ある日の放課後物語。
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クレープ屋は大繁盛していました。
その味はとても美味しく、満足した二人はクレープ屋をあとにし、商店街を歩いています。
「おいしかったねー!」
「ほんと!甘いものは最高だよね~」
「あら、あかねちゃん」
すると商店街の店先から一人の女性が出てくると、声を掛けてきました。
「かすみお姉ちゃん」
「こんにちは、かすみさん」
その声の主はあかねの姉・かすみでした。かすみは柔らかな微笑みを浮かべています。
しかし、その細腕にはたくさんの買い物袋が。
「なまえちゃん、こんにちは。ちょうど良かったわ、あかねちゃん。ちょっと買いすぎちゃって……運ぶの手伝ってくれるかしら?」
「もちろん!」
あかねは元気な笑顔を見せると、かすみから買い物袋を受け取ります。
安心した顔をするかすみと、頼られたことに嬉しそうなあかねの姿は微笑ましいものです。
「そしたら私はここで……」
二人はこのまま真っ直ぐ家へ向かうでしょう。あなたは二人より先に口を開きました。
そしてあなたの配慮に気付いた二人は、動きを止めます。
「一緒に帰ってるところをごめんなさいね、なまえちゃん。お家まで気をつけてね」
「ありがとうございます!」
「なまえ、今日はありがとう!あとで連絡するね!」
「うん、わかった」
あなたは手を振って二人と別れました。
クレープを食べて心満たされたあなたの足取りは軽く、家路へと急ぎます。
帰り道は?
→近道をして帰ろう
→いつもの道で帰ろう