夢主喋ります!苦手な方は注意してください
BC短編夢
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私、なんで今まで気が付かなかったんだろう
「〇〇さんの作ったカルボナーラは美味しいです」
『でもソースは湯煎のやつだよ?』
「それでもいいんです オレちゃんのために作ってくれた、それだけで幸せなんです。」
─────────────────────
『うわ〜〜!ブラック!雑な抱え方して空飛ばないで〜!!』
「カーッカッカッカッ!!!まだまだ目的地まで時間かかりますよぉ?耐えてくださ〜い♪」
─────────────────────
『ううっ…うう…』
「〇〇さんにしてはめずらしいですね 何か辛いことでもあったんですか?」
─────────────────────
「オレちゃん特製おじやです!ゆっくり噛んで食べてくださいね」
『ありがとう…ブラックは優しいね』
「カカカ キミが元気を取り戻してくれたらどんなに幸せか…」
『悪魔らしくないこと言うね?』
「誰かを愛すということは"そういう感情"も芽生えてくるものですよ」
─────────────────────
「〇〇さん、お見舞いに来ましたよ 身体の調子はどうですか?」
─────────────────────
「キミに会う度、オレちゃんは心が痛みます。どんどん衰弱していくキミをこれ以上見てられません」
「ねぇ……〇〇さん、オレちゃんと契約しませんか?」
「返事はまた明日聞きに来ます それまでの辛抱ですからね」
そう言ったあと私の額にキスを落とし、ブラックは黒く大きい羽根を広げ病室の窓から去った
ねぇブラック
『……本当に私の事想ってる?』
「バレちゃいましたかぁ…」
『ブラック…!』
「キミにバレないよう窓の外側で耳をすませていたのですが」
「カカカッ キミのことならな〜んでもお見通しなんですよ♡」
首をかしげ気味の悪い発言をするその姿は悪魔そのものだ
「でも…〇〇さんへの愛は本物です。」
「そもそも"悪魔"に惚れられて逃げられるとでも?」
「答えをだすには少し考える時間が足りないかもしれませんが…オレちゃんと契約する気になりました?」
「キミの中にある"それ"をオレちゃんなら取り出すことが出来る…」
私は気づいてしまったから
ブラックの何かを…"それ"を知らないうちに取り込んでしまったから
『じゃあ私は今からこの病室の窓から飛び降りて死ぬ。』
「……ほう」
『これで契約も無しに出来る でしょ?』
「別にいいですよ」
動揺が、衝撃が私の脳に走った
別にいい なんて言われるわけないと思っていたから
「でもこの高さで死ねますかねぇ…?ギリギリ生き延びて植物状態になるのがオチじゃないですか?」
私は…それでもブラックの狂気に気づいてしまったから
「〇〇さん」
『…』
「オレちゃんはキミの最期を見届けられればいいんです。
腹の空いた野犬に貪り食われて肉も残らない骨になっても、
首を吊るのに失敗して身体が動かなくなっても、
車に跳ねられて四肢を失い車椅子を誰かに引いてもらわなきゃ生活できなくなっても」
「それでも キミを愛せる自信がある」
「…え?何故そこまで自信を持って言えるかって?」
「もうその未来は視聴済みなんです」
あぁ、おかしい これからもとことんコイツに狂わされていく
END
「〇〇さんの作ったカルボナーラは美味しいです」
『でもソースは湯煎のやつだよ?』
「それでもいいんです オレちゃんのために作ってくれた、それだけで幸せなんです。」
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『うわ〜〜!ブラック!雑な抱え方して空飛ばないで〜!!』
「カーッカッカッカッ!!!まだまだ目的地まで時間かかりますよぉ?耐えてくださ〜い♪」
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『ううっ…うう…』
「〇〇さんにしてはめずらしいですね 何か辛いことでもあったんですか?」
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「オレちゃん特製おじやです!ゆっくり噛んで食べてくださいね」
『ありがとう…ブラックは優しいね』
「カカカ キミが元気を取り戻してくれたらどんなに幸せか…」
『悪魔らしくないこと言うね?』
「誰かを愛すということは"そういう感情"も芽生えてくるものですよ」
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「〇〇さん、お見舞いに来ましたよ 身体の調子はどうですか?」
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「キミに会う度、オレちゃんは心が痛みます。どんどん衰弱していくキミをこれ以上見てられません」
「ねぇ……〇〇さん、オレちゃんと契約しませんか?」
「返事はまた明日聞きに来ます それまでの辛抱ですからね」
そう言ったあと私の額にキスを落とし、ブラックは黒く大きい羽根を広げ病室の窓から去った
ねぇブラック
『……本当に私の事想ってる?』
「バレちゃいましたかぁ…」
『ブラック…!』
「キミにバレないよう窓の外側で耳をすませていたのですが」
「カカカッ キミのことならな〜んでもお見通しなんですよ♡」
首をかしげ気味の悪い発言をするその姿は悪魔そのものだ
「でも…〇〇さんへの愛は本物です。」
「そもそも"悪魔"に惚れられて逃げられるとでも?」
「答えをだすには少し考える時間が足りないかもしれませんが…オレちゃんと契約する気になりました?」
「キミの中にある"それ"をオレちゃんなら取り出すことが出来る…」
私は気づいてしまったから
ブラックの何かを…"それ"を知らないうちに取り込んでしまったから
『じゃあ私は今からこの病室の窓から飛び降りて死ぬ。』
「……ほう」
『これで契約も無しに出来る でしょ?』
「別にいいですよ」
動揺が、衝撃が私の脳に走った
別にいい なんて言われるわけないと思っていたから
「でもこの高さで死ねますかねぇ…?ギリギリ生き延びて植物状態になるのがオチじゃないですか?」
私は…それでもブラックの狂気に気づいてしまったから
「〇〇さん」
『…』
「オレちゃんはキミの最期を見届けられればいいんです。
腹の空いた野犬に貪り食われて肉も残らない骨になっても、
首を吊るのに失敗して身体が動かなくなっても、
車に跳ねられて四肢を失い車椅子を誰かに引いてもらわなきゃ生活できなくなっても」
「それでも キミを愛せる自信がある」
「…え?何故そこまで自信を持って言えるかって?」
「もうその未来は視聴済みなんです」
あぁ、おかしい これからもとことんコイツに狂わされていく
END