さり気ない日常
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質問を質問で返すなと言う前に、もうどうでもよくなってきた。
ライキは髪をガシガシと掻く。
「まだ調べるつもり?」
「…いくら調べても見つからないのはわかってんだがな、何かしねぇと落ち着かないんだよ」
組織を追いかけるうちに自然とパソコンに向かっている時間が増えた。
「たまには休みなさいよ」
「人の事言えねぇだろ」
「現に休んでたじゃない」
「もう過去の話」
「…で?」
「何?」
「いつまでそこに座ってんだよ」
「……」
あれから数分経った。
だが灰原は部屋に戻るどころかライキから少し離れたソファに座って、何もする事なくジッと後ろからライキを見ていた。
「…まさか寝れないのか?」
「どうだっていいでしょ」
「俺はもう寝るぞ」
パソコンの電源を切って自室へと向かう。
「ホントに寝れないんだったら一緒に寝るか?」
「馬鹿言わないで」
そんなこんなで、今日も一日が終わっていく。
NEXT:あとがき
ライキは髪をガシガシと掻く。
「まだ調べるつもり?」
「…いくら調べても見つからないのはわかってんだがな、何かしねぇと落ち着かないんだよ」
組織を追いかけるうちに自然とパソコンに向かっている時間が増えた。
「たまには休みなさいよ」
「人の事言えねぇだろ」
「現に休んでたじゃない」
「もう過去の話」
「…で?」
「何?」
「いつまでそこに座ってんだよ」
「……」
あれから数分経った。
だが灰原は部屋に戻るどころかライキから少し離れたソファに座って、何もする事なくジッと後ろからライキを見ていた。
「…まさか寝れないのか?」
「どうだっていいでしょ」
「俺はもう寝るぞ」
パソコンの電源を切って自室へと向かう。
「ホントに寝れないんだったら一緒に寝るか?」
「馬鹿言わないで」
そんなこんなで、今日も一日が終わっていく。
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