短編
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生きる人間誰もが、生活するにはそれなりの必需品が必要である。暁は任務のついでに角都から金を渡されて買い出しを頼まれる事がある。
「終わりましたねーイタチさん」
「ああ」
鬼鮫は目の前に転がる死体を後にして、角都から貰った金を確認する。2人は近くにあった小さな村を訪れて頼まれた食料や必需品を買って回った。イタチが鬼鮫が買うのを店の外で待っていると、隣の店から何やら騒がしい声が聞こえてきた。
『おじさんもう少し安くしてくれない?!』
「仕方ないなぁ」
女は値切りに奮闘してようやく安くして貰えたようだ。青色がかった長い髪にあの赤い雲模様、イタチは直ぐにその女が誰かわかった。
「桔梗ではないか!」
『ん?その声はイタチ?』
イタチが声をかけると桔梗は店主へお金を渡し袋に入った何かを受けとってイタチへ駆け寄ってきた。
「桔梗もこの村に用があったのか?」
『ううううん!あそこのお店のがよ、良かったからねぇ』
何かを隠しているような話し方をする桔梗は先程の店を指さすが、その指は少しばかり震えていた。イタチは少し気になるが、相手が女の子である為聞かないことにした。
鬼鮫が大きな袋を2つ抱えて店から出てきて、のんびりと3人でアジトへ帰ることにした。
『姉様どう??』
「とても似合っているわよ桔梗」
無事アジトへ着いた3人だが鬼鮫は角都へお釣りを渡しに、イタチはリーダーへ任務の報告へ行ってしまった。直ぐに1人になった桔梗だったがむしろ好都合だった。急いで小南の部屋に入り、先程買ってきた物を広々と自慢げに広げる。白いふわふわしたスカートに黒色の前掛けがかかっていて、先ほどの店主がおまけでつけてくれた猫のような耳を思わせる頭の飾りが一緒に入っていた。
『これで準備万全ね!』
日が沈みメンバーたちが帰還して普段と変わらない夕食を済ませる。桔梗は急いでご飯を食べて自身の部屋へ戻って、今朝買ったメイド服を着て猫耳のカチューシャをつける。慣れないメイクをして全身が映る鏡で自分の姿を映すと、普段はしない格好に少し違和感を抱きながらも服を整えた。
「桔梗~入るぞぉ」
『!!??』
服を整えていると突然桔梗の部屋のドアが開いて、聞きなれた声の主が入ってきた。桔梗の格好を見たデイダラは一瞬固まって、無言で部屋の鍵を閉めて桔梗へ歩み寄った。
「・・・おい桔梗」
『う、うん?どどどどうしたのデイダラ?』
思わぬ客に桔梗は恥ずかしくて近くにあった外套をすぐさま取って前を隠した。無言で見つめてくるデイダラは突然桔梗の腕をつかんで自身へ抱き寄せる。
『でででデイダラ!?』
「桔梗、これ誰に見せるつもりだったんだ、うん?」
『見せるっていうか、ほら今日は収穫祭じゃない?』
収穫祭。今日各国の忍びの里では秋の収穫を祝う収穫祭で賑わっている。時の流れを経て子供たちが変装をして各国の家を回ってお菓子をもらいに行くのだ。桔梗もこの収穫祭に乗ってデイダラやサソリ、イタチや飛段の部屋を回ってお菓子をもらおうとしていたのだった。しかし部屋を回る前に見つかるのは予想外だったので桔梗はデイダラに見つかって内心すごく焦っている。
「収穫祭、しらねえな」
『き、今日はお菓子がもらえる日なの』
「なかったらどうすんだ、うん?」
『なかったら悪戯を・・ん』
言い終わる前に桔梗はデイダラの口で塞がれる。深く甘いキスに桔梗は溶けそうになって膝が折れかけるが、デイダラに支えられて容易にベッドへ連れていかれた。上から見上げるデイダラの顔は少しばかり怒りを感じられる表情だった。
「悪戯をすんだろ?」
『そ、そうだけど』
「なら俺に悪戯しろよ」
『えっ!?』
デイダラは桔梗の手を持ち上げて、熱く主張する自身に手を当てさせる。びくびくと動くそれを感じた桔梗は恥ずかしくてデイダラの手を解こうとするが力の差でびくともするどころかさらにきつく当てさせられる。
『ちょ!デイダラ・・!当たってっ』
「わざと当てさせてんだよ。ほら早く悪戯しろ、うん?」
恥ずかしくて顔を真っ赤にさせた桔梗はもう片腕で顔を隠すと、ようやく自身から手を離させた。
「・・・何か言うことは?」
『ご、ごめんなさい・・・』
デイダラは優しくキスをすると改めて桔梗の格好を見た。いつもとは全く雰囲気が違う恋人はいつもより魅力を感じてさらに下を熱くさせた。その気持ちを紛らわすかのように唇、頬、首、鎖骨へとキスを落としていった。
「桔梗」
『ん、、、な、なに・・?』
「可愛いぞ、うん」
『ん、、ありがと』
こそばゆいのか感じているのか桔梗は吐息交じりに声が漏れて、デイダラをより一層興奮させていった。
「・・・いいか?」
『ん、、来て、デイダラ、、、』
離れたデイダラを求めるように手を伸ばして欲する桔梗を見てデイダラの中の糸がぷつんと切れて、桔梗の服に手を忍ばしていった。
『…嫉妬した?』
「当たり前だろ。あんなのほかの奴に見られていたらオイラ多分桔梗を壊していたぞ、うん』
『もう壊されて腰が痛いです…』
「元々は桔梗がわりぃんだぞ、うん」
『うう・・・』
「終わりましたねーイタチさん」
「ああ」
鬼鮫は目の前に転がる死体を後にして、角都から貰った金を確認する。2人は近くにあった小さな村を訪れて頼まれた食料や必需品を買って回った。イタチが鬼鮫が買うのを店の外で待っていると、隣の店から何やら騒がしい声が聞こえてきた。
『おじさんもう少し安くしてくれない?!』
「仕方ないなぁ」
女は値切りに奮闘してようやく安くして貰えたようだ。青色がかった長い髪にあの赤い雲模様、イタチは直ぐにその女が誰かわかった。
「桔梗ではないか!」
『ん?その声はイタチ?』
イタチが声をかけると桔梗は店主へお金を渡し袋に入った何かを受けとってイタチへ駆け寄ってきた。
「桔梗もこの村に用があったのか?」
『ううううん!あそこのお店のがよ、良かったからねぇ』
何かを隠しているような話し方をする桔梗は先程の店を指さすが、その指は少しばかり震えていた。イタチは少し気になるが、相手が女の子である為聞かないことにした。
鬼鮫が大きな袋を2つ抱えて店から出てきて、のんびりと3人でアジトへ帰ることにした。
『姉様どう??』
「とても似合っているわよ桔梗」
無事アジトへ着いた3人だが鬼鮫は角都へお釣りを渡しに、イタチはリーダーへ任務の報告へ行ってしまった。直ぐに1人になった桔梗だったがむしろ好都合だった。急いで小南の部屋に入り、先程買ってきた物を広々と自慢げに広げる。白いふわふわしたスカートに黒色の前掛けがかかっていて、先ほどの店主がおまけでつけてくれた猫のような耳を思わせる頭の飾りが一緒に入っていた。
『これで準備万全ね!』
日が沈みメンバーたちが帰還して普段と変わらない夕食を済ませる。桔梗は急いでご飯を食べて自身の部屋へ戻って、今朝買ったメイド服を着て猫耳のカチューシャをつける。慣れないメイクをして全身が映る鏡で自分の姿を映すと、普段はしない格好に少し違和感を抱きながらも服を整えた。
「桔梗~入るぞぉ」
『!!??』
服を整えていると突然桔梗の部屋のドアが開いて、聞きなれた声の主が入ってきた。桔梗の格好を見たデイダラは一瞬固まって、無言で部屋の鍵を閉めて桔梗へ歩み寄った。
「・・・おい桔梗」
『う、うん?どどどどうしたのデイダラ?』
思わぬ客に桔梗は恥ずかしくて近くにあった外套をすぐさま取って前を隠した。無言で見つめてくるデイダラは突然桔梗の腕をつかんで自身へ抱き寄せる。
『でででデイダラ!?』
「桔梗、これ誰に見せるつもりだったんだ、うん?」
『見せるっていうか、ほら今日は収穫祭じゃない?』
収穫祭。今日各国の忍びの里では秋の収穫を祝う収穫祭で賑わっている。時の流れを経て子供たちが変装をして各国の家を回ってお菓子をもらいに行くのだ。桔梗もこの収穫祭に乗ってデイダラやサソリ、イタチや飛段の部屋を回ってお菓子をもらおうとしていたのだった。しかし部屋を回る前に見つかるのは予想外だったので桔梗はデイダラに見つかって内心すごく焦っている。
「収穫祭、しらねえな」
『き、今日はお菓子がもらえる日なの』
「なかったらどうすんだ、うん?」
『なかったら悪戯を・・ん』
言い終わる前に桔梗はデイダラの口で塞がれる。深く甘いキスに桔梗は溶けそうになって膝が折れかけるが、デイダラに支えられて容易にベッドへ連れていかれた。上から見上げるデイダラの顔は少しばかり怒りを感じられる表情だった。
「悪戯をすんだろ?」
『そ、そうだけど』
「なら俺に悪戯しろよ」
『えっ!?』
デイダラは桔梗の手を持ち上げて、熱く主張する自身に手を当てさせる。びくびくと動くそれを感じた桔梗は恥ずかしくてデイダラの手を解こうとするが力の差でびくともするどころかさらにきつく当てさせられる。
『ちょ!デイダラ・・!当たってっ』
「わざと当てさせてんだよ。ほら早く悪戯しろ、うん?」
恥ずかしくて顔を真っ赤にさせた桔梗はもう片腕で顔を隠すと、ようやく自身から手を離させた。
「・・・何か言うことは?」
『ご、ごめんなさい・・・』
デイダラは優しくキスをすると改めて桔梗の格好を見た。いつもとは全く雰囲気が違う恋人はいつもより魅力を感じてさらに下を熱くさせた。その気持ちを紛らわすかのように唇、頬、首、鎖骨へとキスを落としていった。
「桔梗」
『ん、、、な、なに・・?』
「可愛いぞ、うん」
『ん、、ありがと』
こそばゆいのか感じているのか桔梗は吐息交じりに声が漏れて、デイダラをより一層興奮させていった。
「・・・いいか?」
『ん、、来て、デイダラ、、、』
離れたデイダラを求めるように手を伸ばして欲する桔梗を見てデイダラの中の糸がぷつんと切れて、桔梗の服に手を忍ばしていった。
『…嫉妬した?』
「当たり前だろ。あんなのほかの奴に見られていたらオイラ多分桔梗を壊していたぞ、うん』
『もう壊されて腰が痛いです…』
「元々は桔梗がわりぃんだぞ、うん」
『うう・・・』