私はビックリして目をパチクリしてた。
私は置かれてる状況が理解できない。
白髪の綺麗な目隠しをしたお姉さんが目の前にいる。
(…せっかく助けてもらったのになんて話したらいいのかな…。)
そんな心境だった。
「…あなた、名前はなんて言うの？」
「わ、私ですか！？ニナと言います。」
「私は2B。ヨルハ部隊所属のアンドロイドだ。」
「アンドロイド…？」
「君は見たところ、人間だね？どこから来たの？」
「それが…わからないんです。目が覚めたらよく分からないロボットみたいなやつと空にいて殴ってたら手を離されて落ちそうになった時に2Bさんに助けられて…」
「わかった。9Sがもうすぐ来る、それまでここで休んでいてもらえる？」
「2Bさん、9Sって方は電話先の人ですか？」
「そう。もうすぐ来るそうだから待ってて。」
「はい！」