守りたいもの
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だが、リトルクイーンがフォドラの核と融合したものの結果は破れた。
リトルクイーンはプロトス1 …ソフィにフォドラの思いを世界に伝えてほしいと願い、光の欠片となった。
(ライキ…ごめんなさい…)
一緒にいられないからか、核を守れなかったからなのか。
姿の見えない彼女の声が聞こえた気がした。
「君もエフィネアに行こうよ」
側にいたライキにソフィは言った。
「俺は……行けない」
「どうして?」
「…約束、だから。リトルクイーンとの……長い長い約束」
「約束…」
「ああ。それにこの約束は破れる事はない」
「?」
俺は君と同じヒューマノイドだから。
永遠に生き続ける。
体も、この思いも。
ソフィ達の背が小さくなっていくのを見届ける。
一人になったライキは光を失った核の前に立つ。
今はもう守る価値のない核かもしれない。
けど、約束だけは守りたかった。
「さよなら……リトルクイーン……」
二度とここに戻って来る事のない彼女に小さく別れを告げた。
END
リトルクイーンはプロトス
(ライキ…ごめんなさい…)
一緒にいられないからか、核を守れなかったからなのか。
姿の見えない彼女の声が聞こえた気がした。
「君もエフィネアに行こうよ」
側にいたライキにソフィは言った。
「俺は……行けない」
「どうして?」
「…約束、だから。リトルクイーンとの……長い長い約束」
「約束…」
「ああ。それにこの約束は破れる事はない」
「?」
俺は君と同じヒューマノイドだから。
永遠に生き続ける。
体も、この思いも。
ソフィ達の背が小さくなっていくのを見届ける。
一人になったライキは光を失った核の前に立つ。
今はもう守る価値のない核かもしれない。
けど、約束だけは守りたかった。
「さよなら……リトルクイーン……」
二度とここに戻って来る事のない彼女に小さく別れを告げた。
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