謎会話ログ≪1≫

【夏休みに羽目を外し過ぎて嫌な奴になった陽キャでDQNなチャラ&ギャル生徒達に内心で激怒中の陰キャでド真面目な教師とその周囲に広がる職員室内地獄絵図の様子】

※適当な年度の2学期の序盤を前提とした話※


≪場所:職員室≫
Crown「はぁ~……。」
満「ハァ……。」
風美「おや、2人ともどうしたんだい? 久々の授業でバテちゃったってトコかい?」
Crown「あ、葉暗先生……いや、実はその……」
風美「2人は座学担当だけど、とはいえ教師は体力も大事な仕事だよ? アンタ達、夏休みで普段より増えた個人的な時間中ずっと家に引きこもってたんじゃないかい? 人並みの日焼けもロクすっぽしてないみたいだしねぇww」
Crown「いや、あの」

満「……そういう所なんだよ、後付けの色黒信者共が……(※小声だが低音)」

風美「へっ?」
Crown「あ゛っ……(こ、この人言っちゃったよ!? しかもかなり棘のある言い方で!!)」
風美「えーっと、藤咲先生? 今、なんて……」
満「……あぁいえ、何でもありませんよ? ただ……必要以上にワザと日焼けをする事をカッコイイとかカワイイから自分は正しいとかいう馬鹿な妄想を本当だと思い込んで、その気の無い他人にも肌を焼く事を押し付けたり、或いはそうしない者達をおかしい奴扱いしたりしてご満悦な屑共は……自ら好んで浴びた紫外線によりシミとシワだらけと化した肌に30代や40代で泣くか、無駄に浴び続けた紫外線が原因で発症した皮膚ガンの全身転移で死ね……と、思っているだけですから、ね?(※黒い笑顔)」
Crown「藤咲先生ッ!? 少しは言葉を選びましょう!? 特に後半ッ!!(※滝汗)」
風美「……ねぇ、Crown先生? これは……」
Crown「え、えっと……ほら、今って夏休み明け直ぐですし、この学校って見た目に関する校則が緩めですし、色々な手段で肌を焼いた子が多いじゃないですか……」
風美「それは確かにアタシも思うけど、それがどうしてこんな事に」
満「……ハァ? 貴女もさっき言いましたよね? 『人並みの日焼けもロクすっぽしてないみたいだしねぇww』って、僕とCrown君の事を嘲笑いましたよね? 今更すっとぼける気ですか? そうなんですか?(※威圧)」
風美「なっ、アタシはそんなっ、確かに笑いはしたけど別に嘲笑った訳じゃ……!」
満「飽く迄もとぼける気ですか? 嗚呼……コレだから後付けの色黒信者共は!!」
風美「ちょ、意味が」
Crown「あ、あの!! 僕と藤咲先生は夏休み明けでも日焼けが無い方なので、今日一日それを嫌な感じで笑われる機会が多かったんです!! それで、僕も藤咲先生もちょっと疲れてるんですッ!!(※必死に説明)」
風美「あ、あぁ!! そ、そういう事だったのかい!! ふ、2人ともゴメンよ、無神経な事言っちゃったね!!(※満の圧にビビッて割と必死)」
満「……ハァ、分かって頂けたなら良いですよ。分かって頂けたなら、ですがね……(※まだ不機嫌そう)」
風美「は、はは……すまないねぇ、はは……(※苦笑)」
Crown「はー……(※安堵の溜息)」

満「まぁ、焼きたい奴が勝手に焼くのはソイツの勝手で良いとは思いますよ? この学校は私服登校が全体的に許可されている事もあってその辺の校則は割と緩い方ですから、それ自体は個人の自由の範囲ですし。」
風美「アンタもそこは一応割り切ってるんだね……。」
満「えぇ、校則違反や法律違反ではない『個人の自由』の範囲のであれば教師が一々口を挟む権利はありませんから。……ですが、だからこそ『するもしないも個人の自由である事をしろと強制にも近い発言をする事や、してない者を嘲ったり罵ったりする愚行は非常に不快だ』という話はあって当然なんですよ……(※苛立ちが隠せていない声)」
Crown「ま、まぁそれはありますよね……僕なんかはあまり肌を焼かない方が健康に良い人種(※白人なので紫外線への防衛手段であるメラニン色素が少ない)ですから、焼けって言われても体質的に……って部分がありますし。」
風美「あー、体質じゃあ本当に仕方ないねぇ。さっきはゴメンよ。」
Crown「いえいえ、大丈夫ですよ。」
満「……Crownくんの様に体質的にやらない方が良い人に強制しようとする場合も勿論許せませんが、僕は僕の様に個人の自由である事だからこそしない自由を選択している者に対して同じく個人の自由である事だからこそ『する自由を選択する事を侵害されずに済んでいる者』が『しない自由を選択する者を侵害しようとする』事やその過程で他者を嘲笑い罵る行為も赦せないんですよ……あのクソギャル共ッ……!!(※終盤は小声だが気迫が凄い)」
風美「……藤咲先生って本当に日焼けの無さ『だけ』言われたのかい?」
Crown「それが……藤咲先生の場合は肌が白い事だけでなく髪色が自然な黒のままである事も同時に馬鹿にされた場合が多かったみたいで……藤咲先生は僕の倍ぐらい色々言われていたみたいなんですよね……。」
風美「あぁ、成程ねぇ……(※納得感と疲労感の混ざった顔)」
満「全くどいつもこいつも、男も女も、1年も2年も3年も……見た目の改変如きで浮かれる馬鹿は本当に愚かな奴ばかりだ……お前等が中学生にして時代遅れの90年代ヤマンバになれるのは校則がそれを規制せず『個人の自由』にしているおかげだと理解していないのかと……ッ!!(※表情が怒りでヤバい)」
風美「……何だか大変そうだねぇ(※引き気味)」
Crown「で、ですね……(※やや苦笑)」


登場人物:
Crown=White (アメリカ人且つ白人なので元から色白傾向が強く、人種的なメラニン色素の少なさから過度の日焼けは身体に毒。また白人であるがゆえに髪は元から金色であり、その為チャラギャル化した生徒達に笑われたのは肌の白さだけで済んだ模様)
藤咲 満 (日本人であり黄色人種だが外出時の肌の露出度が低い事とインドア派である事から肌色は割と白い方であり、また髪色は薄くも濃くも染めない主義なので自然のままの黒である。……が、今回はそれがチャラギャル化した生徒達の嘲笑の的となってしまった事で職員室にて密かに立腹中)
葉暗 風美 (不自然なまでに濃い日焼けをわざとする趣味は無いが、根が体育会系気質でアウトドア派な為に自然な範囲で濃い目の日焼けをした状態で2学期を迎えた様だ)

補足情報:
この話に黒人や日焼けをせずとも色黒な人や普通の日焼けをしやすい事情がある人等々を差別する意図は全く存在しません。
満が「後付けの色黒信者」と言っているのはその証拠です。
また、例え後付けの日焼けが好きな人でも「それをその気の無い他者に強要したり色白な人を嘲笑ったり等の愚行には走らない真っ当な人」であれば満も作者も軽蔑はしません。
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