嫉妬
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~♪ ~♪
「……」
「いい曲だよな、これ」
テレビを点けて音楽番組を観ているライキ。
お気に入りの歌手のメインステージとあって観ないわけにもいかない。
が、隣にいるアスカはそうでもなかった。
ライキがテレビに釘付けになっている理由。
相手は女性歌手。
しかも巷では飛び抜け人気の、だ。
アスカは前から知っていた。
ライキがこの女性歌手の歌をよく聴いている事に。
「観に行ってる人やっぱ男性が多いなー」
「……」
顔だけ映っていたカメラが引き、全身が映る。
「…スタイルもいいし」
「っ」
ぴくり
肩が少し動いたのが視界の端に見えた。
どうやら無意識に出た言葉がアスカに聞こえてたみたいだ。
「あ、あんた、あたしじゃ物足りないってぇの!?」
「何だいきなり!?妙な言い方するな!」
「うるっさいわね!」
「…どうしたんだよ?」
「……何でもない」
クッションで顔半分隠し、ジト目でライキを見る。
そこで気付いたライキはポンッと手を叩いた。
「…妬いてんのか?」
「ばっ、そんなわけないでしょ!」
と言いつつ顔を逸らすも、隠れきれてない耳が真っ赤になっている。
ちょっとチョッカイを出してみた。
「ふ~ん、そうだもんなー。画面越しだがアスカよりもスタイルいいし?」
「なっ!」
「それと違ってアスカは色気もねぇし」
「…………」
あ、黙り込んでしまった。
少し言い過ぎたか…?
.
「……」
「いい曲だよな、これ」
テレビを点けて音楽番組を観ているライキ。
お気に入りの歌手のメインステージとあって観ないわけにもいかない。
が、隣にいるアスカはそうでもなかった。
ライキがテレビに釘付けになっている理由。
相手は女性歌手。
しかも巷では飛び抜け人気の、だ。
アスカは前から知っていた。
ライキがこの女性歌手の歌をよく聴いている事に。
「観に行ってる人やっぱ男性が多いなー」
「……」
顔だけ映っていたカメラが引き、全身が映る。
「…スタイルもいいし」
「っ」
ぴくり
肩が少し動いたのが視界の端に見えた。
どうやら無意識に出た言葉がアスカに聞こえてたみたいだ。
「あ、あんた、あたしじゃ物足りないってぇの!?」
「何だいきなり!?妙な言い方するな!」
「うるっさいわね!」
「…どうしたんだよ?」
「……何でもない」
クッションで顔半分隠し、ジト目でライキを見る。
そこで気付いたライキはポンッと手を叩いた。
「…妬いてんのか?」
「ばっ、そんなわけないでしょ!」
と言いつつ顔を逸らすも、隠れきれてない耳が真っ赤になっている。
ちょっとチョッカイを出してみた。
「ふ~ん、そうだもんなー。画面越しだがアスカよりもスタイルいいし?」
「なっ!」
「それと違ってアスカは色気もねぇし」
「…………」
あ、黙り込んでしまった。
少し言い過ぎたか…?
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