【善良な一般人には到底出来ない防衛手段を当然の事の様に言ってのける殺人鬼の図】

※モブ男子生徒達の性的に下衆な会話に注意※


≪場所：廊下≫
満「2時間目も終わったし、職員室に戻ったらまずは……って、あれは……Crownくん、そんな所でどうしたの？」
Crown「ひっ！？ ……あ、あぁ、藤咲先生ですか……。」
満「え、どうしたの？ そんな微妙な場所から向こう側を覗いて、向こうに何か――」

男子A「やっぱさぁ、この学校ってクラスのガキとかうるせぇババアより英語のアメ公が一番エロいよなぁ！！」
男子B「オレの3限、あのアメ公だぜ？ 近くに来るとマジでムラムラしてぶち込みたくなるから困るんだよなーｗｗ」
男子C「つーかあのアメ公の名字ってWhite(ホワイト)だろ？ ぶっかけまくってマジ真っ白！って感じにしてヤりて～！ｗｗ」

満「……あぁ、そういう……(※ドン引き顔)」
Crown「うぅっ……やっぱりアイツ等おかしいよ……！」
満「うーん、確かにこれは……まぁ、今回は相手を直接目視で確認できたから、奴等は後で僕がサクッと罰するとして、問題は……」
Crown「アイツ(男子B)が居る中で授業なんて嫌過ぎるし、そもそもこの校内に居るのが怖いよッ！」
満「まぁ、あそこまで具体的だと例え男同士でも身の危険を感じるような感覚は湧くよね……。」
Crown「でも、どうしたら良いのか……実際に何かされた訳じゃないし、男で大人の僕を助けてくれる人や機関なんて……(※怯え顔＋涙目)」
満「……まぁ、必要なのは自衛力って事になるよね……Crownくん、こういう時は唯一つにして最強の防衛手段を心に刻んて置くと良いよ。」
Crown「最強の防衛手段……？ それって……？」

満「……必要なのは『犯られる前に殺れ』の心構えだよ？(※笑顔)」

Crown「……えっ？ ヤラレル前にヤレって、え？ ぼ、僕はそういうのは……！(※赤面困惑)」
満「あ、違う違う、そっちじゃない。そうじゃなくて……『犯される前に殺せ』とか『強姦される前に殺害しろ』って意味だからね？」
Crown「……え、いや、そ、それもそれで問題じゃないですか！？ 寧ろそっちの方が問題ですよね！？(※若干青褪める)」
満「いやいや、これは唯の正当防衛だって！ アッチが本当に強姦という犯罪を先手でする気ならコッチが殺害という別の犯罪で後手的に応戦してアッチが死んでもそれはアッチの自業自得だから気にしなくて大丈夫だって！ まぁ、外野が法的に文句を言う可能性を考慮するなら、其処に関しては危ない場所では常にボイスレコーダーを回しておく事でアッチの悪意の証拠を確保しながら先に向こうの言質を引き出したり、自分が行動に出る前にはある程度の警告を入れたりするとかの調節や下準備は要るかもしれないけど……」
Crown「いやいやそうじゃなくて！ そもそも殺すつもりなのがおかしいですって！ もう少し穏便な防衛手段は無いんですか！？(※滝汗)」
満「えぇ？ じゃあ……性器を潰す、とかは？ ほら、ギャグ系漫画の女キャラが変態な男キャラにやるお仕置きの強化版みたいにして再起不能にしちゃえば自分は勿論のこと未来の被害者も守れるし、加害者も永久に罰する事が出来て一石二鳥どころか一石三鳥、って話だよね！(※爽やかな笑顔)」
Crown「(……駄目だこの人、アイツ等とは別の意味で倫理観がおかしい！！)」


登場人物：
藤咲 満 (殺人鬼がマトモな倫理観を有している訳が無い)
Crown=White (一般人だから仕方ないね……)
男子生徒ABC (以前の謎会話でもCrownへのセクハラ会話をしていた馬鹿共。これでも自称ノンケ)