2Bさんが
「9S…、過去の話だからもう気にしないで。」
「2B！」
「！」
「僕はもう君が傷ついて死ぬようなことがあって欲しくないんだ…。」
「…9S…。」
私は
「ねえ、9S…。私はね、みんなが笑ってくれればいいなって思う。」
「ニナさん…。」
「A2さんにも何かあったんじゃないの？ねぇ2Bさん。」
「…。」
「ニナさん、君はA2に近づくのか？」
「私は…。」
「ならやめなよ。僕達ヨルハ部隊の裏切り者だから。」
「え？」
私は頭の中が真っ白になった。
あんな綺麗な人が裏切り者…？
私は9Sの話が信じられなかった。
2Bさんが
「ねぇ、ニナ。ちょっといい？」
「？」
「9S、ちょっとニナ連れてくから。」
「わかった。」
私は2Bさんに連れられて川沿いへ来た。