俺の居場所
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アグリアがプレザと共にニ・アケリア霊山に向かった。
ガイアスの命令でジュード達の足止めをする為に。
ライキも共に行こうとしたが、別の任務で行けなかった。
早く任務を終わらせたライキは霊山へと急ぐ。
少し前にマクスウェルの動向を探る時に使ったルートを通って行く。
辿り着いた頂上では戦い終わった後なのだろう。
随分と静かだった。
そんな中、ライキは目的の人物が地面に膝をつけているのを見つけた。
「ナディア…!」
「え?」
「あの人、確か補佐の…」
頂上への道から見て背中を向けていたジュード達が振り返った。
ここにいる筈のない人物がいれば普通驚くだろう。
「なっ…てめぇ、こんなとこに何しに来…」
途端に崩れ始めた地面。
それもアグリアとプレザのいる所だけ。
「ナディア!!」
この距離では間に合わないのは確実だった。
だが、一番アグリアに近かったレイアが彼女の腕をギリギリ掴んでいた。
その上からライキも腕を掴む。
体の半分近くが崖の外にはみ出しているからか、思っているよりも力が出ない。
プレザは……もういなかった。
「絶対に…助ける!」
レイアのその言葉を聞いて一瞬目を見開いたアグリア。
「ナディア!!手を!!」
掴んでいないもう片方の腕を伸ばせるだけ伸ばし、手を取るよう伝える。
しかしアグリアは掴む気配はない。
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ガイアスの命令でジュード達の足止めをする為に。
ライキも共に行こうとしたが、別の任務で行けなかった。
早く任務を終わらせたライキは霊山へと急ぐ。
少し前にマクスウェルの動向を探る時に使ったルートを通って行く。
辿り着いた頂上では戦い終わった後なのだろう。
随分と静かだった。
そんな中、ライキは目的の人物が地面に膝をつけているのを見つけた。
「ナディア…!」
「え?」
「あの人、確か補佐の…」
頂上への道から見て背中を向けていたジュード達が振り返った。
ここにいる筈のない人物がいれば普通驚くだろう。
「なっ…てめぇ、こんなとこに何しに来…」
途端に崩れ始めた地面。
それもアグリアとプレザのいる所だけ。
「ナディア!!」
この距離では間に合わないのは確実だった。
だが、一番アグリアに近かったレイアが彼女の腕をギリギリ掴んでいた。
その上からライキも腕を掴む。
体の半分近くが崖の外にはみ出しているからか、思っているよりも力が出ない。
プレザは……もういなかった。
「絶対に…助ける!」
レイアのその言葉を聞いて一瞬目を見開いたアグリア。
「ナディア!!手を!!」
掴んでいないもう片方の腕を伸ばせるだけ伸ばし、手を取るよう伝える。
しかしアグリアは掴む気配はない。
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