神話の始まり
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「アスカ」
「何よ」
「…ごめんな」
「それ、もう聞き飽きた」
鬱陶 しい。
扉の向こうに消えた背中がそう語っていた。
それもそうだ。
14年前の3号機の事故からライキは己の力不足を悔いていた。
自分にもっと力があればアスカは目を…
「さてと、私もそろそろ行こっかな」
「…だな。時間的にエヴァの中で待ってるしかないか」
「ま、今は眠ってるワンコ君には期待出来ないから、ライキが頑張ってにゃ」
「言われなくとも」
「コネ眼鏡、早く来なさいよ!」
「はいは~い、今行くよ姫ー!」
「姫言うな!!」
出て行った二人に少し遅れてライキもソファから立ち上がった。
「俺も踏ん張んないとな」
じゃないと守れるものも守れなくなってしまう。
出撃から帰った直後、シンジが目覚めたと連絡が入った。
「(アスカの事だから殴りに行ってるだろうな)」
ぶつけようのない憤りをシンジに向けて。
「(マリにも言っとくか)」
携帯を片手にアドレスを開いた。
「マリか?お前のお気に入りのワンコ君が目覚めたってよ」
この瞬間から、チルドレン達の新たな物語が始まろうとしていた。
NEXT:あとがき
「何よ」
「…ごめんな」
「それ、もう聞き飽きた」
扉の向こうに消えた背中がそう語っていた。
それもそうだ。
14年前の3号機の事故からライキは己の力不足を悔いていた。
自分にもっと力があればアスカは目を…
「さてと、私もそろそろ行こっかな」
「…だな。時間的にエヴァの中で待ってるしかないか」
「ま、今は眠ってるワンコ君には期待出来ないから、ライキが頑張ってにゃ」
「言われなくとも」
「コネ眼鏡、早く来なさいよ!」
「はいは~い、今行くよ姫ー!」
「姫言うな!!」
出て行った二人に少し遅れてライキもソファから立ち上がった。
「俺も踏ん張んないとな」
じゃないと守れるものも守れなくなってしまう。
出撃から帰った直後、シンジが目覚めたと連絡が入った。
「(アスカの事だから殴りに行ってるだろうな)」
ぶつけようのない憤りをシンジに向けて。
「(マリにも言っとくか)」
携帯を片手にアドレスを開いた。
「マリか?お前のお気に入りのワンコ君が目覚めたってよ」
この瞬間から、チルドレン達の新たな物語が始まろうとしていた。
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