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旅路

ひたすら嘆く私をそっと静かにエイスは慰めてくれた。
エイスだって本当はヴィクトールさんが操られて氷の国を裏切る結果になったから絶対エイスだって落ち込んでるはず。
どこか分からない地で私とソフィが見つけなかったら今頃どうなっていたのかも分からないくらい。
私は
「…エイス。私は覚悟を決めるよ。でもね、ソフィが死ぬのは嫌。だから、ソフィの従者として守ることにする。誰にもソフィを傷つけさせない。ソフィが償う代償や罪があるというなら私も一緒に背負うよ…。」
「ええんやな?シャロンちゃん。その道が茨の道だとしても。」
「うん。だってそれが従者の務めで主を守るのが私の仕事だから。」
私はエイスにそう言った。
エイスは真剣な顔になった私の顔を見て真剣な眼差しで見ていた。
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