「私はロリコンじゃない！」
マーカスは怒鳴った。私は図星なんだなって思った。
ソフィと私は武器を構えた。
「しかし、マーカス。お兄様がなくなった時あなたが私とお兄様が永久凍土のルーンのある部屋に入る時見かけたのになぜ見逃したのですか？マーカスほどの従者となれば本来見逃すなんてことしないと思うのですが？」
「…。」
「マーカス？」
「…ソフィ様と兄君が入るのは見ました。しかし、まさか永久凍土のルーンを触るとは思ってもみなかったのです。陛下にまさか怒りを買って国を追い出されるとは思いもしませんでしたが。」
「ロリコンさん、私多分その頃国にはいなかったです。残念ながら。私はソフィのお兄さんが亡くなったと聞いたのは国に戻ってきてからだもの。」
「仮にも従者のお前がなぜ葬儀にでなかった？！お前はやはり…。」
「シャロンは悪くありません！」
ソフィは怒った顔になっていた。
そして続けた。
「シャロンが執事の国で勉強してたのですから。呼び戻したらシャロンにも負担がかかるしそれに本来お兄様が亡くなった時お爺様が葬儀は王族のみとしか言ってません。」
「陛下め…。ﾁｯ…。それなら…！」
マーカスが指を鳴らすと奥からヴィクトールがやってきた。