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国の異変

ソフィは悩んでいた。
「シャロン…。私がこんなこと言うべきことじゃないんだけど、永久凍土のルーンが盗まれてから国内の動きがいい方向に向いてない気がするの…。」
「陛下…。」
「…シャロン、あのね…」
ソフィが何か言いかけた。その時
「ソフィ様、客人が来ておられますがどうしましょう?」
「王の間まで通してください。」
「はっ。」
私とソフィは王の間へ向かっていった。
ソフィが王座に座り私は傍にいた。
「面を上げてください。」
「…お久しぶりです。ソフィ。」
面をあげる前に私は武器を構えて客人の前に立っていた。
「何者です。陛下に舐めた口を聞いて、何者ですか。舐めた輩がここにいるなら私はここであなたをこの手でこの国より追い返しますよ。」
「…シャロン。その方は私の知り合いです。武器を納めなさい。」
「…失礼しました。」
私は武器を納め、ソフィは話を続けた。
「クライヴ様お久しぶりです。この国へ来るのも久しぶりですね。」
「ソフィ…、俺は君に重大なことを伝えに来た。」
「といいますと?」
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