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終焉

「…ソフィ…!」
私は走り出した。
ソフィへ会いたかった。
こんな話されても納得出来なかった。
ソフィのことが好きだし、まさか双子の姉妹だったなんて知らなかった。
じゃあ、私はなんでオッドアイなの?ソフィはオッドアイじゃないし、瞳の色も違うよ…?
意味がわからないよ…。
私はまた泣いてた。
誰かに話しかけられたら泣きじゃくりそうだった。
途中衛兵に呼び止められたがそんなのお構いなしに私はソフィを探した。
「…ソフィ…。お願い…。いてよ…。」
私はぼそっとつぶやいた。
「…シャ…ロン…?」
「…ソフィ…?」
私とソフィは出会った。
私とソフィは抱き合って泣いた。
2人揃って泣いた。
でもすぐに衛兵にソフィは連れていかれる。
なぜ?ねぇ、なんで闇に隠そうとするの?
ソフィは何も悪いことしてないじゃない…。
「…陛下が何をしたっていうの…?」
「…陛下は…。」
「やめて。…ごめん、シャロン…。聞きたいことはあるだろうけど私の口からは何も言えない…。もしかして…」
「そうだよ?!ソフィと私は血の繋がりがある!でもなんで?ソフィと私は血の繋がりなんてない!それにお兄さんとソフィは似てるのに私はどうみても似てない!私はオッドアイなのになんで…?!ねぇ…。なんでよ…。」
「…ごめんなさい…。その辺はみんなが時間が来た時に教えてくれるから…。」
「…それじゃ意味無いよ?!ソフィは知っていたってこと!?教えてよ…。」
「…。」
「…陛下は処刑される身…。永久凍土のルーンが盗まれた件は知ってるよな?取り戻したが我々も責任を取らないと行けないといけないんだ…。」
「…衛兵長…、それは関係ですよ!?だったらソフィを殺せば全部丸く収まるの?!ねぇ、教えて…。」
私は更に混乱して分からなくなった。
衛兵長も困惑してた。ソフィが
「…無礼者!早くこの者を外へ締め出してちょうだい!目障りなの!早く消えて!」
「…は…?」
私は衛兵に連れて行かれた。
私は唖然とした。
でもその裏でソフィも泣いていた。
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