花
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「似合う?この花、キュキュと一緒?全然違う」
「ああ、そうか。花言葉だよ。俺の住んでる地方には、花には意味が込められてるんだ」
「おお、その花の意味がキュキュと同じか!今のはキュキュが悪い。ごめん」
「いいよ。ちなみに種類はシランって言うんだ」
やっと理解したキュキュは花を受け取った。
「意味何か?」
「言えないよ」
「あぅ…それだとキュキュ、納得いかない」
「また今度な。今はまだ秘密」
「んっと…わかた。ライキ、ありがと!」
抱きついて来たキュキュを受け止める。
彼女のスキンシップは確かに行き過ぎた所もある。
が、その好意を無下にも出来ないわけで。
「……俺、キュキュが好きだよ」
「?キュキュも、ライキ好き!」
けどライキの本当の意味は伝わっていないのだろう。
現にほら…
「あとルカもイリアもアンジュも、変な帽子も…」
「わかった。わかったから…」
「でもコンウェイ嫌い」
「そ、そうか」
最後、何の躊躇いもなく言い切ったキュキュ。
コンウェイと喧嘩でもしたのか?
……今度聞いてみよう。
「そろそろ宿に戻ろう。皆いるかもしれない」
「はい!」
いつまでもキュキュは変わらずにいてほしい。
そしていつか別れが来ても…
その花言葉の様に…
NEXT:あとがき
「ああ、そうか。花言葉だよ。俺の住んでる地方には、花には意味が込められてるんだ」
「おお、その花の意味がキュキュと同じか!今のはキュキュが悪い。ごめん」
「いいよ。ちなみに種類はシランって言うんだ」
やっと理解したキュキュは花を受け取った。
「意味何か?」
「言えないよ」
「あぅ…それだとキュキュ、納得いかない」
「また今度な。今はまだ秘密」
「んっと…わかた。ライキ、ありがと!」
抱きついて来たキュキュを受け止める。
彼女のスキンシップは確かに行き過ぎた所もある。
が、その好意を無下にも出来ないわけで。
「……俺、キュキュが好きだよ」
「?キュキュも、ライキ好き!」
けどライキの本当の意味は伝わっていないのだろう。
現にほら…
「あとルカもイリアもアンジュも、変な帽子も…」
「わかった。わかったから…」
「でもコンウェイ嫌い」
「そ、そうか」
最後、何の躊躇いもなく言い切ったキュキュ。
コンウェイと喧嘩でもしたのか?
……今度聞いてみよう。
「そろそろ宿に戻ろう。皆いるかもしれない」
「はい!」
いつまでもキュキュは変わらずにいてほしい。
そしていつか別れが来ても…
その花言葉の様に…
NEXT:あとがき