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対峙

私とソフィはひとまず現場から離れた森へ隠れた。
ソフィはただただ震えていた。
私はソフィを抱きしめて慰めることしか出来なかった無力さに腹が立った。
(私はほんと無知だ…。なんで?ソフィがこんなに苦しんでるのに私が足枷になってない?大丈夫なのかな…)
と不安になってた。
エイスが
「多分大丈夫だと思う。あの街全部燃え盛ってるあたり、多分街全体潰そうとしてるんかな…?わからんけど…。」
と言って私とソフィを励ました。
私は
「…ソフィ、この国の長がもしかしたら永久凍土のルーン持ってるのかもしれないんだよね。」
「…あくまで可能性だからあれだけど…。」
「あのね、私ソフィをここまで苦しめてる原因わかる。でも敢えて言わないことにする。だから…。」
「シャロン。」
「?」
「シャロン頼みがあるの。私が仮に私じゃなくなったとしても、シャロンは変わらないでいてね。」
「…どういうこと?」
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