夢主喋ります!苦手な方は注意してください
SL短編夢
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『あのさぁ…』
「ね、ねーちゃん…」
今何が起こったか
簡単に説明すると、ベルゼが盛大にすってんころりんと転び その手当する私の手をベルゼは払いのけたのだ
『なんでこんなことしたの?』
「だってオレ、絆創膏とか貼らなくたってすぐケガ治るんだぜ!だからいらねーよ」
『私はベルゼが心配で…それにだからといって手を払ってもいい理由にはなりません!』
「うう…」
まるで私は園児を叱る先生だ
年齢はベルゼの方が上だけど精神年齢に関してはまだ少し幼い部分が残っていたりする
「……ねーちゃんを心配させたらダメだなぁ…」
〜数日後〜
「ねーちゃん!待ってたぜ!」
今日も私はベルゼに会いに行くため、魔物の里に足を運んでいた
ここまでして会いに行く理由…ちょっとだけ、恋心が混じってるのかもしれないなぁ…とか思ってしまい顔がつい赤くなる
「なぁなぁ、ねーちゃん!」
『ん?』
ザシュッ
『!?』
呼ばれて何かと思い振り向いたら ベルゼは自分の指を深く噛みちぎった
紐のついた小瓶に自分の血を入れていく
『ま、まって!何してるの 絆創膏とかのレベルじゃない…!』
「イテテテ…」
私が慌てていると「ん!」と小瓶を差し出してきた
「これ、お守り」
『おま…もり……?』
「そう!悪魔の王子の血を入れた小瓶。持ってるだけで少なくとも変な魔物には襲われないぜ」
へ〜…そうなんだ……と関心したのもつかの間、ベルゼが大怪我をしていることを思い出した
『ていうか指!まだ血出てるじゃん…!こんなやり方……』
「あ〜大丈夫だって!」
『大丈夫に見えないけど!?痛いって言ってたじゃん』
ギクッ…「で、でも悪魔は治癒能力が高いから数分後には傷、塞がってるって…!」
「それにねーちゃんに心配されたくなくて…オレ……」
『え?』
拍子抜けした いや、逆効果でしょう…
「まだねーちゃんよりは背高くねぇし…何かあった時に庇いきれないけど…だけど、オレでも何か出来ることないかなって思ったんだ。」
『それが…このお守りを渡すこと……?』
するとまるで人間の子供かのように小さくコクッと頷いた
『…じゃあさ、ベルゼの成長期が来るまで私期待してていい?』
「期待?」
『私の事守りたいし心配させたくないって、それプロポーズって受け取っちゃうんだけど』
ちょっとだけの恋心が 確信に変わった瞬間
その発言のあと少しの間ができ、言葉の意味を理解したのか 悪魔の王子は威嚇した猫のようにぶわわわっと全身が反応し赤くなった
────────数百年後────────
「ま〜だその小瓶持っててくれてんの?」
『うん 大事なのこれ』
「中身はなんも入ってないのに…」
そう、私はベルゼと人生を共にするため悪魔の血を飲み人間では無い生命体になった。
「…オレさぁ、ちゃんとねーちゃんのこと守れてるかな」
『ふふっ 数百年経ってもベルゼは弟みたいだね』
「んな…っ…!?」
『1回試しに私の事名前で呼んでみてよ』
「…〇〇?」
「…………なんか恥ずかしいからやっぱこれからもねーちゃんって呼ぶ」
『え〜?』
そっぽを向くベルゼは本当に弟みたいだなって
ねぇ、まだまだ私に恥ずかしがってね
END
「ね、ねーちゃん…」
今何が起こったか
簡単に説明すると、ベルゼが盛大にすってんころりんと転び その手当する私の手をベルゼは払いのけたのだ
『なんでこんなことしたの?』
「だってオレ、絆創膏とか貼らなくたってすぐケガ治るんだぜ!だからいらねーよ」
『私はベルゼが心配で…それにだからといって手を払ってもいい理由にはなりません!』
「うう…」
まるで私は園児を叱る先生だ
年齢はベルゼの方が上だけど精神年齢に関してはまだ少し幼い部分が残っていたりする
「……ねーちゃんを心配させたらダメだなぁ…」
〜数日後〜
「ねーちゃん!待ってたぜ!」
今日も私はベルゼに会いに行くため、魔物の里に足を運んでいた
ここまでして会いに行く理由…ちょっとだけ、恋心が混じってるのかもしれないなぁ…とか思ってしまい顔がつい赤くなる
「なぁなぁ、ねーちゃん!」
『ん?』
ザシュッ
『!?』
呼ばれて何かと思い振り向いたら ベルゼは自分の指を深く噛みちぎった
紐のついた小瓶に自分の血を入れていく
『ま、まって!何してるの 絆創膏とかのレベルじゃない…!』
「イテテテ…」
私が慌てていると「ん!」と小瓶を差し出してきた
「これ、お守り」
『おま…もり……?』
「そう!悪魔の王子の血を入れた小瓶。持ってるだけで少なくとも変な魔物には襲われないぜ」
へ〜…そうなんだ……と関心したのもつかの間、ベルゼが大怪我をしていることを思い出した
『ていうか指!まだ血出てるじゃん…!こんなやり方……』
「あ〜大丈夫だって!」
『大丈夫に見えないけど!?痛いって言ってたじゃん』
ギクッ…「で、でも悪魔は治癒能力が高いから数分後には傷、塞がってるって…!」
「それにねーちゃんに心配されたくなくて…オレ……」
『え?』
拍子抜けした いや、逆効果でしょう…
「まだねーちゃんよりは背高くねぇし…何かあった時に庇いきれないけど…だけど、オレでも何か出来ることないかなって思ったんだ。」
『それが…このお守りを渡すこと……?』
するとまるで人間の子供かのように小さくコクッと頷いた
『…じゃあさ、ベルゼの成長期が来るまで私期待してていい?』
「期待?」
『私の事守りたいし心配させたくないって、それプロポーズって受け取っちゃうんだけど』
ちょっとだけの恋心が 確信に変わった瞬間
その発言のあと少しの間ができ、言葉の意味を理解したのか 悪魔の王子は威嚇した猫のようにぶわわわっと全身が反応し赤くなった
────────数百年後────────
「ま〜だその小瓶持っててくれてんの?」
『うん 大事なのこれ』
「中身はなんも入ってないのに…」
そう、私はベルゼと人生を共にするため悪魔の血を飲み人間では無い生命体になった。
「…オレさぁ、ちゃんとねーちゃんのこと守れてるかな」
『ふふっ 数百年経ってもベルゼは弟みたいだね』
「んな…っ…!?」
『1回試しに私の事名前で呼んでみてよ』
「…〇〇?」
「…………なんか恥ずかしいからやっぱこれからもねーちゃんって呼ぶ」
『え〜?』
そっぽを向くベルゼは本当に弟みたいだなって
ねぇ、まだまだ私に恥ずかしがってね
END