謎会話ログ≪1≫
【何処かの世界線であったかもしれないアルハラとその結果の話:Crown=Whiteの場合】
※【藤咲 満の場合】の途中で予定された新人歓迎会の数日後の話※
満「おはようごさいます。」
風美「おっ、藤咲先生じゃないか。おはよう!」
満「葉暗先生は月曜日から元気ですね。」
風美「月曜日だからこそさ!何事も最初が肝心だからねぇ!」
満「体育会系丸出しの主張をどうも。」
雪菜「ふふ、おはようございます。今週も頑張りましょうね。」
満「ハイ、おはようございます。」
風美「……で、藤咲先生とは別のドアから挨拶無しでコッソリ入ろうとしているのは何でなんだい?Crown先生?ww」
Crown「う゛っ!……お、おはようございます……。」
満「Crownくん、どうかしたの?なんだか、その……凄く気まずそうだけど。」
雪菜「あぁ、それはですね……」
Crown「やめて!!本当にやめて!!言わないでぇっ!!」
満「……もしかして、金曜夜の新歓で何か?」
Crown「あぐっ!」
風美「アッハッハww Crown先生、それじゃあアタシ達が言わなくてもモロバレじゃないかww」
満「へぇー……Crownくん、こっち側だったんだぁ?ww(※ニヤニヤ顔)」
Crown「ち、違ッ……!(※赤面)」
風美「要するにそういう事だねぇ。……あぁでも、藤咲先生みたいに攻撃的じゃあなかったから、そこは勘違いしないでおあげよ?」
満「ぐっ……別にそこまで同じだとは言っていませんのでご安心ください。……で、結局どういう様子だったんですか?」
Crown「お願い訊かないで言わないでやめ」
風美「いやー、最初はまぁまぁ普通だったんだけど、途中から妙に甘えん坊になっちゃってねぇ……普段の大人しさが嘘みたいに喋り出すし上機嫌だし、最後は幸せそうなフニャフニャ顔だったから吃驚したもんだよww」
満「えぇ……何だか面倒臭そうですね。」
Crown「葉暗先生も藤咲先生も酷いッ!!(※涙目)」
風美「藤咲先生はともかく、アタシは酷くないだろう?引っ込み思案っぽいCrown先生の素直なトコが見えて面白かったと思ってるんだからねぇww」
Crown「ううっ……!」
満「……まぁ、面白いで済ませてもらえる程度だったなら良いんじゃないの、平和で(※冷めた目)」
雪菜「(藤咲先生、完全に両者に対する嫌味で言っているわね……。)」
満「というか気になったんだけどさ、Crownくんって自分の限界を分かっていないタイプなの?だって、自分の意思で飲んだんでしょ?」
風美「そう言えばそうだねぇ……そこはどうなんだい?」
Crown「それは……分かっていた筈なんで、薄めのものを2杯で済ませよう、とは思ってたんですけど……ごめんなさい、2杯の途中からの記憶が何故か割と曖昧で……緊張して逆に回りが早くなっちゃったんですかね……?」
風美「そういえば、1杯目の時に割と弱いヤツを頼んでいたのは見かけた様な……」
雪菜「確か2杯目も同じ物を頼んでいたのを見たと思うんですけど……。」
Crown「1杯目と全く同じものを頼んだ、って事は覚えてるんですけど……。」
満「……ねぇ、それってさ、2杯目で『本来の想定より強い物を本人の同意を得ずに出されていた』って可能性、あるんじゃないの?」
Crown「えっ。」
風美「ちょ、ちょっとそれって……そんな事、ありえるのかい?」
満「1杯目を飲んだ後であり完全な素面では無い事、時間経過で店内のアルコール臭に慣れてしまった可能性、2杯目も弱めとはいえアルコール入りを想定していた、という3つの条件を考えれば2杯目を少し強めの物にされても気付けない危険性は十分にあると思います。」
風美「そんな、まさか」
雪菜「絶対に無い、とは言えない事かもしれませんね……仮にそうであればCrown先生の記憶が2杯目の途中から曖昧になっている事もある程度説明が付きますし……。」
満「でしょう?それに……そういう事をする不埒な輩がこの職場に居てもおかしくない事は残念な事に僕が新人だった時の件が証明していますから、ね……。」
Crown「で、でも、そんな事……誰が何のために!?」
満「さぁ?それは僕の時ですらハッキリしなかった事だし……まぁ、Crownくんも今後の飲み会には参加しない方が良いんじゃない?自分自身の為にね。」
Crown「……そう、ですね……。」
満「……ところで、さっきの葉暗先生の話だとCrownくんは最終的に殆ど酔い潰れちゃったみたいだけど、帰宅とか大丈夫だったの?」
風美「あぁ、それかい?それなら」
Crown「うあああっ!!その話は流石にしないでください!!」
満「……何があったんですか?」
風美「いや、大した事じゃないよ?仕方ないからタクシーで一旦アタシん家に連れて行って、翌朝まで休ませてあげたってだけさww」
満「えっ?」
Crown「目が覚めたらちょっとした旅館みたいに古風で和風な日本家屋の天井が見えて本当に驚いたし恥ずかしかった……!」
満「……ええっと……いや、大まかな概要だけとはいえ此処で堂々と話せるって事はセーフ……だよ、ね……?」
Crown「へ?それってどういう」
風美「ちょっと藤咲先生、顔に似合わずゲスい想像をするのはやめとくれよ!大体ねぇ、Crown先生の方が潰れてるってのにその展開がある訳なんて絶対に無いじゃないか!」
満「で、ですよねぇ!!アハハ……ww(※焦りを誤魔化す様なぎこちない笑顔)」
雪菜「……BでLな世界だったら話は別なんですけどね(※小声)」
満「ぶはっ!(※吹き出し笑い)」
風美「雪菜!アンタまで変な事を言うんじゃないよッ!」
Crown「え?何?どういう事?(※素で困惑)」
雪菜「大丈夫です、此処にいる葉暗先生は女性ですから(※笑顔)」
満「つまり冬花先生の脳内には男性Verの葉暗先生がいてCrown先生と……くくっww」
風美「アンタ達ねぇッ!!(※怒)」
Crown「ど、どういう事なんだろう……?(※最後まで理解できずに困惑)」
登場人物:
藤咲 満 (アルコール耐性がとても貧弱で酔うと口が悪くなる、というか本性が出るタイプ。詳細は『何処かの世界線であったかもしれないアルハラとその結果の話:藤咲 満の場合』を参照)
葉暗 風美 (序盤はCrownを揶揄っていた余裕ある立場だった筈なのに最終的には友人でもある雪菜からBLネタ要員にされる羽目に……尚、アルコール耐性は最強で変な酔い方は絶対しない)
冬花 雪菜 (途中までチョイ役だったのに終盤で謎の腐女子パワーを炸裂させるという謎を見せた)
Crown=White (アルコール耐性が貧弱で酔うと周囲に甘えたがる様になる。本性が出る、という意味では満と同じだが……満と比べれば十分に可愛げがあり害が少ない方である、とは作者も思う)
※【藤咲 満の場合】の途中で予定された新人歓迎会の数日後の話※
満「おはようごさいます。」
風美「おっ、藤咲先生じゃないか。おはよう!」
満「葉暗先生は月曜日から元気ですね。」
風美「月曜日だからこそさ!何事も最初が肝心だからねぇ!」
満「体育会系丸出しの主張をどうも。」
雪菜「ふふ、おはようございます。今週も頑張りましょうね。」
満「ハイ、おはようございます。」
風美「……で、藤咲先生とは別のドアから挨拶無しでコッソリ入ろうとしているのは何でなんだい?Crown先生?ww」
Crown「う゛っ!……お、おはようございます……。」
満「Crownくん、どうかしたの?なんだか、その……凄く気まずそうだけど。」
雪菜「あぁ、それはですね……」
Crown「やめて!!本当にやめて!!言わないでぇっ!!」
満「……もしかして、金曜夜の新歓で何か?」
Crown「あぐっ!」
風美「アッハッハww Crown先生、それじゃあアタシ達が言わなくてもモロバレじゃないかww」
満「へぇー……Crownくん、こっち側だったんだぁ?ww(※ニヤニヤ顔)」
Crown「ち、違ッ……!(※赤面)」
風美「要するにそういう事だねぇ。……あぁでも、藤咲先生みたいに攻撃的じゃあなかったから、そこは勘違いしないでおあげよ?」
満「ぐっ……別にそこまで同じだとは言っていませんのでご安心ください。……で、結局どういう様子だったんですか?」
Crown「お願い訊かないで言わないでやめ」
風美「いやー、最初はまぁまぁ普通だったんだけど、途中から妙に甘えん坊になっちゃってねぇ……普段の大人しさが嘘みたいに喋り出すし上機嫌だし、最後は幸せそうなフニャフニャ顔だったから吃驚したもんだよww」
満「えぇ……何だか面倒臭そうですね。」
Crown「葉暗先生も藤咲先生も酷いッ!!(※涙目)」
風美「藤咲先生はともかく、アタシは酷くないだろう?引っ込み思案っぽいCrown先生の素直なトコが見えて面白かったと思ってるんだからねぇww」
Crown「ううっ……!」
満「……まぁ、面白いで済ませてもらえる程度だったなら良いんじゃないの、平和で(※冷めた目)」
雪菜「(藤咲先生、完全に両者に対する嫌味で言っているわね……。)」
満「というか気になったんだけどさ、Crownくんって自分の限界を分かっていないタイプなの?だって、自分の意思で飲んだんでしょ?」
風美「そう言えばそうだねぇ……そこはどうなんだい?」
Crown「それは……分かっていた筈なんで、薄めのものを2杯で済ませよう、とは思ってたんですけど……ごめんなさい、2杯の途中からの記憶が何故か割と曖昧で……緊張して逆に回りが早くなっちゃったんですかね……?」
風美「そういえば、1杯目の時に割と弱いヤツを頼んでいたのは見かけた様な……」
雪菜「確か2杯目も同じ物を頼んでいたのを見たと思うんですけど……。」
Crown「1杯目と全く同じものを頼んだ、って事は覚えてるんですけど……。」
満「……ねぇ、それってさ、2杯目で『本来の想定より強い物を本人の同意を得ずに出されていた』って可能性、あるんじゃないの?」
Crown「えっ。」
風美「ちょ、ちょっとそれって……そんな事、ありえるのかい?」
満「1杯目を飲んだ後であり完全な素面では無い事、時間経過で店内のアルコール臭に慣れてしまった可能性、2杯目も弱めとはいえアルコール入りを想定していた、という3つの条件を考えれば2杯目を少し強めの物にされても気付けない危険性は十分にあると思います。」
風美「そんな、まさか」
雪菜「絶対に無い、とは言えない事かもしれませんね……仮にそうであればCrown先生の記憶が2杯目の途中から曖昧になっている事もある程度説明が付きますし……。」
満「でしょう?それに……そういう事をする不埒な輩がこの職場に居てもおかしくない事は残念な事に僕が新人だった時の件が証明していますから、ね……。」
Crown「で、でも、そんな事……誰が何のために!?」
満「さぁ?それは僕の時ですらハッキリしなかった事だし……まぁ、Crownくんも今後の飲み会には参加しない方が良いんじゃない?自分自身の為にね。」
Crown「……そう、ですね……。」
満「……ところで、さっきの葉暗先生の話だとCrownくんは最終的に殆ど酔い潰れちゃったみたいだけど、帰宅とか大丈夫だったの?」
風美「あぁ、それかい?それなら」
Crown「うあああっ!!その話は流石にしないでください!!」
満「……何があったんですか?」
風美「いや、大した事じゃないよ?仕方ないからタクシーで一旦アタシん家に連れて行って、翌朝まで休ませてあげたってだけさww」
満「えっ?」
Crown「目が覚めたらちょっとした旅館みたいに古風で和風な日本家屋の天井が見えて本当に驚いたし恥ずかしかった……!」
満「……ええっと……いや、大まかな概要だけとはいえ此処で堂々と話せるって事はセーフ……だよ、ね……?」
Crown「へ?それってどういう」
風美「ちょっと藤咲先生、顔に似合わずゲスい想像をするのはやめとくれよ!大体ねぇ、Crown先生の方が潰れてるってのにその展開がある訳なんて絶対に無いじゃないか!」
満「で、ですよねぇ!!アハハ……ww(※焦りを誤魔化す様なぎこちない笑顔)」
雪菜「……BでLな世界だったら話は別なんですけどね(※小声)」
満「ぶはっ!(※吹き出し笑い)」
風美「雪菜!アンタまで変な事を言うんじゃないよッ!」
Crown「え?何?どういう事?(※素で困惑)」
雪菜「大丈夫です、此処にいる葉暗先生は女性ですから(※笑顔)」
満「つまり冬花先生の脳内には男性Verの葉暗先生がいてCrown先生と……くくっww」
風美「アンタ達ねぇッ!!(※怒)」
Crown「ど、どういう事なんだろう……?(※最後まで理解できずに困惑)」
登場人物:
藤咲 満 (アルコール耐性がとても貧弱で酔うと口が悪くなる、というか本性が出るタイプ。詳細は『何処かの世界線であったかもしれないアルハラとその結果の話:藤咲 満の場合』を参照)
葉暗 風美 (序盤はCrownを揶揄っていた余裕ある立場だった筈なのに最終的には友人でもある雪菜からBLネタ要員にされる羽目に……尚、アルコール耐性は最強で変な酔い方は絶対しない)
冬花 雪菜 (途中までチョイ役だったのに終盤で謎の腐女子パワーを炸裂させるという謎を見せた)
Crown=White (アルコール耐性が貧弱で酔うと周囲に甘えたがる様になる。本性が出る、という意味では満と同じだが……満と比べれば十分に可愛げがあり害が少ない方である、とは作者も思う)