気まぐれ猫
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この日は雨が降っていた。
学校も終わり帰宅している途中、電柱下のゴミ置き場に置いていたダンボールが動いた気がした。
「このパターン、まさか…」
某オペレーターの台詞になってしまったが、この際気にしない。
中途半端に開けられている蓋から覗くと、そこには案の定。
「やっぱ猫か」
このまま見て見ぬ気も出来ないわけで、ライキはその猫を抱いて連れて帰った。
「だいぶ体冷えてんなお前。泥も洗い落すついでに、俺も風呂入るか」
鍵を開け玄関に入って風呂場に直行。
早くしないと、いくら猫とはいえ風邪を引いてしまう。
そして泥を落としていく時に気付いたが、毛は茶色で目の色は青。
ついでに言うとこの猫はメス。
「…別に飼ってもいいが、とりあえず名前をどうするか」
生憎ネーミングセンスは皆無のライキ。
思いついた女性の名前を言っていく。
「アスカ…は気が強いから却下で。マヤ…猫に潔癖症はどうだ?他にミサト…はちょっとな」
本人達が聞いていたら間違いなく痛い目に遭っているだろう。
「リツコ…もどうだろう。あとは……マリ」
「ニャアー」
「お?」
うまい感じに返事が帰ってきた。
体を洗ってるから嫌がってるかもしれなかったのでもう一度呼んでみる。
「マリ」
「ニャッ」
よりによってあの眼鏡娘か…
何て思ったが口にしないでおく。
「じゃあ今日からお前は『マリ』な」
「ニャアー」
.
学校も終わり帰宅している途中、電柱下のゴミ置き場に置いていたダンボールが動いた気がした。
「このパターン、まさか…」
某オペレーターの台詞になってしまったが、この際気にしない。
中途半端に開けられている蓋から覗くと、そこには案の定。
「やっぱ猫か」
このまま見て見ぬ気も出来ないわけで、ライキはその猫を抱いて連れて帰った。
「だいぶ体冷えてんなお前。泥も洗い落すついでに、俺も風呂入るか」
鍵を開け玄関に入って風呂場に直行。
早くしないと、いくら猫とはいえ風邪を引いてしまう。
そして泥を落としていく時に気付いたが、毛は茶色で目の色は青。
ついでに言うとこの猫はメス。
「…別に飼ってもいいが、とりあえず名前をどうするか」
生憎ネーミングセンスは皆無のライキ。
思いついた女性の名前を言っていく。
「アスカ…は気が強いから却下で。マヤ…猫に潔癖症はどうだ?他にミサト…はちょっとな」
本人達が聞いていたら間違いなく痛い目に遭っているだろう。
「リツコ…もどうだろう。あとは……マリ」
「ニャアー」
「お?」
うまい感じに返事が帰ってきた。
体を洗ってるから嫌がってるかもしれなかったのでもう一度呼んでみる。
「マリ」
「ニャッ」
よりによってあの眼鏡娘か…
何て思ったが口にしないでおく。
「じゃあ今日からお前は『マリ』な」
「ニャアー」
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