入る?入らせる?
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
俺は視界に入ったあるものにニヤリとし、それに後ろ指を差す。
「沸いてんじゃねぇか?あれの中」
「あ、あれはちょっと…」
俺の指差したものは巨大なヤカンの形をしたもの。
確かにあの中にはお湯がある。
人が入れない程の熱湯が。
「沸いてるぞ」
「流石にあれに入ると大火傷だよ!」
「それかフーリエさんに言いつけるぞ」
「あ~…お姉ちゃんにはちょっと…」
さすがのパスカルも姉には頭が上がらない。
と言うより、大好きな姉に逆らいたくないのだろう。
「だったら」
パイプの修理を終え、次の作業に取り掛かる。
「さっさと終わらせて風呂入りに行くぞ。俺いい場所知ってるからよ」
初めから沸いている場所なら文句はないだろ、と付け足して。
「お~!それならいいかもね!」
それから研究が終わったのは更に数日後だったのは言うまでもない。
(…俺まで臭ってきたじゃねぇか)
(ライキ~、一緒にお風呂入ろっか!)
(馬鹿言ってんじゃねぇ!)
(むー…ライキってばケチだね~)
(…………)
END
「沸いてんじゃねぇか?あれの中」
「あ、あれはちょっと…」
俺の指差したものは巨大なヤカンの形をしたもの。
確かにあの中にはお湯がある。
人が入れない程の熱湯が。
「沸いてるぞ」
「流石にあれに入ると大火傷だよ!」
「それかフーリエさんに言いつけるぞ」
「あ~…お姉ちゃんにはちょっと…」
さすがのパスカルも姉には頭が上がらない。
と言うより、大好きな姉に逆らいたくないのだろう。
「だったら」
パイプの修理を終え、次の作業に取り掛かる。
「さっさと終わらせて風呂入りに行くぞ。俺いい場所知ってるからよ」
初めから沸いている場所なら文句はないだろ、と付け足して。
「お~!それならいいかもね!」
それから研究が終わったのは更に数日後だったのは言うまでもない。
(…俺まで臭ってきたじゃねぇか)
(ライキ~、一緒にお風呂入ろっか!)
(馬鹿言ってんじゃねぇ!)
(むー…ライキってばケチだね~)
(…………)
END
2/2ページ