夢主喋ります!苦手な方は注意してください
BC短編夢
空欄の場合は〇〇になります
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
オレちゃん、知ってました。
〇〇さんがオレちゃんに恋心を抱いていないことも
他の男性のことを好きということも
でも諦めきれません
〜
「あ、戻ってきましたか」
「うん 今日もいい感じだったよ」
「…カカッ 〇〇さんは今日も恋する乙女さんですね」
「なにそれ…///」
「今、照れた顔したのが何よりの証拠では?自分で"恋してます"と言ったようなもんじゃないですか」
「っ…」
「もう 私の事からかうのも今日でやめてよね」
「なんでです?」
「公園で"あの人"がお昼休憩でベンチに座ってご飯を食べるっていう姿を見て
話しかけるのが楽しいの!嬉しいの!」
〇〇さんは、たまたまこの公園に居たところ お昼休憩に来ているあの方のことを好きになってしまったそうです
それ以降一緒にお昼ご飯を食べてるみたいですが…何故かそういう時だけ行動力あるんですよね
…その時の〇〇さんは失恋したばっかでした、あの時がチャンスだと思ったんですが…
少し遅かったですね
失恋したばっかの心に入り込んできたあの方…
……あの男性は〇〇さんのことをどう思ってるんでしょう
「その理由じゃ オレちゃんがここに来ちゃダメな理由にならなくないですか?」
「なるの!あの人が来るのを待ってる時に 同じベンチに男女二人が座ってるって…なんだか付き合ってるみたいだし、あの人が勘違いしちゃうでしょ」
「この間なんて「あの黒い人とどういう関係なの?」って言われちゃったんだよ!?
しかも せめて遠くにいればいいのになんで隣なの…!」
「それで、なんて答えたんです?」
「"友達"って言った その時はなんとか話そらせたけどさ…」
"友達"…ですか
「だからもう私と関わらないで」
「あら?最初は"からかわないで"だったのに
"関わらないで"に変わってますよ?」
「…ごめん、私ちゃんと恋愛したいの」
「お願いだから…会うのはこれで最後にして」
「カカカッ!鬼ヤバですねぇ…オレちゃん達、
かなり仲がいいと思ってたんですが…違ったみたいですね」
「…」
「〇〇さん」
「…?」
「好き、でしたよ。」
「でした…?」
「はい」
「…っ…!それってどういうこ「今までありがとうございました 最後に一言 言えて良かったです」
オレちゃんはそう言ってその場を去りました
「ブラック…ねぇ、良くないよ…全然…っ…」
オレちゃん、知ってました。
〇〇さんがオレちゃんに恋心を抱いていないことも
他の男性のことを好きということも
だけどやっと諦められました
恋とか、愛とか…オレちゃんには分からないことをキミは教えてくれましたね
そして嫉妬もしました
…まぁ執着はしません 少なくとも今後は出来ません
"キミという存在"がもう居ないので
カカッ…でも、別の人に恋してる横顔でも素敵でしたよ
そんな傷心を抱いていても街灯は光りますし
車のライトはオレちゃんを照らします
……はぁ、残酷ですねぇ
こんな感情持ちたくなかったですよ
ねぇ…〇〇さん。