不思議な少女
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調子が狂う。
どう返事をしていいか考えていると…
「よっと」
顔を近付けてくるマリ。
お互いの鼻の先が当たりそうな辺りで一端動きを止めた。
クンクンと子犬が嗅ぐ仕草をする。
傍から見ればキスしているように見えなくもない。
……いや、何してるんですかこの人。
「何して…」
もの凄い至近距離で下手に動く事も出来ずにされるがまま。
「ん~?」
「な、何……?」
マリが首を傾げると束ねてある髪がはらりとライキに落ちた。
「君、何も匂わないのは何でかな?」
「はい?」
「ホントにエヴァ、乗ってるの?」
いや、もう訳がわからない。
エヴァに乗っていて匂いというと一つだけ思い当った事があり口にする。
「マリさんが言うのはLCLの事?」
「そうそう。もう一人のワン子君からはいい匂いがしたんだけどな~」
犬?
すっと離れたマリは扉へと向かって行く。
「今日はいい日だったよ。君を間近で見る事も出来たし。じゃね、ライキ君」
振り返る事なくマリはライキに背を向けて部屋を出て行った。
「って……あれ?」
あの子、何で名前を知って……
(ま、いっか)
(あの子気にいったにゃ~♪)
NEXT:あとがき
どう返事をしていいか考えていると…
「よっと」
顔を近付けてくるマリ。
お互いの鼻の先が当たりそうな辺りで一端動きを止めた。
クンクンと子犬が嗅ぐ仕草をする。
傍から見ればキスしているように見えなくもない。
……いや、何してるんですかこの人。
「何して…」
もの凄い至近距離で下手に動く事も出来ずにされるがまま。
「ん~?」
「な、何……?」
マリが首を傾げると束ねてある髪がはらりとライキに落ちた。
「君、何も匂わないのは何でかな?」
「はい?」
「ホントにエヴァ、乗ってるの?」
いや、もう訳がわからない。
エヴァに乗っていて匂いというと一つだけ思い当った事があり口にする。
「マリさんが言うのはLCLの事?」
「そうそう。もう一人のワン子君からはいい匂いがしたんだけどな~」
犬?
すっと離れたマリは扉へと向かって行く。
「今日はいい日だったよ。君を間近で見る事も出来たし。じゃね、ライキ君」
振り返る事なくマリはライキに背を向けて部屋を出て行った。
「って……あれ?」
あの子、何で名前を知って……
(ま、いっか)
(あの子気にいったにゃ~♪)
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