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終焉

ソフィが処刑された直後私が皇帝に指名された。
私は正直あの後でなる気もなかった。
でもソフィを殺した貴族達に恨みを持っていた。
(…ソフィを殺しておきながら私を皇帝に…どういう神経してるの?いい加減にして…!私はどうしたらいいの?ソフィ…。私が身代わりになって死んだらソフィは笑っていられたのかな…。あの時国外に逃げていれば死なずに済んだのかな…?)
私は葛藤していた。しかし、私が皇帝にならないと反ソフィ派による独裁が間違えなくあると思われる。
だから私は…
(…ソフィの愛した国民のために…この判断が正しいのか分からない。けど死んでしまったからね…。これで私が地獄に堕ちても構わない。ソフィがもし戻ってきた時に前みたいに笑っていられるように…。)
皇帝になり、国を収める存在となったのでした。
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