短編
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微ヤンデレ注意。
「あれ……?なんで私、いつの間に自分の部屋に?」
ちょっと前までいつものように学園を探索していたはずだった。
それが私はいつの間にか自室のベッドに横たわって眠っていた。
身体を起こして考えてみる。
才囚学園は謎が多い。ここが何なのか、何処かに出口はないのか、それを探すのは私はもちろんここに閉じ込められているみんなの日課だ。
それは今日も例外ではなく、私はいつものように朝、7時に部屋を出たはずだ。
その後、7時20分頃にみんなと朝食を食べて、8時には探索に出掛けた。
部屋の中を見ながら目覚めてからの出来事を思い返していて、私はあることに気づいた。
……時計がない?
いつもテーブルの上に置いてある時計がなかった。
私は持ち出したりしていないし、だとしたら何らかの理由で私が眠っている最中に誰か持ち出したのだろうか……?
よく部屋を見ると時計以外にもないものがあった。
本棚に並んでいる本は私が図書室から持ち出したものとは違うものだったし、他にも倉庫から持ってきた鏡がなかったりした。
似ているようで私の部屋とは少し違う。
考えれば考えるほどこの状況は奇妙だった。
いつの間にかベッドで寝ていた私には何故ここにいたのか記憶がなく、私の部屋と似たこの部屋はきっと私の部屋ではない。
前に茶柱さんに護身術を教えて貰った時に壁に出来た凹みがないのを見て確信した。
何処だかわからない部屋に、何故か寝ていた。
ぞっとして、私は早く外に出ようと扉に駆け寄った。
勢いよくドアを開けようとしたけれど、ガチャガチャという無機質な音が部屋に響くだけで扉は一向に開く気配がない。
鍵がかかってる……。
それも、外から。内側からは開けられないみたいだ。
閉じ込められている。
それがわかって私は焦って扉を叩いた。
「誰か!!誰かいないの!?」
どんなに強く扉を叩いても、どんなに大声を出しても、扉が開く気配はない。
「…っはぁ……なんで……」
――なんで私がこんな目に?
わけのわからない状況に、次第になんだか腹が立ってきて、私は椅子を扉に叩きつけた。
開くとは思わなかったけれどこの奇妙な部屋で何もしないでじっとしている気にはなれなかったから。
私は無駄だとわかりつつも、疲れて床にへたり込むまで助けを求めながら扉を叩き続けた。
――どれだけそうしていたのだろう。時計のない部屋では時間を確認することも出来ない。
「……」
私は、諦めと疲れで床に座り込んでじっと床を見つ続けていた。
これから私はどうなってしまうのだろうか?
不安で泣きそうになったその時――
カチャ。
軽い音がしたと思ったらゆっくりと扉を開いた。
恐る恐るという感じで最原くんが顔を覗かせてそんな最原くんと私の目があった。
「苗字さん……?」
「最原くん……!!」
私は助けが来たことが嬉しくて堪らなくて、最原くんに抱きついた。
「え、ちょっ、苗字さん……!?」
私に抱きつかれて焦る最原くんに構わず、私は酷く安堵していた。
「私なんでここにいるのか、閉じ込められてるのかわからなくて……怖くて不安で……」
「えっ!?」
私の言葉と様子にただ事ではないと思ったのか、最原くんは私を落ち着かせるために背中を撫でてくれた。
「……何があったのかわからないけど、とりあえずここから出ようか。みんな心配してるよ」
「うん…!」
最原くんに支えられつつ部屋から出た。
ずっと声を出して扉を叩き続けたせいか、私はふらふらで視界もぐらついて見えた。
そのせいで部屋が何処だったのかはよくわからなかったけれど、誰かの部屋らしいことはわかった。
きっとその人が私を閉じ込めた犯人なのだろうけれど、一体誰が?何のために?
「最原くん、助けに来てくれてありがとう……」
「ううん。そんな…苗字さんが無事でよかった」
「……最原くん」
この一件で、私の最原くんへの信頼度はかなり上がっていた。
……あれ?でも、最原くんはなんであんなにあっさり鍵を開けることが出来たんだろうか?
「あれ……?なんで私、いつの間に自分の部屋に?」
ちょっと前までいつものように学園を探索していたはずだった。
それが私はいつの間にか自室のベッドに横たわって眠っていた。
身体を起こして考えてみる。
才囚学園は謎が多い。ここが何なのか、何処かに出口はないのか、それを探すのは私はもちろんここに閉じ込められているみんなの日課だ。
それは今日も例外ではなく、私はいつものように朝、7時に部屋を出たはずだ。
その後、7時20分頃にみんなと朝食を食べて、8時には探索に出掛けた。
部屋の中を見ながら目覚めてからの出来事を思い返していて、私はあることに気づいた。
……時計がない?
いつもテーブルの上に置いてある時計がなかった。
私は持ち出したりしていないし、だとしたら何らかの理由で私が眠っている最中に誰か持ち出したのだろうか……?
よく部屋を見ると時計以外にもないものがあった。
本棚に並んでいる本は私が図書室から持ち出したものとは違うものだったし、他にも倉庫から持ってきた鏡がなかったりした。
似ているようで私の部屋とは少し違う。
考えれば考えるほどこの状況は奇妙だった。
いつの間にかベッドで寝ていた私には何故ここにいたのか記憶がなく、私の部屋と似たこの部屋はきっと私の部屋ではない。
前に茶柱さんに護身術を教えて貰った時に壁に出来た凹みがないのを見て確信した。
何処だかわからない部屋に、何故か寝ていた。
ぞっとして、私は早く外に出ようと扉に駆け寄った。
勢いよくドアを開けようとしたけれど、ガチャガチャという無機質な音が部屋に響くだけで扉は一向に開く気配がない。
鍵がかかってる……。
それも、外から。内側からは開けられないみたいだ。
閉じ込められている。
それがわかって私は焦って扉を叩いた。
「誰か!!誰かいないの!?」
どんなに強く扉を叩いても、どんなに大声を出しても、扉が開く気配はない。
「…っはぁ……なんで……」
――なんで私がこんな目に?
わけのわからない状況に、次第になんだか腹が立ってきて、私は椅子を扉に叩きつけた。
開くとは思わなかったけれどこの奇妙な部屋で何もしないでじっとしている気にはなれなかったから。
私は無駄だとわかりつつも、疲れて床にへたり込むまで助けを求めながら扉を叩き続けた。
――どれだけそうしていたのだろう。時計のない部屋では時間を確認することも出来ない。
「……」
私は、諦めと疲れで床に座り込んでじっと床を見つ続けていた。
これから私はどうなってしまうのだろうか?
不安で泣きそうになったその時――
カチャ。
軽い音がしたと思ったらゆっくりと扉を開いた。
恐る恐るという感じで最原くんが顔を覗かせてそんな最原くんと私の目があった。
「苗字さん……?」
「最原くん……!!」
私は助けが来たことが嬉しくて堪らなくて、最原くんに抱きついた。
「え、ちょっ、苗字さん……!?」
私に抱きつかれて焦る最原くんに構わず、私は酷く安堵していた。
「私なんでここにいるのか、閉じ込められてるのかわからなくて……怖くて不安で……」
「えっ!?」
私の言葉と様子にただ事ではないと思ったのか、最原くんは私を落ち着かせるために背中を撫でてくれた。
「……何があったのかわからないけど、とりあえずここから出ようか。みんな心配してるよ」
「うん…!」
最原くんに支えられつつ部屋から出た。
ずっと声を出して扉を叩き続けたせいか、私はふらふらで視界もぐらついて見えた。
そのせいで部屋が何処だったのかはよくわからなかったけれど、誰かの部屋らしいことはわかった。
きっとその人が私を閉じ込めた犯人なのだろうけれど、一体誰が?何のために?
「最原くん、助けに来てくれてありがとう……」
「ううん。そんな…苗字さんが無事でよかった」
「……最原くん」
この一件で、私の最原くんへの信頼度はかなり上がっていた。
……あれ?でも、最原くんはなんであんなにあっさり鍵を開けることが出来たんだろうか?
