俺は俺に出来る事を
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「イッタタタタ…派手にやられちゃったにゃー」
「…今回はまた随分と大きな傷つくってきやがって、馬鹿野郎」
「しょうがないじゃん。ここ潰されるわけにはいかないし」
大きく溜息をついたライキの前には傷だらけのマリ。
本人はへらっとしているがベットから起き上がるのもやっとの筈。
「プラグ、バースト寸前だったって?そりゃ火傷もするけどな」
女の子が火傷負ってどうすんだよ。
一生もんだぞ。
そもそもライキが本部のモニターで使徒との戦いを見ていた理由は簡単。
片腕がないから。
数ヶ月前までは他のチルドレンと同じくエヴァに乗っていたライキ。
だが、使徒がごっそりと喰い千切っていった。
そんな大怪我をしても生きているのが奇跡に近い。
治療とリハビリで数日経ったが、未だにエヴァに乗せてもらえる事もなかった。
所謂、お払い箱ってわけ。
今は情けで置いてもらっているのか、いずれ使い捨ての駒として使われるのかわからないがここにいる。
そんな話が流れている端に、ライキの乗っていたエヴァを改良しているとかないとかも言われている。
もしそれが本当なら、まだライキにも乗れるチャンスがあるのだ。
また一緒に戦える。
マリを守ってやれる。
それまでの辛抱なのだが、目の前の少女がこうも帰って来る度に怪我を負っていると気が気でない。
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「…今回はまた随分と大きな傷つくってきやがって、馬鹿野郎」
「しょうがないじゃん。ここ潰されるわけにはいかないし」
大きく溜息をついたライキの前には傷だらけのマリ。
本人はへらっとしているがベットから起き上がるのもやっとの筈。
「プラグ、バースト寸前だったって?そりゃ火傷もするけどな」
女の子が火傷負ってどうすんだよ。
一生もんだぞ。
そもそもライキが本部のモニターで使徒との戦いを見ていた理由は簡単。
片腕がないから。
数ヶ月前までは他のチルドレンと同じくエヴァに乗っていたライキ。
だが、使徒がごっそりと喰い千切っていった。
そんな大怪我をしても生きているのが奇跡に近い。
治療とリハビリで数日経ったが、未だにエヴァに乗せてもらえる事もなかった。
所謂、お払い箱ってわけ。
今は情けで置いてもらっているのか、いずれ使い捨ての駒として使われるのかわからないがここにいる。
そんな話が流れている端に、ライキの乗っていたエヴァを改良しているとかないとかも言われている。
もしそれが本当なら、まだライキにも乗れるチャンスがあるのだ。
また一緒に戦える。
マリを守ってやれる。
それまでの辛抱なのだが、目の前の少女がこうも帰って来る度に怪我を負っていると気が気でない。
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