蜘蛛ですがpixiv削除済SS
「お願い、これ少しでいいから食べてみてほしいの!」
美幼女に上目遣いでお願いされてもオーケーと言えないことがある。
そう、美幼女、もとい吸血っ子が私に押し付けてきているのは、骨。それも大きな骨。
……どうしてこうなった!?
吸血っ子が最近変な趣味を持っていると言うのは魔王から聞いていた。
「最近、ソフィアちゃんが骨にハマってるらしいの」
「骨?」
思わず聞き返してしまうくらいに意味がわからなかった。
骨?どゆこと?骨をコレクションしてるってこと?
リエルなら既にしてるけど、吸血っ子が?
「そ、骨を食べるのが好きらしくて」
「は?」
うーん、魔王さん?もう一回言ってもらってもいいですか?
……骨って食べるものだったっけ?
ゲテモノソムリエである私でさえ骨はさすがに食べたことがない。
吸血っ子をこんな野蛮な子に育てたのは誰だ!
私だ!
「白ちゃんが驚くのも分かるよ。でも、このあいだソフィアちゃんが私に、骨食べてみて!って勧めてきたんだよー。全力で拒否したけど」
はぁ……変な趣味を人に勧めないでほしい。
意味がわからないが吸血っ子は骨を喰むという謎の趣味を持っているらしい。
私が魔王とこの話をした後日、メラも骨を勧められたそうで私に相談してきた。
君は吸血っ子の保護者なんだから君がどうにかしてほしいんだが。
私は戦闘訓練専門なんで情操教育は専門外なのです。
そんなこんなで遂に私が骨を勧められる番がやってきた、ということだ。
いやですー食べたくないですー。
「ご主人様にはこの一番硬い骨がおすすめよ」
「やだ」
え、やだ。
なんで一番硬いのなんですか?
ステータスの暴力で無理矢理食わされた被害者Wさんによると「あれはかなりのステータスがないと噛み砕けないよ。逆に歯の方がね、うん」だそうで。
ご愁傷様です。
私は鬼くんの二の舞にはなりたくないので、食べるにしてもせめて柔らかいのがいいんですが。
てゆうかそもそも食べたくないわ!
「最初は躊躇するかもしれないけれど、一度食べてみたら絶対ハマるから!」
宣伝文句みたいなよくわからないことを言う吸血っ子。
たぶんその宣伝文句はよくないやつだね。
「これは氷龍の骨で、硬いけど味がまろやかで美味しいから食べやすいと思うわ」
骨に味なんてあったの!?
わー、すごーい知らなかったー。
取り急ぎ病院行ったほうがいいんじゃないかね。
それにしても、せっかくの氷龍の骨を食べてしまうのは勿体ないんじゃないか?
加工して魔剣なりなんなり作ればいいのに。
まあ、うちは魔剣は足りてるんで問題ないんですが、やっぱり勿体なくね?
「美味しいから食べてみてってば」
「そんなわけない」
「ご主人様、食べず嫌いはよくないわよ」
そういう問題じゃないと思いまーす!
「はあ、じゃあこうするしかないわね」
吸血っ子はそう言うと、骨を持ったままいきなり私に突っ込んできた。
もしかして強引に食べさせる気かこいつは!?
だが残念だったな!
私は下っ端の下っ端といえど一応神!
そこらの有象無象は敵わない実力を持った吸血っ子のアタックさえ私の前には無力なのだ!
すると、いきなり吸血っ子の姿が霧のように掻き消えた。
え?
何したの?幻夢?
いや、吸血っ子は外道魔法は持っていないはず…。
っ!後ろ!
気づいた時にはもう遅く、既に骨を口の中にグッと押し込まれていた。
端的に言うと無味で不味かったです。
美幼女に上目遣いでお願いされてもオーケーと言えないことがある。
そう、美幼女、もとい吸血っ子が私に押し付けてきているのは、骨。それも大きな骨。
……どうしてこうなった!?
吸血っ子が最近変な趣味を持っていると言うのは魔王から聞いていた。
「最近、ソフィアちゃんが骨にハマってるらしいの」
「骨?」
思わず聞き返してしまうくらいに意味がわからなかった。
骨?どゆこと?骨をコレクションしてるってこと?
リエルなら既にしてるけど、吸血っ子が?
「そ、骨を食べるのが好きらしくて」
「は?」
うーん、魔王さん?もう一回言ってもらってもいいですか?
……骨って食べるものだったっけ?
ゲテモノソムリエである私でさえ骨はさすがに食べたことがない。
吸血っ子をこんな野蛮な子に育てたのは誰だ!
私だ!
「白ちゃんが驚くのも分かるよ。でも、このあいだソフィアちゃんが私に、骨食べてみて!って勧めてきたんだよー。全力で拒否したけど」
はぁ……変な趣味を人に勧めないでほしい。
意味がわからないが吸血っ子は骨を喰むという謎の趣味を持っているらしい。
私が魔王とこの話をした後日、メラも骨を勧められたそうで私に相談してきた。
君は吸血っ子の保護者なんだから君がどうにかしてほしいんだが。
私は戦闘訓練専門なんで情操教育は専門外なのです。
そんなこんなで遂に私が骨を勧められる番がやってきた、ということだ。
いやですー食べたくないですー。
「ご主人様にはこの一番硬い骨がおすすめよ」
「やだ」
え、やだ。
なんで一番硬いのなんですか?
ステータスの暴力で無理矢理食わされた被害者Wさんによると「あれはかなりのステータスがないと噛み砕けないよ。逆に歯の方がね、うん」だそうで。
ご愁傷様です。
私は鬼くんの二の舞にはなりたくないので、食べるにしてもせめて柔らかいのがいいんですが。
てゆうかそもそも食べたくないわ!
「最初は躊躇するかもしれないけれど、一度食べてみたら絶対ハマるから!」
宣伝文句みたいなよくわからないことを言う吸血っ子。
たぶんその宣伝文句はよくないやつだね。
「これは氷龍の骨で、硬いけど味がまろやかで美味しいから食べやすいと思うわ」
骨に味なんてあったの!?
わー、すごーい知らなかったー。
取り急ぎ病院行ったほうがいいんじゃないかね。
それにしても、せっかくの氷龍の骨を食べてしまうのは勿体ないんじゃないか?
加工して魔剣なりなんなり作ればいいのに。
まあ、うちは魔剣は足りてるんで問題ないんですが、やっぱり勿体なくね?
「美味しいから食べてみてってば」
「そんなわけない」
「ご主人様、食べず嫌いはよくないわよ」
そういう問題じゃないと思いまーす!
「はあ、じゃあこうするしかないわね」
吸血っ子はそう言うと、骨を持ったままいきなり私に突っ込んできた。
もしかして強引に食べさせる気かこいつは!?
だが残念だったな!
私は下っ端の下っ端といえど一応神!
そこらの有象無象は敵わない実力を持った吸血っ子のアタックさえ私の前には無力なのだ!
すると、いきなり吸血っ子の姿が霧のように掻き消えた。
え?
何したの?幻夢?
いや、吸血っ子は外道魔法は持っていないはず…。
っ!後ろ!
気づいた時にはもう遅く、既に骨を口の中にグッと押し込まれていた。
端的に言うと無味で不味かったです。