謎会話ログ≪1≫

【もし君が既に成人済みだったら今直ぐ物理的に強行しても良い事だったんだけど、ねぇ……?(By 満)】(※【KitS 3】後日談モドキ1)

※藤咲 満のヤンデレ化に注意※


≪場所:休み時間で他生徒の居ない2-2教室≫
未彩「(全く、この教室は休み時間になると小学校の教室並みに人気が無くなるな……まぁ、落ち着いて休憩したい俺にとっては好都合だが。)」
満「……未ー彩ちゃんっ!」
未彩「えっ?」
満「やっぱり教室に居たんだね、来てよかったよ。(※嬉しそうな笑顔)」
未彩「……藤咲先生? 確か、直前の授業は下の階のクラスだった筈では……」
満「エヘヘ……それはそうなんだけど、ね?」
未彩「(……まぁ、今更か。)」

満「ところで、今は何をしようとしていたの?」
未彩「え? あぁ……休み時間ですし、音楽でも聴きながら適当なWebコンテンツでも閲覧しようかと思っていた所です。」
満「へぇ、成程ね。……そういえば、未彩ちゃんの携帯って名義は誰にしてあるんだっけ?」
未彩「名義、ですか? 確か、父親だったと思いますが……」
満「ふーん……まぁ、未彩ちゃんは未成年だし、親の名義にする事も親が支払いをしている事も割と普通の事の範疇ではあるよね。」
未彩「でしょうね。とはいえ、成人する頃には自分名義での契約と支払いが出来る様に頑張りたいとも思いますよ。」
満「んー……ねぇ、未彩ちゃん? 一つ提案があるんだけど……」
未彩「なんでしょうか?」

満「成人したらお父さん名義の携帯を解約して、僕名義の携帯を持たない? 支払いも僕がしてあげるからさ。」

未彩「……は? あの、それは一体どういう……?(※困惑)」
満「ん? そのままの意味だよ?ww(※若干わざとらしい良い人面感のある笑顔)」
未彩「待ってください、それは色々とおかしい話過ぎますよね!? というか、そんな事をして藤咲先生に何のメリットがあるんですか!?(※超困惑)」

満「えー? 君が余計な奴等と余計な連絡を取っている時に『これは僕と繋がる為に僕のリソースの内で持たせている物なのに、どうして他と繋がろうとするの?』と言えるのは完全なメリットでしょ?ww 真面目な君ならその辺りを良く理解して(訳:負い目に感じて従順になって)くれそうだし……ねぇ?(※悪人感が隠し切れていない笑顔)」

未彩「……藤咲先生……今までよく『重い男』呼ばわりされずに済んでいましたね?」
満「それ、明らかに『重い女』の君が言っちゃうの?ww」
未彩「……。(※言葉に詰まる)」
満「フフ、安心してよ。僕はそこまで含めた君が愛しいんだからね。……君も、似たようなものでしょ?(※妖しい笑み)」
未彩「……ハァ、反論はしないでおきますよ。(※観念した様な雰囲気の中に微弱な喜悦が潜んで見える表情)」


登場人物:
清上院 未彩 (満に比べればまだ常識的な部分が割とあるヤンヘラ少女。但し、真っ当な一般人よりは確かにヤバい奴である事には注意)
藤咲 満 (一般常識や倫理観の無視が得意なヤンデレ男。実は本気の底が知れないタイプであり、故に今回の話はタイトルも含めて……)

補足情報:
本作は以前からある『【KitS 3】後日談』シリーズには含まない事を前提として執筆しており、その為『【KitS 3】後日談モドキ』という別シリーズ扱いの内容となっています。
故に、実質的な『if(もしも)展開の会話』である事をご了承ください。
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