見えない絆
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分史世界のウプサーラ湖から帰って来てからミラの様子がおかしかった。
そんな時にあったのが、アルクノアによる旅客船ペリューンの占拠。
共に行くと言っておきながら、どうも腑に落ちないミラ。
辿り着いた場所で見たものは何故かリドウの姿。
マクスウェルの召喚がどうとか言った瞬間、ジュードとアルヴィンとノアが束縛術の様なもので身動きがとれなくなってしまった。
ルドガーは床に開いた穴に落ちそうなミラの手を掴んでる中、エルがリドウに蹴飛ばされる。
「エルっ!!」
抜けだそうにも術が強力過ぎた。
「離して!このままじゃエルが…!」
「ミラ!?」
手放すよう促すミラ。
「しっかりしろ!エルにスープ作るんだろう!!」
「そうだよミラ…!私、まだ教えてもらってないよ…だから…!」
一瞬、ミラと目が合った気がした。
赤い目が歪んで見える。
ごめんなさい。
術の所為で聞こえなかったそれは、口の動きでわかった。
…わかってしまった。
もう、会えない事に…
ルドガーに何かを伝えた後、掴まれてた手を振り払い闇に落ちていった。
その直後、闇の中からまるで逆流する勢いで何かが飛び出して来た。
束縛されてた術も解けて再度確認する。
服装や雰囲気が違えど、ミラがそこにいた。
「…ノア、と言ったか」
「は、はい…」
マクスウェルの威厳、というものだろうか。
言葉を改めてしまう。
「君の思うミラと違うミラだが、共に戦ってくれるか?」
「……はい」
色々と思う事もあったが、今は目の前の事に専念する為に武器を手に取った。
END
そんな時にあったのが、アルクノアによる旅客船ペリューンの占拠。
共に行くと言っておきながら、どうも腑に落ちないミラ。
辿り着いた場所で見たものは何故かリドウの姿。
マクスウェルの召喚がどうとか言った瞬間、ジュードとアルヴィンとノアが束縛術の様なもので身動きがとれなくなってしまった。
ルドガーは床に開いた穴に落ちそうなミラの手を掴んでる中、エルがリドウに蹴飛ばされる。
「エルっ!!」
抜けだそうにも術が強力過ぎた。
「離して!このままじゃエルが…!」
「ミラ!?」
手放すよう促すミラ。
「しっかりしろ!エルにスープ作るんだろう!!」
「そうだよミラ…!私、まだ教えてもらってないよ…だから…!」
一瞬、ミラと目が合った気がした。
赤い目が歪んで見える。
ごめんなさい。
術の所為で聞こえなかったそれは、口の動きでわかった。
…わかってしまった。
もう、会えない事に…
ルドガーに何かを伝えた後、掴まれてた手を振り払い闇に落ちていった。
その直後、闇の中からまるで逆流する勢いで何かが飛び出して来た。
束縛されてた術も解けて再度確認する。
服装や雰囲気が違えど、ミラがそこにいた。
「…ノア、と言ったか」
「は、はい…」
マクスウェルの威厳、というものだろうか。
言葉を改めてしまう。
「君の思うミラと違うミラだが、共に戦ってくれるか?」
「……はい」
色々と思う事もあったが、今は目の前の事に専念する為に武器を手に取った。
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