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終焉

「シャロン、ありがとう!今回盗まれた時はどうしようかと思った…。」
「私もだよ…。あ、私もです陛下。」
「いいよ、2人だけだしどっちにしろ私は…。」
「ソフィ王女。」
私とソフィは振り向いた。
私はその出来事に戸惑いを隠せなかった。
「…無礼者!ここをなんだと思うのか。陛下が何をしたというのだ!」
「…シャロン…。」
「…しかし、陛下…!」
「…うるさい。黙れ…!」
「…!」
「…ごめん。シャロン…。」
と悲しげな顔をしてソフィは衛兵たちに連れていかれた。
(…ソフィ…。どういうこと?最初からこうなることを知っていたってこと…?)
私はわけも分からず呆然としていた。
そうしていると
「シャロンさん、こちらへ…」
とメイド仲間に呼ばれて別室に行った。
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