伝えたい想い
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レイアから離れたライキは数歩来た道を戻った。
立ち止まって振り返ったライキは薄暗い道を照らす街灯には似つかわしくなかった。
それと同時にカッコよくも見えた。
「宿屋の手伝い、引き受けるよレイア」
「いいの!?」
「ああ、それと帰ってから言う事あるから」
「…え?」
「それまで待っててくれるか?」
「……もちろん!」
嬉しい気持ちを抑えきれず、レイアは駆け寄りライキの腕にしがみついた。
「今日はもう寝よう。明日に支障をきたす」
「そうだね……ね、ライキ」
「何だ?」
「ありがと!」
「………ああ」
その願いが叶うまでもう少し。
(おじさん、おばさん。レイアを必ず幸せにしてみせます)
(ちょっ、そんないきなり!?)
(ついに一人娘が嫁に行く事に…)
(言ったからには最後まで責任を取る事。そうでないと…わかってますね?)
(は、はい;)
(お母さん…;)
END
立ち止まって振り返ったライキは薄暗い道を照らす街灯には似つかわしくなかった。
それと同時にカッコよくも見えた。
「宿屋の手伝い、引き受けるよレイア」
「いいの!?」
「ああ、それと帰ってから言う事あるから」
「…え?」
「それまで待っててくれるか?」
「……もちろん!」
嬉しい気持ちを抑えきれず、レイアは駆け寄りライキの腕にしがみついた。
「今日はもう寝よう。明日に支障をきたす」
「そうだね……ね、ライキ」
「何だ?」
「ありがと!」
「………ああ」
その願いが叶うまでもう少し。
(おじさん、おばさん。レイアを必ず幸せにしてみせます)
(ちょっ、そんないきなり!?)
(ついに一人娘が嫁に行く事に…)
(言ったからには最後まで責任を取る事。そうでないと…わかってますね?)
(は、はい;)
(お母さん…;)
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