※焦り)」
満「……まぁ、僕も自分での運転は色々と緊張するから最低限しかしたくないし、免許を持っている所為で他人から軽率に運転を頼まれると苛立つ方だからさ、運転しないし免許も要らないっていうCrownくんの選択は結構賢いと思うよ? 特に、この東京都は公共交通機関の充実度が高いから尚更ね。」
Crown「あっ、あ……藤咲先生が珍しく同意してくれた……!!(※謎の感動を覚えている驚き顔)」
満「……珍しくて悪かったね。でも、僕も運転に関しては公共交通機関を使う事でその道のプロに任せる方が気楽だと感じる方だし、公共交通機関が充実している東京都で大した理由も無く自家用車を使って交通量を増やすのは気乗りしないからねー……交通量を増やす事で渋滞の原因の一部になるとか、煽り運転の被害に遭う上に煽られる様な運転をする方が悪いと糾弾されるとか、責任の重い事故を起こして社会的に責め殺されるとか、そういうリスクの事を考えたらやっぱり『公共交通機関が最強』だとは思っちゃうし、だからこそ此処への通勤もバスで済ませているんだよね。」
雪菜「……全体的には同意できる話の筈なんですが、所々で妙に神経質な言い回しが聞こえた様な気が……」
風美「というか、そんな考えなのに車を持っていてたまに運転する理由って何なんだい……?」
満「それは……まぁ、人生色々ありますから、ね。」
登場人物:
藤咲 満 (免許アリ・車アリ(セダン系):コイツが自分で運転する時は大概ロクでもない事を起こした後です、お察しください)
葉暗 風美 (免許アリ・車アリ(ワンボックスワゴン系):飽く迄も陽キャ的なアウトドアという健全な理由で運転する派です、ご安心ください)
Search=Darkness (免許アリ・車ナシ:緊急時に上官命令によりパトカーや白バイ等の警察車両を動かす可能性があるので警察内で密かに訓練されている。技術力はピカイチ。)
冬花 雪菜 (免許ナシ:特に深い意味は無く単純に運転の必要性を感じない為に免許を取っていない系)
Crown=White (免許ナシ:自動車の運転なんて技術的にも精神的にも自分には出来る気がしないので絶対に嫌です派。……つまり『作者と同じ』ですが、何か?)
≪場所:職員室≫
満「はー……」
風美「おっ? 藤咲先生、おはよう!」
満「え? あぁ、おはようございます……」
風美「なんだい? 朝っぱらから妙にお疲れ顔じゃないか。」
満「あー……此処最近は朝からずっと暑いんで、バス停から此処までの約十分間が結構辛くて……全く、コレだから夏場は嫌になりますよ……。」
風美「……それはアンタの格好にも問題があるんじゃないかい? 上着を脱ぐとかネクタイを外すとか、シャツを半袖にするとか、出来る事は色々あるだろう?」
満「そういう半端な格好、僕は嫌なんです。」
風美「そ、そうかい……あっ、それなら自家用車での通勤はどうだい? まぁ、もしあればの話だけどねぇ。」
満「免許も車もあるにはありますけど、日頃から運転するのは好きじゃないんですよ。だから、基本は公共交通機関で済ませているんです。特に、都内での用事なんてそれで事足りますからね。」
風美「成程ねぇ……でも、たまには運転しないと勘が鈍っちまうよ?ww」
満「僕は運転する必要自体が滅多に無い側なので大した問題じゃありません。というか……そんな事を言っている葉暗先生はその辺どうなんですか? 僕と同じく公共交通機関で通勤している様に見えますけど。」
風美「あはは、アタシは割と運転してる方なんだよ?ww ただ、アタシの車は通勤向きじゃなくてねぇ……」
満「……もしかして、ワゴン車とかだったりするんですか?」
風美「そういう事だね! あっ、今度一緒に乗るかい? ちょっと他県のキャンプ場までww」
満「僕はインドアなのでお断りします。(※即答)」
風美「……アンタ、興味や関心の無さが顔に出過ぎだよ?」
満「実際問題一切の関心がありませんからね。僕は止むを得ない事情以外で使い慣れた公共交通機関で済む範囲から出る気は無いんですよ。」
風美「本当、アンタって奴は……(※呆れ顔)」
満「……あっ、そういえば……ねぇ! Searchちゃん!」
Search「何だ。」
満「Searchちゃんって、免許とか自家用車とかある方だっけ? それとも無い方だっけ?」
風美「そういえばSearch先生のそういう話は聞いた事無いねぇ……どうなんだい?」
Search「免許はある。車両は無い。」
風美「おや? それはつまり、完全なペーパードライバーって事かい? 藤咲先生と言いSearch先生と言い、なんだか頼りないねぇ。」
満「……葉暗先生も大概ズケズケ言う方ですよね。」
風美「アンタよりはマシだと思うけどねぇ? ……ところで、そんなSearch先生は何の為に免許を取ったんだい? やっぱり身分証明書とかそんな感じかい?」
Search「上官命令に速やかに従う為だ。」
風美「……上官? 上司じゃなくてかい? いやまぁ、上司命令でもなんだかおかしい気がするけどねぇ……アンタ、前職何処なのさ?」
Search「それは機密事項だ、答える事は出来ない。」
風美「……。(※思考が追い付かず困惑)」
満「フフッ、Searchちゃんならそういう事もあるよね♪(※楽しそう)」
風美「藤咲先生、アンタ本当に……」
雪菜「おはようございます、今日も暑いですねー。」
Crown「おはようございまーす……。」
風美「おっ、冬花先生にCrown先生じゃないか、おはよう! ……って、Crown先生、大丈夫かい? 物凄くバテてるじゃないか……。」
Crown「あぁ……その……駅から、此処までの……間が、暑くて……」
満「Crownくん、もしかして××駅から歩いて来てるの? それだと僕が使っているバス停よりも時間が掛かる筈だし、余計にバテるよね……。」
風美「どうやら、自動車通勤が必要そうなのは藤咲先生よりCrown先生だったみたいだねぇww」
Crown「な、夏の間、ずっと……毎日、タクシーは……流石に、交通費が……」
風美「へっ? 毎日タクシー?」
満「あ、Crownくんって運転免許を持ってない側?」
Crown「えっ……? そ、そうですけど……?」
雪菜「あら、私と同じなんですね。」
風美「あー……そうだったのかい、こりゃ失礼したね。」
Crown「……え、あの……さっきの葉暗先生は、僕に車の運転をしろって言って……?」
満「まぁ、そういう事だね。」
Crown「……いっ、嫌ですよそんなの!! 車の運転なんて複雑な事、僕には絶対出来ません!! それに、車の運転なんていう何があるか分からなくて何かあった時の責任もとても重くて怖い事、僕はしたくありません!! だから運転免許なんて要らないんです!! そんな事をする位なら家族に交通費の仕送りを頼んででも毎日タクシーに乗る方がマシですッ!!(※謎の気迫)」
風美「わ、分かったよ! アタシが悪かった! だから、ちょっと落ち着きな! あんまり騒ぐと余計に体温が上がっちまうよ!(※焦り)」
満「……まぁ、僕も自分での運転は色々と緊張するから最低限しかしたくないし、免許を持っている所為で他人から軽率に運転を頼まれると苛立つ方だからさ、運転しないし免許も要らないっていうCrownくんの選択は結構賢いと思うよ? 特に、この東京都は公共交通機関の充実度が高いから尚更ね。」
Crown「あっ、あ……藤咲先生が珍しく同意してくれた……!!(※謎の感動を覚えている驚き顔)」
満「……珍しくて悪かったね。でも、僕も運転に関しては公共交通機関を使う事でその道のプロに任せる方が気楽だと感じる方だし、公共交通機関が充実している東京都で大した理由も無く自家用車を使って交通量を増やすのは気乗りしないからねー……交通量を増やす事で渋滞の原因の一部になるとか、煽り運転の被害に遭う上に煽られる様な運転をする方が悪いと糾弾されるとか、責任の重い事故を起こして社会的に責め殺されるとか、そういうリスクの事を考えたらやっぱり『公共交通機関が最強』だとは思っちゃうし、だからこそ此処への通勤もバスで済ませているんだよね。」
雪菜「……全体的には同意できる話の筈なんですが、所々で妙に神経質な言い回しが聞こえた様な気が……」
風美「というか、そんな考えなのに車を持っていてたまに運転する理由って何なんだい……?」
満「それは……まぁ、人生色々ありますから、ね。」
登場人物:
藤咲 満 (免許アリ・車アリ(セダン系):コイツが自分で運転する時は大概ロクでもない事を起こした後です、お察しください)
葉暗 風美 (免許アリ・車アリ(ワンボックスワゴン系):飽く迄も陽キャ的なアウトドアという健全な理由で運転する派です、ご安心ください)
Search=Darkness (免許アリ・車ナシ:緊急時に上官命令によりパトカーや白バイ等の警察車両を動かす可能性があるので警察内で密かに訓練されている。技術力はピカイチ。)
冬花 雪菜 (免許ナシ:特に深い意味は無く単純に運転の必要性を感じない為に免許を取っていない系)
Crown=White (免許ナシ:自動車の運転なんて技術的にも精神的にも自分には出来る気がしないので絶対に嫌です派。……つまり『作者と同じ』ですが、何か?)