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旅路

そこにはクライヴがいた。
「ソフィ、シャロン…さん?久しぶり。」
「クライヴ様、おひさしぶりです。」
「クライヴさん、シャロンでいいですよ。」
「そ、そうか。あ、ソフィ。こんなところですまない。自分も冒険者ギルドで情報を探していたんだがなかなか見つからなくて…。氷の国での悪い知らせを知ったが…話していいか?」
「クライヴさん!ソフィにはその話は…」
「クライヴ様、話してください。」
「ソフィ!」
「シャロン。私はあくまで氷の国での話を聞くだけよ?大丈夫。」
「しかし…。」
私はしどろもどろした。ソフィもクライヴも私の言いたいことは察してたと思う。
でも聞かないと前に進めないことも知ってた。
エイスが
「シャロンちゃん、ソフィちゃんに言いたいこともわかるしソフィちゃんの気持ちも分からんでもない。でもな、クライヴちゃんから話聞かないことには分からないとちゃうん?」
「…うん…。」
「なら、聞こうや。な?」
エイスに私はなだめられて結局聞くことにした。
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