背中
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あの後、青髪の人はフェイトで金髪の人はクリフだと紹介してくれた。
事情を聞くとタイネーブとファリンはネル達の囮として身代わりになって捕まったらしい。
一時期フェイトはネルに何故助けなかったのかと詰め寄った事もあった。
だが今日はもう遅い。
詳しい話、今後の予定などは明日に回す事にしてアリアスで一泊する事にした。
その日の夜、ネルは一人で捕まった二人を助けようと建物から出て来た。
そして村の入り口に差し掛かった時、門に凭 れて立っている人影が一つ。
何の迷いもなく、その影はネルを見ると近付いて行く。
「……まさかあんたが今の時間起きてるとは思わなかったよ」
内心ネルはその人物を甘く見くびっていたのかもしれないと思っていた。
「ま、いつもの俺なら寝てるもんな。でも、これは状況が状況だし」
「………ライキ」
「何言っても、俺は行くからな!」
ついて来る気なのか、と問うまでもなかった。
ライキの性格は一部からお節介と言われているらしい。
そこが彼らしいといえば彼らしいのだが。
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事情を聞くとタイネーブとファリンはネル達の囮として身代わりになって捕まったらしい。
一時期フェイトはネルに何故助けなかったのかと詰め寄った事もあった。
だが今日はもう遅い。
詳しい話、今後の予定などは明日に回す事にしてアリアスで一泊する事にした。
その日の夜、ネルは一人で捕まった二人を助けようと建物から出て来た。
そして村の入り口に差し掛かった時、門に
何の迷いもなく、その影はネルを見ると近付いて行く。
「……まさかあんたが今の時間起きてるとは思わなかったよ」
内心ネルはその人物を甘く見くびっていたのかもしれないと思っていた。
「ま、いつもの俺なら寝てるもんな。でも、これは状況が状況だし」
「………ライキ」
「何言っても、俺は行くからな!」
ついて来る気なのか、と問うまでもなかった。
ライキの性格は一部からお節介と言われているらしい。
そこが彼らしいといえば彼らしいのだが。
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