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戦い

「…エイス…?…ヴィクトールさん…?」
2人が血まみれでいた。
私は慌ててかけつけた。
「エイス?!ヴィクトールさん!?私が宝物庫で槍を探してる間に何があったの?!」
私は泣いていた。もう顔が涙でぐしゃぐしゃになってた。泣きじゃくっていた。
エイスが
「…シャロン…ちゃん…。…ごめ…んな…。…ヴィク…ちゃん…止めようと…して…。」
「いいよ、エイス…そんなの聞いてないから…
。ヴィクトールさん止めるために噛み付いたんでしょ?エイスは優しいね…。」
「…だけど…ヴィク…ちゃん…に…やられ…てしまっ…た…。…うち…の…最期…には…ぴっ…たり…や…。」
「エイス…。お願い。生き残って私とソフィと国の復興しよ…。エイスなら今回の事件の真相知ってるからきっとみんなも分かってくれるよ…。ねぇ…。お願い…。1人にしないで…。」
「…シャ…ロン…ちゃ…ん…。」
「…なに…?」
「…あ…あり…が…とう…な…。」
「…エ、エイス…。ねぇ、嘘と言ってよ。ソフィも悲しむよ…。ヴィクトールさんの洗脳解いてロリコンぶっ飛ばして永久凍土のルーン持って帰ってみんなで復興して楽しく生活して以前みたいな国に戻そって笑って言ったじゃん…。ねぇ…ねぇってば…!」
私は絶望した。
そして涙が枯れるまで泣いていた。
そのそばで壁が壊れる音がした。
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