忠告
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「私はマリ」
「は?」
「名前。君は?」
「あ…ノアだけど」
「ふ~ん」
自分から聞いてきて何なんだこの興味なさげな反応は!?
そう叫びたくなったノアだが、ここはぐっと堪える。
「…で、マリさんが屋上にいた理由って何?」
思わず口調が厳しくなってしまう。
するとマリの目がスッと細められた。
口調ではなく内容に対してだ。
「君はもうちょっと考えた方がいいかな」
「な、何を…?」
「じゃないと君、エヴァから離れられなくなるよ」
離れられなくなる。
何故?
って言うか私がエヴァに乗ってるって気付いてる!?
「何で…そう言えるの?」
「ま、君より長くエヴァに乗ってるからわかるって事」
「ちょっ、何であなたより私の方が短いってわかる…っ!?」
ノアの唇に当てられたマリの人差し指。
これ以上もう喋るなって事か。
そしてマリが先程近付いた時に感じた匂い。
「(新しいL.C.Lか…)悪くないね」
「…マリさんが言いたい事が全くわからないんだけど」
「いずれわかるよ。今言いたいのは詮索しないでほしいってだけ」
するとここでチャイムが鳴る。
「まっずい授業!次は確か、ええっと……と、とにかく行かないと怒られる!」
「あ、約束守ってよねー!」
「あれは約束って言うより半分脅しじゃんか!」
慌ただしく去って行ったノアに続きマリも去る。
「(今度はあの子のエヴァ見ないとにゃ)」
マリの言った事はそう遠くない未来にあるのかもしれない。
NEXT:あとがき
「は?」
「名前。君は?」
「あ…ノアだけど」
「ふ~ん」
自分から聞いてきて何なんだこの興味なさげな反応は!?
そう叫びたくなったノアだが、ここはぐっと堪える。
「…で、マリさんが屋上にいた理由って何?」
思わず口調が厳しくなってしまう。
するとマリの目がスッと細められた。
口調ではなく内容に対してだ。
「君はもうちょっと考えた方がいいかな」
「な、何を…?」
「じゃないと君、エヴァから離れられなくなるよ」
離れられなくなる。
何故?
って言うか私がエヴァに乗ってるって気付いてる!?
「何で…そう言えるの?」
「ま、君より長くエヴァに乗ってるからわかるって事」
「ちょっ、何であなたより私の方が短いってわかる…っ!?」
ノアの唇に当てられたマリの人差し指。
これ以上もう喋るなって事か。
そしてマリが先程近付いた時に感じた匂い。
「(新しいL.C.Lか…)悪くないね」
「…マリさんが言いたい事が全くわからないんだけど」
「いずれわかるよ。今言いたいのは詮索しないでほしいってだけ」
するとここでチャイムが鳴る。
「まっずい授業!次は確か、ええっと……と、とにかく行かないと怒られる!」
「あ、約束守ってよねー!」
「あれは約束って言うより半分脅しじゃんか!」
慌ただしく去って行ったノアに続きマリも去る。
「(今度はあの子のエヴァ見ないとにゃ)」
マリの言った事はそう遠くない未来にあるのかもしれない。
NEXT:あとがき