雲雀さんと私のプロポーズ大作戦
プロポーズとは、英語で提案する、申し込むという意味。日本語では、特に結婚を申し込むという意味で使われる。
某サイトより参照、大変なことになった、これはまずいぞと私は携帯を使いインターネットの海へと飛び込んだ。
【急告】上司と結婚することになりそうなんだが
1:犬も歩けば棒に当たる
どうしたら回避できる?
2:犬も歩けば棒に当たる
ぼくはしにませぇん!ってか?
3:犬も歩けば棒に当たる
俺、この戦争が終わったら結婚するんだ、、、!
4:犬も歩けば棒に当たる
いやいや、OKだからするんじゃないの?
なにがあったん?w
5:犬も歩けば棒に当たる
イッチ、話聞いてもらいたきゃコテとスペ書きなはれや
6:私子
5>ありがとう!!
コテ出てるよね?
スペ?はこんな感じかな?
私
20代、女
恋人もおらず仕事に明け暮れる社畜的な存在
Hさん
おそらく20代?、男
人使いが荒い、暴君、仕事場の上司
私と婚約していることになっている
上司とは中学時代からの付き合い
7:犬も歩けば棒に当たる
6>おそらく20代って、中学時代からの付き合いなんやろ??
おそらくってなんやねんw
8:犬も歩けば棒に当たる
上司とは幼なじみなのか
9:私子
7>上司の年齢はマジでわかんない
8>幼なじみというか、昔からこき使われてるだけとも言う、、、
そんで、どうしたら結婚回避できる??
10:犬も歩けば棒に当たる
ちょ、イッチw
全然話がわからねぇよw
11:犬も歩けば棒に当たる
だな
ちょっと最初から書いてけ
12:私子
ごめん、同様してるんだと思う
最初から書いてくね
事の発端は多分、Hさんの実家に荷物とりに行ったところからだと思う
Hさんの家は昔ながらの由緒正しき名家みたいな感じで、私も何回かお邪魔したことがあった
13:私子
あぁ、動揺も間違えてた、、、
家に荷物とりに行ったら、ばあやさんが出てきてくれた
ばあやさん「坊っちゃんから聞いてますよ、ちょっとお待ちくださいね」
14:犬も歩けば棒に当たる
13>ばあやがいるってことは金持ちなんだな~
15:犬も歩けば棒に当たる
14>な、イッチ玉の輿じゃん!笑
16:私子
13.14>まぁ、確かにお金持ちだと思うけどHさん自身も稼いでる人だからなぁ、、、
ばあやさんから荷物を受け取って、じゃあお邪魔しましたっておうちを出ようとしたらHさんのお母様が奥から出てきた
お母様「あら!久しぶりねぇ、今日はどうしたの?上がっていってお茶でものんでいきなさい」
ばあやさん「奥様!私子さんはお仕事中ですよ!」
17:私子
私も仕事中だから、で帰ろうとしたけどHさんのお母様は強かった
断れなくてそのままお茶を御馳走になることになった
18:私子
お母様「ねぇ、あのこ最近どう?元気?私からの電話取ってくれないんだもの、あなたからも言ってくれない?」
ばあやさん「奥様、坊っちゃんはお仕事頑張ってるんですから。便りのないのは良い便りと言うでしょう」
上司のお母様「まぁ、そうだけどぉ、、、」
私はへらへらしながら二人の様子を見ていたらお母様がジーッと私のことを見ていた
19:私子
お母様「ねぇ、あなたいい人はいるの?」
私「いい人?いませんって!今は仕事の方を頑張りたいので!」
お母様「あらそうなの?それだったらうちの子なんてどう?」
のんでたお茶を吹き出しそうになった
20:私子
ばあやさん「奥様!」
お母様「あら、だってもうずっと一緒にいるじゃない。私子ちゃんがお嫁にきてくれたらばあやも嬉しいでしょ?」
私「いや、Hさんに私なんて勿体ないですよぉ、、、」
21:犬も歩けば棒に当たる
イッチは上司のこと嫌いなん?
22:犬も歩けば棒に当たる
21>それ俺もおもた
もうずっと一緒にいるんだろ?
23:私子
20>嫌いじゃないけどそういう感情はないかな
21>ずっと一緒にいるけど、なしくずし的になところもあるからなぁ
あと、本当にHさんに自分は勿体ないというか、申し訳ないって気持ちの方が強い
24:私子
その日は取り敢えず上司のおうちから帰って荷物を渡しに行った
Hさん「悪いね、助かったよ」
私「いえいえ、むしろお茶を御馳走になっちゃいました」
Hさん「あの人、何か言ってた?」
あの人ってのはお母様のことね
25:私子
Hさんを勧められたことはふせて、たまには連絡が欲しいって言ってましたよってことだけ伝えといた
26:犬も歩けば棒に当たる
上司のおかんは過干渉っぽいな
27:犬も歩けば棒に当たる
26>そうか?こんなもんじゃね?
28:私子
それからしばらくの間、Hさんは携帯が鳴っても出ないことが多くなった
電話でなくていいんですか?って聞いたら、良いって言われた
29:私子
Hさんも大変だなぁなんて思ってたら、私も実家から電話が入るようになった
私「もしもし?どうしたの?」
母「どうしたの?じゃないわよ、最近顔見せにこないから心配で電話したんでしょうが」
私「はいはい、元気でやってるから大丈夫だよ」
母「元気なのはいいけど、最近どうなの?」
私「どうなのって何が?」
30:私子
母「あんたもいい歳でしょ、いい人の一人や二人いないの?」
私「今は仕事を頑張りたいんだってば、前にも言ったでしょ」
母「仕事って、そんなこと言ってるとタイミング逃すわよ。私達の時なんてクリスマスケーキに例えられたりもしたんだから」
いつの時代だよって思いながら話を聞いてた
31:犬も歩けば棒に当たる
おかん、今はそんな時代じゃないんやで
32:犬も歩けば棒に当たる
ワイも久しぶりに聞いたわw
33:私子
母「いっそのこと、Hさんがあんたを貰ってくれればいいんだけどねぇ、、、」
私子「ちょ、やめてよ!Hさんが可哀想でしょうが!」
母「そうかもしれないけど、ねぇ?」
ねぇ?じゃないやろがいと思ったけどひとまず電話を切った
34:犬も歩けば棒に当たる
イッチも大変やなぁ、、、
35:犬も歩けば棒に当たる
お母さんの気持ちもわかるけどねー
36:私子
35>ありがとう
36>まぁ、そうだけどさぁ、、、
Hさんからプロポーズされたのはそれから一週間後のことだった
37:犬も歩けば棒に当たる
36>何て言われたの?
38:私子
37>普通に「結婚してほしい」って言われた
Hさんは疲れた顔してて、大変そうだなって思ってわかりましたって返事したら結婚することになった
どうしたら良い?
39:犬も歩けば棒に当たる
38>いや、OKしてるんかーいw
40:犬も歩けば棒に当たる
38>了承したなら結婚したれよ笑
41:私子
39.40>いや、だってお母様からの連絡が大変なんだろうなって
じゃなきゃ私に結婚しようなんて言うわけがないし、、、
42:犬も歩けば棒に当たる
41>上司がそう言ってたんか?
43:私子
42>いや言ってないけど
44:犬も歩けば棒に当たる
42>言ってないんかい笑
じゃあ結婚すればいんじゃね?
45:私子
44>Hさんのことはそういう目で見てないし、一緒に生活するイメージがわかない
46:犬も歩けば棒に当たる
んー、でも好きでもない男からプロポーズされたら断るもんなんじゃないかな?
断らないってことは多少はいいと思ってたんじゃないの??
47:私子
46>お母様に付き合ってる相手はいるってことを伝えたかったのかなって思った
あとはHさんが本当に私と結婚したいわけがないと思ってた
だからプロポーズされた次の日、職場仲間からお祝いの言葉を言われたときは顎が外れそうになった
48:私子
幼なじみ「おめでとう!」
私「??何が?」
幼なじみ「なにがって、Hさんと結婚するんだろう?」
私「ファ!?」
幼なじみ
私と同い年、男
別会社?の社長的存在、目の下の隈がなかなか消えない、ある意味社畜
49:犬も歩けば棒に当たる
48>社長なのに社畜なん?
50:犬も歩けば棒に当たる
49>自営業だとそんなもんだったりする
というか上司は次の日に言ったんかw
51:私子
49>まぁ会社を引き継いだってのが近いかな?
50>次の日だった
幼なじみ「いやー!良かったよ!これでHさんの機嫌も良くなるだろうし、、、」
Y君「Hから話聞いたときはびっくりしたぜ、おめでとう」
G君「いつの間にそんな仲だったんだよ、お前ら」
Y君とG君は幼なじみの部下?的な存在
幼なじみ含めて中学生の時からの友達
52:私子
私「ど、ど、どうして?」
幼なじみ「だから、Hさんから聞いたんだって」
私「おっふ、そっか、、、。あのさ!まだなにも決めてないから、しばらくの間は内緒にしといてくれるかな!?」
三人はキョトンとした顔して「知らない人の方がいないんじゃないの?」って言ってきた
53:私
私「ファ!?」
そしたらタイミングよく私の携帯が鳴って、見たら女友達からだった
三人も知ってる子だしそのまま電話に出たら
54:犬も歩けば棒に当たる
53>もしかして、、、
55:犬も歩けば棒に当たる
53>お、まさかw
56:私子
54.55>そのまさかだった
Hちゃん「私子ちゃん!結婚おめでとうございます!」
私「ファ!?な、なんでHちゃんまで、」
Hちゃん「なんでって、Kちゃんから聞いたんです。なんで言ってくれなかったんですか、寝耳に水ですよ!」
Kちゃん「私子ちゃん!おめでとう!私も聞いたときはビックリしちゃった」
HちゃんとKちゃん
私と同い年の女の子
二人ともとってもかわいい
57:私子
二人ともHさんや私とは同じ中学だったけど、Hさんが二人に連絡したとは思えなかった
私「だ、誰から聞いたの?」
Kちゃん「お兄ちゃんから聞いたの、どうしたの?私子ちゃん」
Kちゃんのお兄さんは一応、Hさんと同学年?でHさんとは仕事の関係でよく会ってるらしい
58:私子
取り敢えず電話を切って三人の顔見たら幼なじみが「Dさんもこっち来るって言ってたよ」って言われた
Dさん
十個上、男
Hさんの自称師匠
59:犬も歩けば棒に当たる
もうイッチ外堀埋められてるやん
あきらめろん笑
60:犬も歩けば棒に当たる
59>確かにw
でも皆に報告するぐらい嬉しかったんやろな
61:私子
59>やっぱり?これ確実に埋められてるよね、、、?
60>Hさんの性格上違うと思うんだけどなぁ
もうどうしたら良いの??
62:犬も歩けば棒に当たる
上司とははなしてないん??
63:犬も歩けば棒に当たる
正直に言うしかないんじゃない?
64:私子
62>まだなんも話せてない
63>何て言うの?
65:犬も歩けば棒に当たる
Hさんが大変そうだと思ってプロポーズを受けたけど、やっぱりあなたのことはそんな目では見れないです
お断りさせてくださいって
66:犬も歩けば棒に当たる
65>ちょ、おまw
67:犬も歩けば棒に当たる
65>んー辛辣ゥ!
68:私子
65>こ、ころされてしまう、、、!
69:犬も歩けば棒に当たる
68>だってしゃーないやん、ほんとのことだし
70:犬も歩けば棒に当たる
68>そやな、そもそもイッチは了承したんやろ?
これ男女逆だったらとんでもないことになるで
71:犬も歩けば棒に当たる
70>まぁな、イッチが女だから叩かれてないだけやろ
72:私子
う、やっぱり私が悪いよね?
正直に言うしかないよね?
73:犬も歩けば棒に当たる
72>100対0でイッチが悪いで
74:犬も歩けば棒に当たる
72>上司も可哀相やな
75:私子
73.74>追い討ちかけないで、、、
わかった、正直にHさんに言ってくる、、、!
76:犬も歩けば棒に当たる
お、腹決めたか
保守ってやるから報告してな
--その日の夜ーー
350:犬も歩けば棒に当たる
だからエックスボックスをプレイするにはその線じゃアカン言うとるやろ
話きいてんのか??
351:私子
ただいま
352:犬も歩けば棒に当たる
ワイは店員に勧められたんやって
353:犬も歩けば棒に当たる
お、帰ってきたんか
上司と話せたか?
354:私子
まずいことになった
355:犬も歩けば棒に当たる
どうしたんやw
356:犬も歩けば棒に当たる
wktkwktk!
357:犬も歩けば棒に当たる
仕事辞めるはめになったか??
358:私子
357>ちがう
両家の顔合わせをすることになった
359:犬も歩けば棒に当たる
りょ、両家w
いやー上司埋めてきたなぁw
360:犬も歩けば棒に当たる
というか、イッチはちゃんと断ってないんか??
361:犬も歩けば棒に当たる
もうイッチも本当は結婚したいんだろ?笑
362:私子
361>違う、順を追って話してく
あの後、Hさんに本当のことを言うために職場に戻った
Hさんは事務処理してて、私は機嫌を取りたいのもあってコーヒーをいれたわけだ
363:私子
つづき
Hさん「ありがとう」
私「いえ、あのHさん、お話があります」
Hさん「なに?」
私「結婚の件なんですけど、、、」
Hさん「あぁ、分かってるから」
364:私子
Hさんの言った、分かってるからって言葉を聞いて私は一気に肩の力が抜けた
やっぱりHさんも本気じゃないよねって
今考えると私は本当にアホだと思う
365:私子
つづき
Hさんも結婚するつもりじゃないんだって分かって、安心したからなのか私はペラペラ話し始めた
私「あ、やっぱりそうですよね!?」
Hさん「当たり前だろ」
私「いやぁ、良かったですよぉ」
Hさん「君はなにも心配しなくていい」
幼なじみに言ったことを撤回しておくよって意味かな?なんて思った
366:私子
つづき
Hさん「両家の顔合わせについては僕の方でスケジュール組むから、安心して」
私「ファ!?!?」
367:犬も歩けば棒に当たる
イッチ!早く言わなあかんで!笑
368:犬も歩けば棒に当たる
うーん、、、
イッチの上司は仕事ができるんやろなぁ、、、
369:犬も歩けば棒に当たる
あーあ、、、w
370:私子
つづき
私「りょーけ、かおあわせ」
Hさん「籍いれるんだから、当たり前だろ」
私「いや、ま、待ってくださいよ!」
Hさん「なに?」
そう言ったHさんはすんげぇめんどくさそうな顔してた
いや、本当に私と結婚したいんかーい!って言いたくなるような、めんどくせぇって顔してた
371:犬も歩けば棒に当たる
バタフライ、今日は~
372:犬も歩けば棒に当たる
今ま~での~、どんな~時よ~り
373:犬も歩けば棒に当たる
素晴らし~い
374:私子
ちょ、歌わないで!まだ籍いれてないから!!
375:犬も歩けば棒に当たる
だってイッチ、両家の顔合わせするんやろ?
イッチ、結婚するなんて~って言ってたけど言い訳ばっかりやん
なんや?幸せアピールか?
376:犬も歩けば棒に当たる
375>まぁそう言うなやw
でもイッチ結局言わなかったんか??
376:私子
375.376>言おうとしたよ!そしたら電話が鳴っちゃったの!
Hさん「電話鳴ってるよ」
私「いや!今はそれよりも!」
Hさん「うるさいから先にそっち終わらせて」
んもう!って思ったけどHさんがそう言うから先に電話でた
377:私子
つづき
電話は実家からだった
私「もしもし?今忙しいから、」
母「なぁんで言わなかったのよ!」
私「なにが??」
母「Hさんと結婚するんでしょう?全く、いい人なんていない~仕事を頑張りたい~なんて嘘ついて!することしてるんじゃない!」
私「な、なんで知って、」
母「Hさんがわざわざ連絡くれたのよ。もー!お母さん恥ずかしかったんだからね!?大体いつもアンタはねぇ、、、」
378:私子
つづき
母親のうるさい小言はあんまり頭に入ってこなくて、Hさんの顔を見てへらって笑ったらHさんが電話口にでた
Hさん「こんにちは」
母「あ、あらやだ!Hさんいたの、、、」
Hさん「今度、僕と彼女の二人でご挨拶に伺います、詳しい話はその時にでも」
母「わ、わかったわ、、、」
Hさん「それじゃあ、また」
Hさんはそのまま電話を切って、君も大変だねって頭を撫でられた
379:犬も歩けば棒に当たる
んー、イッチのママンはなんとなくやけどそんな感じやねぇ、、、
380:犬も歩けば棒に当たる
379>なんとなくそんな気はしてた
というか、上司の株が爆上がりなんやがw
381:犬も歩けば棒に当たる
379>素敵な旦那様でヨカタナ
382:犬も歩けば棒に当たる
女は愛された方が幸せなんやろ?
383:私子
382>人によって違うと思うよ、、、
つづき
私「あの、ありがとうございます、すみません」
Hさん「君が謝ることじゃないよ。日程、いつにしようか」
私「どうして私だったんですか?」
Hさん「なにが?相変わらず主語がないね」
384:私子
つづき
私「すみません、あの、どうして私にプロポーズしてくれたんですか?」
Hさんは少しだけ黙って、理由なんているのかって聞き返された
385:犬も歩けば棒に当たる
384>いや、いるだろw
いるだろ、、、??
386:犬も歩けば棒に当たる
384>上司もそんなに結婚したいわけじゃないのか、、、??
387:犬も歩けば棒に当たる
384>んで、イッチは言ったのか??
388:私子
387>言えてない、、、
389:犬も歩けば棒に当たる
バタフライ、今日は~
390:犬も歩けば棒に当たる
今ま~での~、どんな~時よ~り
391:私子
いや、多分これは偽装結婚だ
392:犬も歩けば棒に当たる
391>お、おん??
393:犬も歩けば棒に当たる
392>上司がそう言ったんか?
394:私子
392>いや、言ってないけど
395:犬も歩けば棒に当たる
394>イッチェ、、、
396:私子
理由なんているのかって言ってたし、多分Hさんも乗り気じゃないんだよ
お母様からの連絡が面倒できっとそういうことにしたんだよ、、、!!
397:犬も歩けば棒に当たる
396>じゃあ籍はいれるのか??
398:私子
397>いや、それは、、、
399:犬も歩けば棒に当たる
398>じゃあ両家の顔合わせも口だけなのか??
400:私子
399>いや、三日後にすることになった
401:犬も歩けば棒に当たる
400>三日後ぉ?
402:犬も歩けば棒に当たる
プロポーズ→翌日職場仲間に祝われる→三日後両家顔合わせ
ちょw超特急すぎん?w
403:犬も歩けば棒に当たる
上司、早くイッチと結婚したいんやろなぁ、、、(遠い目)
404:私子
偶然なの!偶然!三日後だったら全員揃うからって!!
405:犬も歩けば棒に当たる
404>いやぁ、イッチおかしいと思わないんか?
406:犬も歩けば棒に当たる
404>なぁ、、、?
イッチどうするんや?顔合わせしたらもう戻れないんやで?
407:私子
405.406>いや、きっと顔合わせだけして籍をいれるのはなぁなぁにするつもりなんだよ、きっと
408:犬も歩けば棒に当たる
407>あーあ、知らんで
良かったら三日後も戻ってきてや
409:私子
407>分かった、、、!きっと良い報せを持ってくるよ、、、!!
--三日後の夜ーー
660:犬も歩けば棒に当たる
やっぱワイはゲームキューブが至高やな
あの鈍器みたいな見た目が最高や
661:私子
ただいま
662:犬も歩けば棒に当たる
ゲームキューブとかなっつ
何歳なん??
663:犬も歩けば棒に当たる
お、イッチおかえり~
どうやった??
664:私子
今度の大安の日に婚姻届出しにいくことになった
665:犬も歩けば棒に当たる
バタフライ、今日は~
666:犬も歩けば棒に当たる
今ま~での~、どんな~時よ~り
667:犬も歩けば棒に当たる
素晴らし~い
678:犬も歩けば棒に当たる
そうか、イッチもついに腹をくくったか
679:犬も歩けば棒に当たる
詳細頼んだやで
680:私子
書いてく
まぁ言ってしまうと両家の顔合わせもしないと思ったんだよ、私は
681:犬も歩けば棒に当たる
680>??
上司から言われてたんやないの??
682:私子
681>いや、まぁ当日になくなるかなって、、、
だから普通にパンツスーツの格好で仕事してた
683:私子
夕方、Hさんに「行くよ」って言われて「どこにですか?」って聞いたら、Hさんは虫けらを見るみたいなすげぇ顔で私のことを見てた
Hさん「顔合わせの日だろ、早く準備して」
私子「え、本当にやるんですか!?」
Hさん「やるに決まってるだろ、ほら行くよ」
684:私子
そのまま車に押し込まれて(まじでお尻を蹴られた)
顔合わせのホテルまで向かった
私子「りょ、りょ、りょーけの顔合わせってHさんのご両親もくるんですか?」
Hさん「当たり前だろ、なに言ってるの?」
私子「わ、わかりました!頑張りますね!?」
とにかく、Hさんのお母様に対するアピールをしようと思った
685:犬も歩けば棒に当たる
ほんほん
686:私子
ふんふんと鼻息を荒い私を見てHさんから頭をぐりぐり撫でられた(赤信号の時にだよ!)
私「おわっ」
Hさん「大丈夫だから」
私「??」
Hさん「いつもの君で大丈夫だから」
687:犬も歩けば棒に当たる
あら、あらあらあらw
688:犬も歩けば棒に当たる
なんだかんだ上司はイッチと結婚したいやもんなぁ
689:私子
687.688>と思うじゃん?
Hさん「気を張って余計なことをされる方が困る。大人しくしてて、大体この間も、、、(以下、仕事の話)」
私子「、、、(なんだよ、そんな言い方ないじゃんかよ~!)」
Hさん「聞いてる?返事は?」
また赤信号で停まった隙に、Hさんは私のほっぺをぐにょ~んと伸ばしてきて、なんとか返事をしたら離してくれた
690:私子
この時点でだいぶ仕事モードになっていた
はいはい、お互い親がうるさいですもんね、なんとか乗り越えていきましょうね、みたいな感じ
691:私子
ホテルについたら私の両親もHさんのご両親も揃っていた
母「ちょっとやだ、挨拶なのにスーツできたの?普通ワンピースとかでしょう」
私「仕事終わりだったから、、、」
Hさんのお母様(以下、Hさん母)「まぁまぁ、良いじゃないですか。お仕事お疲れ様、会えるのを楽しみにしていたわ」
692:私子
つづき
ここじゃなんだからってことでレストランに移動した
座席はこんな感じ
Hさん父 Ⅰ Ⅰ 私父
Hさん母 Ⅰ机Ⅰ 私母
Hさん Ⅰ Ⅰ 私
693:私子
ご飯食べながらHさんのお母様と私の母親は楽しそうに団らんしてた
Hさん母「私子ちゃんがお嫁にきてくれるなんて嬉しいわ」
私母「いえいえ、不出来な娘でHさんにご迷惑をかけてしまうかと思いますが、、、」
Hさん母「とんでもない!むしろうちの子がご迷惑をかけてしまわないかと心配で、、、」
オホホ、アハハ、ウフフしてた
694:犬も歩けば棒に当たる
パッパ達はどうやったん?
695:私子
694>空気状態だったな、母親達はすんごい盛り上がっていた
Hさん母「そうそう、私子ちゃん」
私「あ、はい」
Hさん母「どうしてうちの子と結婚しようと思ったの??」
私「ファ!?」
コーヒー噴き出しそうになった
696:私子
Hさんのお母様の対応が大変そうだったからです!
でも本当は結婚する気はこれっぽっちもないんです!テヘッ
なんて言ったらころされてしまう、考えるんだ、考えろ、、、!!
670:私子
私「Hさんの、」
Hさんのお母様はウンウンと頷きながら話を聞いてた
私「お仕事に一生懸命な姿を見て、私が支えていけたら良いなと思いまして、、、」
671:私子
う、うまい、、、!!その時は思わず膝をついてジーザス!って叫びたくなったね
672:犬も歩けば棒に当たる
イッチ、当たり障りないこと言ったなw
673:私子
672>ウソは言ってないから、、、!!
Hさんのお母様はあらあらまぁまぁって感じで喜んでた
そしたら今度は私の母親がHさんに「Hさんはどうしてこの子を選んだの?」って聞いてきた
674:私子
私はまたコーヒーを噴き出しそうになった
Hさんは理由なんているのかって言ってたし、ないんだよぉ!って思った
675:犬も歩けば棒に当たる
上司は何て言ったんや?
676:犬も歩けば棒に当たる
ドキドキ、ワクワクw
677:私子
私母「ほら、この子要領わるいでしょ?昔からそうなんですよ、Hさんの所で雇ってもらってるみたいですけどご迷惑かけっぱなしでしょう?」
うぅ、何を言うんだろうと肩を縮めるしかなかった
678:私子
まっすぐと仕事に向き合い努力をしているところ、誰かのために泣いたり怒ったりするところ、無茶をしてしまう点が心配だけど自分が支えていけたら、生涯をかけて守っていきたいと思ったから
要約するとHさんはこんな感じのことを言った
679:犬も歩けば棒に当たる
上司良いやつやぁ、、、
680:犬も歩けば棒に当たる
ちゃんと理由言ってくれたんやな
これだけ見るとイッチのこと幸せにしてくれそうじゃない??
681:犬も歩けば棒に当たる
というかイッチのマッマが、、、
682:犬も歩けば棒に当たる
俺もマッマが気に入らんなぁ、、、
イッチのマッマなのにごめんな
683:私子
681>まぁ、私の母も別に悪い人じゃないんだけどね
682>むしろこっちの方こそ嫌な気持ちにさせて申し訳ない
私の親やHさんの親御さんに見せるためだけかもしれないけど、ウソでも嬉しかった
結婚したいとは思わないけど、出来る限りHさんに協力していきたいと思ったんだ
684:犬も歩けば棒に当たる
ちょ、結婚はしたくないんかい笑
685:私子
684>いやだって、一緒に生活するビジョンが沸かないし、、、
私母「あぁ、そうなの」
私「Hさん、あの、ありがとうございます」
Hさん母「あらぁ!なんだか二人ともとってもお似合いねぇ」
Hさんのお母様は両手を叩いて「それで!何時にするの??」って言ったきた
何時にするってなにが??って思ったら
686:私子
Hさん母「結納の日よ!式もあげるでしょ?ドレス?でも和服も良いわよねぇ」
私「」
687:犬も歩けば棒に当たる
まぁ、そりゃそうだろ
688:犬も歩けば棒に当たる
逃げ場ないで、イッチ
689:私子
私「あ、あ、あ、あの!実は私とHさん、付き合って?からそんなに日がたってないんですよ!だから暫くは恋人同士?で過ごしたいかなぁって思って、、、。ねぇ!?Hさん!!」
Hさん「あれだけ長く一緒にいるんだから恋人同士もなにもないだろう、先に籍いれるよ」
私母「そうよ!アンタももうそんな歳じゃないんだから!」
Hさん母「そうよぉ、結婚した方が後々楽だし伸ばす理由なんてないでしょう??」
ありますよ!!だってお宅のお子さん、付き合う期間ふっとばして結婚しようとしてんだから!!
690:私子
まずい、あかん、あかん!!
助け船を出してもらうために父親を見たけど相変わらず空気だった
私「い、いや!お互いの家族を巻き込むことだから慎重に、、、」
Hさん母「なに言ってるの、中学生の時から遊びにきてくれてるんだから。もう娘みたいなものよぉ」
私「いや、アハハ、、、」
691:私子
そしたら母親がぐいって後ろ向いてこしょこしょ話し出した
母「なに言ってるの!Hさんの気が変わったらどうするつもり??さっさと籍いれちゃいなさい!(小声)」
私「いや、でも本当にそんな時間たってないし、、、(小声で、そもそも付き合ってすらいないけど)」
母「籍いれちゃえば簡単には別れられないでしょ?向こうは家柄も良いし、早く安心させてよ」
私「」
692:犬も歩けば棒に当たる
マッマ、、、
693:犬も歩けば棒に当たる
うーん、これはキツいなぁ
694:犬も歩けば棒に当たる
親といるより上司と結婚した方が幸せになるんやない?
695:私子
692.693>まぁ確かにね、これはちょっとキツかった
694>どうだろうねぇ、、、
Hさん母「どうしたんですか?」
母「なんでもありませんわ、オホホ、、、」
私「ま、まぁ、入籍については今度の休みの日にHさんとゆっくり相談しますよぉ。書類も取りに行かなくちゃいけないですから、、、」
なぁなぁで終わらせようとした、ら
696:私子
Hさん「書類ならあるよ」
私「」
697:犬も歩けば棒に当たる
じょ、上司ェ、、、w
698:犬も歩けば棒に当たる
さすがや
仕事のできる上司やな
699:私子
つづき
私「え、え、え?」
Hさん「婚姻届、用意してあるから」
そう言うとHさんは婚姻届とボールペン、印鑑を机に並べ始めた
700:犬も歩けば棒に当たる
上司、用意周到やな笑
お、700ゲット!
701:犬も歩けば棒に当たる
印鑑も用意してたんか?
702:私子
700>本当にね、、、
701>用意してた
Hさん「ほら、書いちゃいな」
私「」
ボールペンをはいって渡されて汗がとまらなくなったのははじめてだった
703:私子
私「いや、あの、今度の休みにゆっくり書かせてくださいよ、、、」
Hさん「今書いても一緒だろ、ほら」
母「そうよ!アンタ昔からだらしないんだから!書いちゃいなさい!」
私「」
704:犬も歩けば棒に当たる
これがほんとの四面楚歌やな
708:犬も歩けば棒に当たる
端から見たらオモロイなw
709:私子
私「Hさん、ちょっと良いですか?」
Hさん「なに?」
私「あの、ちょっと来てください」
私はイスから立ち上がってそのままHさんの腕を掴んで廊下に出た
母親達のあらあらあらまぁまぁって声が聞こえてきたけど無視した
710:私子
私「まずいですよ!Hさん!」
Hさん「なにが?」
私「なにがって、、、。あ!書くだけ書いて出さない感じですか?」
Hさん「は?」
711:私子
私「役所にだすつもりはなくて、取り敢えず書く姿を見せておくってことですよね!?」
そりゃそうか!って思ったら、Hさんは私の頭の横の壁をドンって殴ってきた
私「」
Hさん「今さら何を言ってるんだい?」
712:犬も歩けば棒に当たる
壁ドンされたんか?
713:犬も歩けば棒に当たる
まぁ、上司からしてみればたまったもんじゃないよな
714:私子
712>壁ドンというか、顔スレスレをグーで殴られたって感じかな?あ、顔には当たってないよ!
713>う、だよね、、、?
私「あわ、あの、え?」
Hさん「僕は君に結婚しようとプロポーズをした。君も了承したはずだ」
私「そ、それは、」
Hさん「君が何を勘違いしてるかは知らないけど、今更なかったことに出来ると思ってるのかい?」
私「だって、それは、」
Hさん「『だって』も『でも』も聞いてない。はいかいいえで答えろ。結婚、するよね?」
713:私子
私「い、いい」
Hさん「まぁ断った場合どうなるのか、君のあまり賢くない頭じゃ分からないだろうから教えてあげるよ。僕は君にプロポーズをして、君は一度は了承した。両家の顔合わせ後に結婚したくないと言った場合、婚約破棄に当たるわけだ」
私「婚約破棄、」
714:犬も歩けば棒に当たる
713>この段階でも婚約破棄になるの?
715:犬も歩けば棒に当たる
714>お互いの両親に挨拶してたり、指輪を渡してたりすると婚約破棄になるらしい
まぁ結局は当人同士の話し合いになるんじゃないの?
716:私子
714.715>私も調べてみたんだけどそうらしいね
ネットの情報だけだけど、、、
Hさん「最後まで聞け。婚約破棄が認められた場合、僕は君に対して損害賠償を請求できる。ここまでは理解できたかい?」
私「Hさんが、」
Hさん「?」
私「Hさんが請求すると言うなら、払います。ちゃんとします」
717:私子
Hさん「僕が君に請求すると思う?」
私「??」
Hさんはバカにしたかのように笑って、私はますます意味が分からなくなってきた
Hさん「君と僕が婚約していることは殆どの人間が知っている。端から見たらどう思うだろうね」
718:私子
私「軽蔑、されてもしょうがないです。悪いのは自分ですから」
Hさん「ふぅん、そう、、、。随分と意志が固いみたいだ」
私「すみませんでした、私がちゃんと確認しなかったせいです。Hさんが私の顔を見たくないなら仕事も辞めます。今まで、お世話になりました」
Hさん「分からないな、理由を教えてよ」
719:私子
私「理由?」
Hさん「どうしてそこまで嫌がるんだい?」
私「嫌というか、自分のことを好きと思ってくれない人と結婚したくないだけです」
Hさん「好きだよ」
私「」
720:私子
Hさん「ずっとずっと好きだった」
私「いや、ちょ、落ち着きましょう?お母様のことで大変なのは分かりますけど」
Hさん「?」
私「Hさんならきっといい人が現れますよ。別に私のことを使ってもらっても良いですけど、籍いれたら後々面倒になるじゃないですか」
Hさん「??」
Hさんは本当に分かってないみたいだった
お互い頭にはてなマークをつけたまま会話が進んだ
721:犬も歩けば棒に当たる
あー、もうこれはクソスレやな
722:犬も歩けば棒に当たる
クッソが、、、
マウンティングスレ、略してマウスレやな
723:犬も歩けば棒に当たる
イッチ、気にせず話してくれや
724:私子
つづき
私「Hさん、お母様から付き合ってる人いないか聞かれて、大変だったから私と偽装結婚しようとしてるんですよね??」
Hさん「なにそれ、なんの話し?」
私「」
725:私子
私「いや!だってお母様から連絡来てたじゃないですか!」
Hさん「来てないよ」
私「電話、電話とんない時ありましたよね!?」
Hさん「あぁ、あれは話が長くなりそうだったから折り返しにしただけ。そもそもあの人からじゃないよ」
私「」
726:犬も歩けば棒に当たる
なんや、イッチの勘違いやないの
上司カワイソスw
727:犬も歩けば棒に当たる
726>確かにな笑
イッチへプロポーズ→オケもらう→職場仲間へ報告→両親への挨拶→イッチ「やっぱ結婚したくなーい!」→婚約破棄\NEW!/
これは上司がカワウソすぎ笑笑
728:私子
726.727>だって、理由なんているのかって言ってたから、、、!!
そのこともちゃんと伝えたら
Hさん「言わなくたって分かるだろう、何年一緒にいるの」
私はもう開いた口が塞がらなかった
729:私子
オッフ、ヨロヨロとしてたらHさんはどうするんだって聞いてきた
私「どうするって、」
Hさん「自分のことを好いていない相手と結婚したくないと君は言った。僕は君のことが好きなんだから問題ないよね」
私「それとこれとは、」
Hさん「同じだろう」
私「え、えぇ?」
Hさん「もう一度だけ言うからよく聞いて。君のことが好きだ、結婚してほしい」
730:私子
私「ま、まずは」
Hさん「僕が気の長い性格じゃないのは知っているだろう。するよね?結婚」
反対の手でも道を塞がれて逃げ場がなくなった私は思わず「あ、はい」って答えてしまった
731:犬も歩けば棒に当たる
なんかこうやって見てるとスレ主にもイライラしてきた
結婚したくないなら断わりゃいいのに
732:犬も歩けば棒に当たる
731>わかる、なんだかんだ流されてるよね
もう好きにしたら良いじゃんって感じ
733:犬も歩けば棒に当たる
731.732>まぁそう言ってやるなや
イッチの場合は親の挨拶も済んじゃってて引くにひけなくなってるだろ
734:犬も歩けば棒に当たる
733>まぁそれだったら最初から断わりゃ良かったのにって感じだけどな笑
735:犬も歩けば棒に当たる
つづきを!つづきをkwsk!
736:私子
731.732.733.734>確かに自分で書いてても「えぇ、、、?」ってなってる
735>つづきと言うか、その後は二人で戻って婚姻届書いてお開きになった
んで家ついたからスレ書いてる
737:犬も歩けば棒に当たる
というか、イッチはそれでいいん?
脅されて結婚するようなもんじゃん
738:犬も歩けば棒に当たる
737>確かにね、なんかモラハラ臭がする
739:犬も歩けば棒に当たる
737>良いに決まってるだろ、一度はプロポーズを受けたんだから
740:犬も歩けば棒に当たる
739>ん?もしかして上司か?w
741:739
740>違う笑
742:私子
740>Hさんがスレ見てるとは思えないし、別人じゃないかな??
仮にHさんだとしても、笑を使うHさんか、、、
ちょっと想像できないなぁ
743:739
まぁ、何はともあれおめでとう
744:犬も歩けば棒に当たる
743>おめでとう、なんか??
745:犬も歩けば棒に当たる
744>おめでとう、やろ??
746:私子
743>お、ありがとうございます
744.745>おめでとうと言ってよ、、、!
まぁ結婚したとしても一緒に住むとは限らないし、なんとかなる!
747:犬も歩けば棒に当たる
なんかポジティブなのかアホの子なのかわからんなぁ、、、
748:犬も歩けば棒に当たる
そういや、新婚生活はどうするんや?
749:私子
747>ポジティブのが良いなぁ、、、
748>今日は婚姻届をだす日を決めただけだったから、追々決めるんじゃないかな?
750:犬も歩けば棒に当たる
749>そか、頑張るんやでイッチ
751:犬も歩けば棒に当たる
749>というか、そんな我の強い上司が別居婚とか認めるんか??
752:犬も歩けば棒に当たる
751>それ、オレもオモタ
753:犬も歩けば棒に当たる
そんじゃ、次のスレは【急告】住む家がなくなったやなw
754:私子
ちょ、不吉すぎるから!
流石にそこは頑張ってみるよ!!
756:犬も歩けば棒に当たる
754>そかそか、まぁ足掻いてみるんやで
ーーーーーーーーー
私は短い溜め息を溢し、パソコンの電源を落とす。
ここ最近、目まぐるしいことが起きて疲れてしまった己を労るかのように目蓋をくにゅくにゅと揉む。
雲雀さんと結婚することになり、まさかまさかの怒涛の連続だ。
これからどうなってしまうのだろうか、自分に本当に好きな人ができたらどうしたら良いのだろうか。
むしろ雲雀さんに好きな人ができたら良いのに、なんて考えてしまう。そこに愛はあるのかと聞かれたら、それはー。
無機質な電子音に肩が少しだけ動き、携帯端末へと手を伸ばす。
「雲雀さんからか、もしもし」
「起きてた?」
間髪いれずに雲雀さんの声が聞こえ、思わず姿勢を正した。
「お疲れ様です、起きてました」
無言、無言である。
一応雲雀さんからかけてきたんだよなと首をかしげたくなった。
「あの」
「ねぇ」
「あ、雲雀さんからどうぞ」
「君は、本当に僕と結婚したくないのかい?」
通話口から聞こえてきた雲雀さんは何時もより小さい声で、まるで自信がないと言うように話してきた。
「本当にというか、付き合ってる期間もないですから。分からないと言うのが本音です」
無言、また無言である。
始めからそう言えば良かったのか、今更かもしれないけど。
「付き合って、お互いの価値観が合ってはじめて結婚しようってなるんじゃないですか?」
「随分と詳しいんだね」
地を這うような雲雀さんの低い声が聞こえ、思わず携帯端末を落としそうになる。
「僕以外にもそういう相手がいたのかい?」
「違います!一般論です、一般論!それに、雲雀さんって本当に私のこと好きなんですか?」
「好きだよ」
即答、即答である。
えぇ、、、と思いながらも話を続ける。
「分かんないですね、雲雀さんだったら選り取り見取りじゃないですか」
「君はどうやら違うみたいだけどね」
「嬉しいと言うより、なんでって気持ちの方が大きいんですよ」
「今日言っただろう」
「今日?」
カフェオレを作るために鍋に水をいれコンロをまわす。私が本当に分かってないのが伝わると雲雀さんは心底深い溜め息をついた。
「君の母親に聞かれて、答えただろう」
あぁ、あの時かとスティックカフェオレの封を切り、お気に入りのマグカップへ粉を落とす。
少しの出来心が胸で膨れ、むくむくと大きくなっていく。
「なんて言ってくれたんでしたっけ?」
雲雀さんの低い声が耳に響く。
そんなに長い時間ではないがじわじわと身体が熱くなって、雲雀さんの声を聞き終えた私の顔は茹で蛸のように赤くなっていたことだろう。
「そ、そこまでは言ってなかったじゃないですか!!」
「やっぱり覚えてた。僕をからかうなんて100年早いよ」
「うぅ、くそぅ、くそぅ!」
「やっぱり君は面白いね。まぁいいや、婚姻届は僕が持ってるんだし。また明日ね」
「あ、はい、おやすみなさい」
プツリと静かになった携帯端末とは裏腹に、鍋に入った水は沸騰し、ボコボコとうるさい音を立てていた。
その三日後、私が再びインターネットの海へ飛び込み【急告】住む家がなくなったと言うスレッドをたてた話しはまた今度。
機会があったらさせてもらおう。
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