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戦い

私はヴィクトールの刀を必死に避けながら銃を構えるが当たらない。
そりゃドラゴンの上からやってたら当たるわけないよね。
私はエイスに
「エイス、宝物庫に侵入して。そこなら槍あるかも。」
「まさか、シャロンちゃんが槍忘れるなんてな〜。珍しいもんや。待っててな。ぶち壊すからしっかり捕まってな〜。」
私は伏せた。
そして
ドッカーン!
宝物庫に強行突破して侵入した。
「エイス大丈夫?」
「うちは大丈夫やで。シャロンちゃんは大丈夫?」
「うん、ごめん。ちょっと武器探してくる!」
「気ぃつけ〜な!」
私は煙に隠れて武器を探しに行った。
エイスが
「…ヴィクちゃん。そこにおるんやろ?」
とヴィクトールを呼んだ。
「…いるぞ…。」
「…ヴィクちゃん、目覚ませんか?シャロンちゃんも姫ちゃんもこの戦い望んではおらんのやで?」
「…それはわかっている…。だが俺はあの方に忠義誓った。それだけだ。」
「それだけってなぁ…。ヴィクちゃんがそんな白状だとうち思わなかったわ!見損なったで。あの時殺さず逃がしてくれたんわ感謝するわ。でもな、うちはヴィクちゃんのこと傷つけたくないんや…。」
「…そうか…。じゃあ、さよならだ。」
「…なんやて…?」
グサッ
私は嫌な予感がした。
グサッグサッ
聞き間違えじゃないのはわかってる。
だからこそ嫌な予感がした。
「…エイス…?何があったの?返事して…?」
私は不安にかられながら銃を片手に歩いた。
そして煙が晴れた頃私は絶望した。
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