それは嵐のように
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暫くしてからおキヌが話を切り出すと令子は乃愛に指差す。
「こいつは私の妹よ」
「あ~、妹さんですか………………って妹さん!?」
おキヌが令子に詰め寄ると寄ってきた分だけ令子は下がる。
乃愛は溜息を吐いて話を続けた。
「こんなお姉ちゃんの助手って大変じゃない?君」
「こんなで悪かったわね」
「そのままそっくり返すよ、お姉ちゃん」
「ーー~~っ!!」
怒りのあまり持っていた書類をグシャリと握りつぶしてしまった。
おキヌが「あー、書類が!書類が!」と言いながら必死に皺 を伸ばしていた。
うん、きっちりした性格してるね。
「それに助手は一応もう一人いるのよ」
「誰それ。何処にいるの?」
「横島クンっていうんだけど、今日はお休み」
「ふ~ん…ま、どうでもいいけど」
「………………」
じゃあ聞くなよ、と誰もが言いたかった。
「それといきなりだけど、私今日からここに住ませてもらうから」
「はぁ!?」
「あと、一応これ」
鞄から取り出した一枚の紙。
おキヌと令子がそれを見る。
そこには…
「ゴーストスイーパー試験合格及びその資格」
「あんたいつの間に取ったのよコレ!!」
「お姉ちゃんだって人の事言えないでしょ!実力はあるんだから、ここで力使わないと勿体ないでしょ」
自分で事務所を開こうと思えばいつでも出来た。
でも姉は無断で家を出るわ資格取ってるわで、ここはひと思いに驚かせてやろう。
そう思った乃愛の行動は早かった。
「あ、頭が痛いわ…」
「てなわけで、よろしく」
「よろしくお願いします」
後日、横島がやって来て乃愛に手を出そうとした所で姉妹揃ってボコボコにしたのは言うまでもない。
(私が男に襲われるとでも?冗談じゃない)
(乃愛、意外とやるわね)
(でしょ)
(こ、この姉妹は怖ぇぇ…)
END
「こいつは私の妹よ」
「あ~、妹さんですか………………って妹さん!?」
おキヌが令子に詰め寄ると寄ってきた分だけ令子は下がる。
乃愛は溜息を吐いて話を続けた。
「こんなお姉ちゃんの助手って大変じゃない?君」
「こんなで悪かったわね」
「そのままそっくり返すよ、お姉ちゃん」
「ーー~~っ!!」
怒りのあまり持っていた書類をグシャリと握りつぶしてしまった。
おキヌが「あー、書類が!書類が!」と言いながら必死に
うん、きっちりした性格してるね。
「それに助手は一応もう一人いるのよ」
「誰それ。何処にいるの?」
「横島クンっていうんだけど、今日はお休み」
「ふ~ん…ま、どうでもいいけど」
「………………」
じゃあ聞くなよ、と誰もが言いたかった。
「それといきなりだけど、私今日からここに住ませてもらうから」
「はぁ!?」
「あと、一応これ」
鞄から取り出した一枚の紙。
おキヌと令子がそれを見る。
そこには…
「ゴーストスイーパー試験合格及びその資格」
「あんたいつの間に取ったのよコレ!!」
「お姉ちゃんだって人の事言えないでしょ!実力はあるんだから、ここで力使わないと勿体ないでしょ」
自分で事務所を開こうと思えばいつでも出来た。
でも姉は無断で家を出るわ資格取ってるわで、ここはひと思いに驚かせてやろう。
そう思った乃愛の行動は早かった。
「あ、頭が痛いわ…」
「てなわけで、よろしく」
「よろしくお願いします」
後日、横島がやって来て乃愛に手を出そうとした所で姉妹揃ってボコボコにしたのは言うまでもない。
(私が男に襲われるとでも?冗談じゃない)
(乃愛、意外とやるわね)
(でしょ)
(こ、この姉妹は怖ぇぇ…)
END
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